第8話過激派○○原理主義
前世では、風呂好きのおっさん、おじいちゃんと心行くまで風呂をきょゆうし
その縁で仲良くなり皆で、一緒に旅行してはやれ「内風呂」だの「露天風呂」だの
上と下の階にふろがあるから先にどっちから行こうなど、できたものだ
でもーーできない
「いいな、、、みんな、いいなぁきっと今頃みんなで風呂につかりながらお話をしているに違いない
風呂の場で、交わされるお風呂の話ほど心の栄養はないのに、、、きっと今頃
どこの銭湯の湯がよかっただの、、、お肌がつるつるになっただの、薬効はどうだだの言ってるに違いないんだ――どうして私はできないんだ
、、、こんなんじゃあせっかくの特上のふろも楽しめないじゃない」
頭を抱える
「日本人に生まれたのなら、風呂を楽しみたいのがって、いうか、、ていうか
日本とイタリアはそういう文化なんだよ、、、くっそそおおおお」
はっときづく
「す、すいません―せっかくのお風呂で渡し口を言ってしまい申し訳ありません」
ずずいとーー火を噴いている人に顔を近づけ謝る
「い、いえ、仕事ですからっていうか、お嬢様って偉いですよね名にか全然偉ぶることないし」
頭をかく――言えない、実は元おっさん《37歳独身》なんて言えない
「私、そんなお嬢様のことが好きですよ」
「なら、お友達になってくれる、仕事の時は無理だけど大人がいなくてそうじゃないとき《仕事じゃない》ときは、私のこと、えつりって呼んで」
「戸惑う相手
「そんなお嬢様」「いいでしょ」にこり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます