第16話クラスメイト(タイプD)の場合②
藍川家にて、
「で、藍川の部屋に来たのは良いものの俺は一体何をすれば良いんだ?」
本来断っても何も変わらない状況だったのかもしれないが、何故か俺の本能が全力で拒絶反応を見せた。
嫌な予感がする…!で済めば良いのだかなー
「取り敢えずこの服とこの服を着てもらって…。言った通りにポーズとってくれる?」
彼女は学校ではあまりはしゃぐ子では無く、比較的に言うとおとなしい位置に属している。
特徴は色が抜けたような鼠色の髪、ツンとした目にいつもクマをつけており、何かにつけてヤンキーだと思われがちなんだとか。
「てか、こんな男物の服よく買おうと思うな。これで着たらもう終わりなんだろ?」
そして、彼女は漫画を描くためだけに俺に着させるための服を見繕っているらしい。
まぁ、それが物語に忠実に出ているのだから止めるのも気が引けるというもの。
「それじゃあ……」
ここで皆に質問なのだが…
「Sっ気のある子が興奮するような扇情的なポーズで四つん這いになって!」
異性にエッチな要求されると萎縮しません?
「なぁ、もうちょっとオブラートに包んで言えないの?今絶対自分が何を言ったか分かってないよ!」
「うるさいうるさい!あんたに拒否権はない!早く跪いて尻向けろ!」
「ねぇ!これ意味あるかな?多分ないよね?」
「ある!私のモチベが上がる!」
なんて横暴な…
しかしこのままでは話が進まないので渋々四つん這いのポーズをする
「んー、もうちっと腰を下ろして頬が地面に着くまで。そのあと脚の幅を開いてからつま先ちょっと立てて、うん!良いよ良いよそのまま待機ね!」
「なる早で頼むぞー、この体勢少しキツイから」
地面に頬をつけているせいでろくに辺りを見渡す事が出来ない。
「さっきからゴソゴソ一体何をやってるんだ?」
「準備だよ、準備。すぐに終わるから待ってな」
何やら機材でも使っているのかカチャカチャゴソゴソなどの音が聞こえてくる。
「んし!オッケー。じゃあ、手始めに手を縛るからそのままの状態で手を後ろに回して」
「拒否権ってのは…」
「別にあるけど、その場合はこの大人の玩具的な物を君の穴にぶち込むよ?」
「縛ってください、お願いします」
君たち勘違いしないでくれ、俺は変態なんかじゃない、断じてない。
「よし、そしたらこの目隠しと猿轡的な物をつけてね!カ・オ・ル・君♡」
「もう好きにして…」
こうして、手を縛られ、目隠しと猿轡をつけたどこからどう見ても変態な野郎が完成ー。
「ひゃあほれはほうしひゃらひひほ?訳(じゃあ俺はどうしたら良いの?)」
「はー良いよ!すっごく良い!そんなの見せられたら私のアレもビンビンだよ!」
「はのー、ひゃひかあひゃっへふんへふへほ!訳(あのー、何か当たってるんですけど!)」
お尻の方に違和感を感じて逃げ出そうにも足が器用に固定されてビクともしない
「ふふふふふ!そんなの言わなくても分かってるんでしょ?分かってるわよね!」
藍川は俺のズボンをおもむろにずり下ろすと、
「当ててんのよ!さぁ!レッツパーリーナイツ!」
「ふはひりほのー!!!訳(裏切り者ー!!!)」
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