第四章:破滅の王

第七十四話:侵蝕

 聖王国クオリアから半ば強引に離脱し、聖女たちによって建国された新たなる神の国。

 レネア神光国ではかつての静謐さがまるで嘘だったかのように活気に溢れ、宗教国家としてはいささか品性に欠けると眉を顰めてしまうほどの喧騒に包まれていた。


 生まれ変わったと言ってしまえば簡単ではある。

 だが以前の南方州しか知らぬ者からしたら青天の霹靂と言ったところだろう。

 特徴的な聖騎士剣と白の装飾が美しい鎧に身を包むその男も、久方ぶりに訪れた故郷の変わりように驚いたようすで眼を見開いていた。


「おやぁっ! こりゃあ珍しいお方もいらっしゃったもんだ!」


 背後からかけられた気さくな声に、男は振り返る。

 国が変わったとは言え、あいも変わらず聖騎士は人々より崇敬の念を受けるある種の権威職だ。

 だがその型破りな性格から誰とでも対等にあろうとする男はその辺りの作法に無頓着であり、故に交友関係が広い。

 政治的に敵対する口さがない者などは聖職者ではなくチンピラ崩れと呼んで憚らないが、一部の民からの支持は高いものがあった。

 だからこそこのように声をかけてくるものが現れるのが当然で、振り返った先にいた相手も男がよく知る人物だった。


「ん? ああ……薬売りのおばちゃんか。久しぶりじゃねぇか」


 男が個人的に利用している薬屋の店主であり、小さい頃からの知り合いである壮年の女性はまるで久方ぶりに実家に返ってきた息子の相手をするかのように嬉しそうに男の腰をバシンと一叩きする。

 そのいささか乱暴な応対に男もやれやれと言った様子で、だが心底嫌っているわけでは無いらしく街の往来ではあるが久方ぶりの再会を互いに祝いあう。


「随分長いこと顔を見せなかったが、どうしていたんだい? まさかまた仕事サボっていたんじゃないだろうねぇ?」


「うっせぇ! もうガキじゃねぇんだからそういうのやめろって。というかこの街の変わりようはどういうことだ? 辛気臭い奴らの気配が無いし、まるで別の国になったみたいだぜ」


 男は自らの疑問を早速口にする。

 聖騎士らしからぬ態度の悪さだが、相手の女性もそれを気にする様子はない。

 それどころか待っていましたとばかりに男の質問に口を軽やかにする。


「何を言ってんだいあんた! 変わったも変わった! 国が変わったのさ!」


「ん? どういうことだよ。ああ、任務でしばらく情報の入らない場所に居たんだ。時間があるなら教えてくれよ」


「ああ、あたしに任せな! まずはねぇ……」


 ……結局、ところどころで脱線する女性の長話に付き合うはめになり予想以上に時間を費やしてしまった男だったが、知りたい情報を知ることが出来たので良しと納得する。

 むしろその様な些事に気を取られる余裕がないほどに驚いていたというのが正直なところかもしれない。


「……ふーん。そんなことがあったなんてねぇ。まじで驚いたわ、一大事じゃねぇかよ」


「そうだよ! 何をやってたか知らないけど、こんな大変な時にいないなんて、ほんとあんたはダメな子だねぇ。しゃんと聖騎士としてのお勤めを果たしな!」


「やめろやめろ。俺が仕事してないなんて風評被害にも甚だしい。これでも必死こいて邪悪なる者を討滅してきたんだぜ。俺が知らないのも偉大なる神の計画の内ってことだ」


 そう手を振りながら軽口を叩く男の回りに、次第に人が集まってくる。

 誰も彼も、彼のことを慕い敬う古くからの付き合いになる市民だ。

 こりゃあまだまだ開放してくれそうにはないな。

 男はそう判断すると代わる代わる挨拶をしてくる市民へ向けていつもどおり適当に返事をする。


「まぁそれでも。久しぶりにあんたにあえて良かったよ。昔からあんたはやんちゃばっかりだからねぇ。何処かで誰かを助けておっちんでるんじゃないかって最近は気が気でなかったんだよ。けど、やはり神はあたしたちとあんたを見捨ててはいなかったんだねぇ」


 人々が思っていたことを、薬売りの女性が代弁する。

 綻ばせた顔からは心底安堵が感じられ、同時に男に再開できたことへの喜びが溢れていた。

 そう、彼への。長らく行方が分からなかった男への……。


「――おかえり。我らが誇り、上級聖騎士ヴェルデル」


 悪意や害意の一切ない人々からの純粋な歓迎に、ヴェルデルは破顔しながら気恥ずかしそうに「ただいま」と言葉を返した。


 ◇   ◇   ◇


 聖騎士ヴェルデルが旧南方州聖騎士団の本部に現れたのは、太陽も高く登り人々が昼食を取る頃合いとなった時間だった。

 大聖堂から少し離れたその場所にある建物は、ヴェルデルの知る限りでは聖騎士の訓練場や単身者向けの住居、犯罪者用の牢屋や取調室が併設された簡素で質素なものであった。

 だが今やそこでは数多くの騎士団員や何らかの業者と思わしき民間人が出入りし、騎士たちが食事をとる場所だった食堂はまるで大商会の事務所のように様々な書類が積み上げられている。


 親しくはないが顔と名前は知っている聖職者が幽鬼の如き表情で書類を前に独り言をつぶやいていたかと思うと、見習い騎士であろう少年が「また酔っ払いの喧嘩が発生しました!」と血相を変えて飛び込んでくる。

 すると先程まで床で倒れていた下級聖騎士がムクリと起き上がると、鬼気迫る凄まじい表情で外へと出ていく。

 まるで戦争前夜のようなその慌ただしさにさしものヴェルデルも「うへぇ……」となんとも言えない表情を浮かべると、極力周りの邪魔にならないようかつて彼のお気に入り席だった場所へと赴く。


 その場所に座っていたのは、普通の男よりも大柄で刈り上げた髪の毛が特徴的な一人の聖騎士だった。

 回りにいる者たち同様に疲労がこれでもかと溜まったその様子に苦笑いを浮かべると、忙しそうに書類にペンを走らせていることなどお構いなくその肩を強く叩く。


「おいおい、なんだその顔は。まるで死人が動いているみたいだぜ聖騎士トマス」


「うるさい。こっちは何日寝ていないと――」


 トマスと呼ばれた中級聖騎士は眼に隈の浮かぶ不健康そうな顔を上げ、やがて驚きと喜びを混ぜ合わせた興奮した様子で叫んだ。


「ヴェルデル! 我が友ヴェルデルじゃないか! 連絡もよこさず……こいつ!」


 先程の疲労に満ちた態度はどこにい行ったのか、トマスは椅子が跳ね飛ばされる勢いで飛び上がると両腕を広げ、感極まった様子で抱きつきながらその帰還を祝福する。

 その態度からもヴェルデルと彼の関係性が分かるようで、事実彼とヴェルデルは様々な危険な任務をともにこなし、生き延びた戦友とも呼べる間柄であった。

 そんな戦友に対してもヴェルデルの対応はいつもどおりである。むしろもうこの様なやり取りは飽き飽きだとばかりにトマスの包容を押しのける。


「ええい! 大声だすなっつーの。ってか離れろ! 相変わらず暑苦しいやつだぜ。それより、いま時間あるか?」


 騒ぎが目立ったのだろう。他に詰めている聖騎士たちからの視線が二人を射抜く。

 少し驚いた様子だが、トマスの様に大げさな態度を見せないのは彼らがヴェルデルとは別の派閥に属する者たちだからだ。

 聖王国クオリアでは長年平和な歴史が続いたせいか、大小様々な派閥が存在しそれぞれ互いを牽制しあっている。

 新たな国として聖女の元に生まれ変わったここレネアでもその歴史は残念ながら引き継がれており、表立って対立はせぬものの未だ互いの距離感を測りかねている状態だ。

 その様な状況だ。過去に抱いていた偏見からヴェルデルの様な問題児に積極的に関わろうとする者は少なく、その内に秘めたる正義の心を理解する者もまた少数だった。

 そういう点では聖騎士トマスはヴェルデルにとって昔からの貴重な理解者であり、本当の意味で仲間であると言えた。


 だからこそ、彼にしか出来ない話も存在している。


「時間か。ちょうど休憩の頃合いだが。……なんだ、ここではできない話か?」


「まぁそんなところだな。ほら、そこで俺を睨みつけてるこわ~い人たちが静かにしろって煩いからな。できれば落ち着いたところで話がしたいって訳だ」


 その言葉にトマスは眉を顰める。

 派閥が存在するとはいえ、聖騎士団は神への信仰のもとに強い絆で結ばれている。

 政治的な立場や利益関係でぶつかることはあれど、根本的には同じ方向を向いているのだ。各々事情はあれど邪悪の前には必ず手を取り合う。それがトマスの知る聖騎士団であり、聖神アーロスの信徒としてのあり方だ。

