次元の射撃手(ガンマン)
パンパン
「ぬぁっ」
「グォ!」
パン
「ア?…」
仲間が次々倒れていく。
恐らく黒い板の様な魔道具の能力だろう。
さっき喰らったが大した威力は無かった。
あんなの余程当たり所が悪くなきゃ屁でもない。
が、
先程から仲間が次々倒れていく。
馬鹿ばかりだが間抜けは居ない。
そんな奴等をさっきから一撃で葬っている奴。
妙な服を纏ったアイツ。
アイツは確実に殺らないといけない。
「オラオラオラオラ!」
ムサいおっさんの鼻の下や股間目掛けて確実に一発を叩き込む。
こちらは一人、向こうは大勢。
こちらは射撃武器、向こうは近接武器。
ならば距離のある、こちらに理のあるうちに、敵の数を確実に減らし、倒しきるしかない。
残念ながらこちらに武術の心得は無い。近寄らせたら仕舞。
しかも、弾丸一発を撃つたびに精神的に疲れていく気がする。
さっき見た消費MPと残弾数80発の信憑性が増す。
つまり、無駄撃ちせず、確実に仕留めないといけない。
難易度は高い。
「なんてな!舐めるな!スマホ無いからFG●とかポケG●とかパズド●の代わりにFPSやりこんでるんだよ!」
まぁシューティングが普通に好きって事もあるがね!
「名古屋撃ちは出来ないが、次元撃ち位はやってやろう。早撃ち0.3秒の絶技に酔いしれなぁ!」
パンパンパン
確実に仕留めていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます