第3案 サンプル小説

 こちら、ラーメンのサンプル小説について書きます。

 ラーメン禁止法という高田丑歩さんが提供してくださったアイデア自体に力がありますね。一気にイメージが広がります。若干、広がり過ぎた感がなきにしもあらずですけれど。

 まともにプロット通りに書いていたら、自主企画第3弾開始に間に合わなくなります。それに、すでに @shibachu さんがプロットに忠実な小説を書きはじめてくださってますから。わたくしは変化球でゆくことにしました。

 拉麺戦争/@shibachu

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890096437


 メインキャラをはずして、アベ首相と蕎麦屋の筧と流しのラーメン屋の真楼で書きました。ズルっ子です。

 真楼は主人公の位置づけです。ハードボイルドな感じにしたつもり。ほかのふたりはアホで、コメディタッチにしました。

 全10話、11000文字くらい。1話当たり1000文字から1500文字くらいにしたかったのですけれど、すこしデコボコしてしまいました。8話が長すぎますね。仕方ありません。

 話が大きいから、社会というのか、デッカイものを扱わないといけなくて、なかなか言葉を絞り出すのがむづかしかった。こんな風に社会派? な小説は書いたことがなかったんじゃないかな。きっと自分で考えたら書こうと思わなかったでしょう。OPPの効能です。

 ラーメン禁止法という面白いアイデアを活かせているとよいのですけれど。とりあえず、九乃バージョンということで、「ラーメンを中心にして」をお読みくだされ。プロットを確認しながら読むと味わい深いかもしれません。

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