 にもかかわらずヴェルデルの態度は何やら思わせぶりなものがある。

 よもやまた面倒事ではなかろうな? だとしたら果たして今度は何をやらかしたのか。怪訝な表情でトマスは友人へと視線を向ける。


「まぁまぁ。そう怖い顔すんなって、そう大したことじゃないんだ。あっ、あとフィヨルドのおっさんにはまだ黙っておいてくれよ。流石にお小言は旅の疲れを癒やしてからにしたい」


「なんだ。貴様まだフィヨルド聖騎士団長に報告をしていなかったのか? まったく、それで上級聖騎士と言うのだから世の中不思議なものだな」


「まっ、日頃の行いってやつだな。じゃあ外で待ってるからな」


 手を振りながら軽い態度でその場を後にするヴェルデルを見送りながら、トマスは大きくため息を吐く。

 そうして彼は少し遅い昼休憩を取るために、遠巻きから様子を窺っていた聖騎士の一人に外出を伝えるのであった。


 ………

 ……

 …


 トマスが案内されたのは、街の一角にある住宅だった。

 どちらかと言うとあまり豊かでない者向けの家のようで、全体的に見れば小さく作りが粗雑であった。

 それどころかここ数年空き家となっていたようで、柱の破損などはないもののどうもカビ臭く埃がひどい。

 あいも変わらずこの様な場所を見つけるのが上手いと、おおよそ聖騎士に似つかわしくない技能ばかり持つ友人に半ば呆れてしまう。

 そんなトマスの内心を知ってから知らずか、ヴェルデルの興味は目下べつのところにあった。


「レネア神光国……ね。聖女さまも思い切ったことをなさるものだ」


「ああ。だがこの地は変わった。多くの人々に笑顔が戻り、不正なども数多くが正されている」


 先程までの会話では、ここ最近起きた南方州での動きをヴェルデルに伝えることに終始していた。

 そもそもが極秘に行われたことである。聖騎士たちにすら秘匿された情報が多かったとはいえ、それでも市井の民よりは多くの事実を把握している。

 それらを洗いざらい長期任務で置いてけぼりにされたヴェルデルに伝えたのだが、返ってきた言葉は先の通り。

 どうやら彼には驚きはあるものの自分たちのような感動や喜びはないらしい。


「不正……ねぇ。そういやいつもは小言が煩いジジィ共がいないと思ったんだが、全員ぶっ殺されてたんだとしたら納得だわ」


「神罰が下ったと言え。事実俺たちに関係が深い司祭さま方は難を逃れている。……まぁ何人かは神の怒りを受けたようだったが」


「これで風通りが良くなりましたってか。まぁ破滅の王を殺した功績を持つ聖女さまの言うことには逆らえないよな。なんせ神話級の功績だ。中央と言えどおいそれ手出しはできん」


 積もった埃を気にもせず、ヴェルデルはテーブルにひょいと腰掛ける。

 品に欠けるその所作に眉を顰めるトマスだったが、言ったところで態度を改めない性格であることはよく理解しているので軽く睨みつけるだけにする。

 おお怖いとばかりに肩をすくめるヴェルデルに大きくため息を吐きながら、トマスは話を戻すために己の懸念を伝える。


「問題のある聖職者たちに正しく裁きが下り今や我らが主流派だ。かつては忸怩たる思いで見逃してきた数々のことも、今ならば声高らかに糾弾出来るだろう。正義は為されるのだ」


 その瞳にはどこか狂信的なものすらある。

 ヴェルデルは長い付き合いである友人が見せたその表情にわずかに眼を細めると、気取られぬようまたいつものどこか軽薄さの覚える態度に戻す。


「その上でだヴェルデル。お前が内に秘める正義を俺はよく理解してるが、この国の全てがそうとは限らん。いわんや華の聖女さまはお前のことを知らん。まかり間違って聖断されてはことだ、今の様な態度を改め、もう少し大人しくできんか?」


