第5話クラスメイト(タイプA)の場合③
目がさめる、
すると見慣れない天井が俺を見つめていた。
あれ、俺何してたっけ?
俺はさっきまで何をしていたかを思い出す…
「あぁあああ!!」
全て思い出した、俺は何者かに襲われて気を失っていたんだった。
と言うことは俺は知らない所に連れてこられたということだな。
「カオル君おはようございます」
とっさに声がしたので、驚いて飛び跳ねてしまいそうになる。
そして気づいた、自分が鎖で拘束されている事を。
「ごめんなさいね、私もこんな乱暴な事はしたく無かったのですが、カオル君が悪いんですから仕方ないですよね?」
どういう事だ、訳がわからない。
俺が一体何をしたって言うんだ。
「待ってくれ、俺は有島さんと何一つ接点がないじゃないか」
まずは誤解を解こう、きっと話せばわかってくれる筈だ。
しかし話はそう上手くはいかなかった。
有島が言うには一年生の頃、転校してばっかりで場に馴染めなかった自分に優しく声を掛けてくれた人がいたと言う、それが俺だと言うのだ。
「いや、10年前の事なんて覚えてないし、同じ学校だったのは驚きだけど、多分人違いじゃないか?そもそもそんな証拠なんて…」
「証拠ならありますよ?」
有島は微笑ましそうにしながら制服のポケットから小瓶を取り出した。
「これはカオル君の髪の毛です。私はカオル君に会うために、今まであってきた方々の髪の毛を採取していたのです。そして、それをこの髪の毛のDNAと合うかを繰り返し、繰り返し、やっと貴女までたどり着いたんですよ?」
ゾッとした。体の奥から震えが止まらなくなっていた。
もはや狂気の沙汰である。
「何で、どうしてそこまで俺の事を探していたんだ?」
「そんなの理由は一つに決まってるじゃないですか」
有島は胸に手を当て、うっすらと笑い、
「貴女が好きだからです」
そう言って彼女は俺が横になっている隣まで近づいてくる。
「自分が愛しているから。
他の誰にも渡したくないから。
自分だけの物にしたいから」
それは愛しい物の為に、有島はそう言った。
「だから聞かせてください。貴女は私の物になってくれませんか?」
考える時間など要らなかった。
「ごめんな、でも俺は有島さんの物にはなれない」
「…理由を聞いてもいいですか?」
有島はとても悲しそうに聞いてきた。
「俺、好きな人がいるんだ。その人に好かれたいんだ。だから、君の事を好きにも、物にもならないんだ」
俺はありのままを伝えた。
「誰か…、なんて教えてはくれませんよね。
あー嫉妬してしまいますね。殺したいほど」
今さりげなくヤバイ単語が聞こえたけど空耳だよな。
でも、説得はうまく行ったみたいだ。
「じゃあ、ここから出してくれないか?この体勢も窮屈なんだ」
有島はにっこりと笑うと…
「い・や・で・す♡」
えっ!?なんで!
「そんな事で許すくらいならこんな所に拘束してないですよ」
ぐぐぐ…確かにそうだな。
「俺をどうするつもりなんだ?」
「そんなの調教に決まってるじゃないですか、調教。今から貴女の日常、食生活、性管理まで私がやってあげます」
せっ!?性管理!?
「言うだけでは分からないでしょうから。
デモンストレーションです」
そう言うと有島は俺のズボンのチャックをいじり始めた。
そして、俺のを取り出すと、じっと観察して、
「カオル君のって結構大きいのですね!
しゃぶりがいがあります」
そしてかぶりついてきた。
くっ!ぬるぬるであったかくて、なんかこう、ヤバイ!気持ちよすぎる!
「有島さん!?落ち着いて!?」
「カオル君○○○♪カオル君○○○♪カオル君○○○♪カオル君○○○♪」
ダメだ聞いちゃいねー
と言うかヤバイでる!
ドピュ!ドビュププ!
「ふふふ、○○○ミルクご馳走様です♪」
あはは、これは大変なことになった…
それから俺の監禁生活が始まった。
1日目
「有島さん考え直して!くっ、こんなの間違ってる!」
「にゃに言っへるのでふか?ストレスなくいてもらうには三代欲求を満たしてもらわないと」
「そんなー!」
ドピュ!ドピュピュ!
5日目
「もう、やめて…そんなにがっつかれても出ないよ…」
「大丈夫です!耳舐め、ディープキス、前立腺攻め、センズリ、玉舐め、性欲を高める方法はまだまだあります」
あ、あぁあ…
ドプドプ…プピ!
7日目
「ほら、私のパンティー、好きなだけ味わって下さいね?」
ぐっ…、息、が…。
ドピュドピュ!
15日目
「あはは!騎乗位って楽しいですね!子宮がキュンキュンしちゃいます」
…………………………。
ドピュドピュ!ドププ!
…30日目
「カオル君、出して♡」
ドピュ!
「あはは、私だけのカオル君の出来上がり♪」
もう何が何だか分からない…
「こんなに出したんだから妊娠してるかも、楽しみ!」
どうしたらいいかもわからない…
でも…
いやでは無いかな……
ははは………
END
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