第十五章 慶賀応芽

前章のあらすじ

おうの回想。


中学生になった応芽は、魔法使いとして本格的に活動することになった。

妹のくもしろしましようと四人のチームで。


劣等感を抱きながらも、このチームのためならばと頑張る決意をする応芽。


悲劇は突然起こる。

ある女の子をヴァイスタから救うことが出来なかった責任感から、白田雉香が絶望し、ヴァイスタになってしまったのだ。


魔法使いがヴァイスタになるという噂を、身をもって目撃することになった彼女たち。


元仲間であったヴァイスタを倒すことが出来ない応芽に代わって、妹の雲音が倒し昇天させる。


だが、親友を自らの手で消滅させたことに雲音が絶望、ヴァイスタ化が始まる。


応芽が半ば無意識的に魂砕きの刃で雲音のヴァイスタ化を阻止する。

だがそれは、一人の抜け殻を作るだけのことだった。


応芽はリヒト所長であるだれとくゆうから、関東への特使派遣を要請される。

リヒト所長の野望が、超ヴァイスタを作り出して本当の「新しい世界ヌーベルヴァーグ」へ行くことと知り、要請を受けることにする。

神の力を得て、自分が魂を砕いてしまった妹を蘇らせるために。

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