「そうだなぁ。だがこればっかりは性格だからなぁ……」


「なんだその返事はヴェルデル。真剣になってくれ。これでも俺は心から心配しているんだぞ」


「それよりもだトマス。さっきから物騒な話ばっかりだが、その聖断は全部聖女さまがお決めになったことなのか? 少しばかり俺は過激に思うんだが」


 聖断とは聞こえが良いが、いわゆる処刑のことだ。

 ヴェルデルとて聖職者の端くれだ。今まで様々な問題行動を起こしてきたが一線を越えたことは一度もない。

 事実、過去においては謹慎がせいぜいで大抵が上司や司祭からの小言が殆どであった。

 そんな自分が処刑を危惧されるとは、見た目以上に内部は緊張状態にあるのではないかと推察する。


「いや……聖女さまだけではない。フィヨルド聖騎士団長と、エラキノさまが聖女さまの為に奔走されている。恐らく苛烈な決断をされたのはその二人だろう」


「ん? エラキノってのは誰だ? 俺の知らない奴みたいだが……」


「エラキノさまは……なんというか、華の聖女さまの、ご友人という立ち位置にいらっしゃる方だ。確か、そうだったはずだ」


「ふぅん……ご友人、ねぇ。俺の記憶が確かなら、聖女さまが友人を作るなど前代未聞だと思うんだが」


「それについて俺にとやかく言う権利はない。ともかく、今や多くの人々が華の聖女ソアリーナさまと顔伏せの聖女フェンネさまの元に集っているんだ。聖王国と精霊契約連合との関係性は未知数だが、きっと我らの思いをくんでくれるだろう」


 話の大筋が見えてきたとヴェルデルは頭の中で情報を整理する。

 華の聖女と顔伏せの聖女がどの様な人物であるかヴェルデルは知らないが、聖女がその奇跡の代償に何かを神へと捧げていることはよく知っていた。

 そのため彼女たちは精神的に不安定な部分がある。

 彼女たちが犠牲の果てに執着することになった何かが、今回の建国についての原動力となっているのだろう。


「お前が頼めば日記の聖女さまも我らに――」


「その話は無しだ。合わせる顔が無い」


「そうか……済まなかったな」


 もう長くあっていない少女のことを頭に浮かべながら、ヴェルデルは小さく舌打ちをした。

 全ては、終わった話だ。


「なぁヴェルデル。俺たちが今からこの国を変えるんだ。昔、見習い騎士だった頃に隊舎から抜け出して酒場で語りあったことを覚えているか?」


「ああ、懐かしいな。あの頃は若かった」


「俺は今でもあの時の誓いを忘れていない。人々の為に、決して悲しむものが生まれない世界のために、俺は聖騎士として神の使命を全うするつもりだ」


 走馬灯のように、過去の思い出が流れてくる。

 神を信じ、人を信じ、己を信じ、そしてがむしゃらに走った。

 全ては終わった話だ。


「お前はどうだヴェルデル。あの頃の誓いは変わらぬか? 人々の為に捧げた剣は、まだその輝きを失っていないか?」


「当然だろ? 馬鹿なことを聞くなよ。俺の剣の輝きと神への信仰は未だに冴え渡っているぜ。まっ、見た目からは分からんかもしれんがな」


 そう、信仰はあった。誓いはそこにあった。

 全て過去の話だ。


「そういえば、話があると言っていたな。遅くなったが、それは一体なんだ? なんなら俺も一緒にフィヨルド隊長に頭を下げてやるぞ」


 堅苦しい話が続いたからだろうか、肩をぐるぐる回したトマスは何か思いついたように窓の方へと歩いていく。

 長らく使われてなかった為か固くなった木製の窓をギィと開けると外の様子をうかがっている。

 太陽の位置から時間を計っているのだ。

 その背中に……。


「ああそうだったな。なに、簡単なことだ」


「簡単なこと? ならわざわざこんなところで話をしなくて済んだのではないかヴェルデ――がはっ!!」


 ヴェルデルは自らの聖騎士剣を突き立てた。


「な、なに……を」


 トマスは腹から突き出た聖騎士剣を唖然とした表情で見つめている。

 だが聖騎士としての研鑽が無意識に体を動かすのか、激痛に意識を失いそうになりながらも剣を抜き、必死で距離を取って振り返る。


 そこに居たのは確かに彼の古くからの仲間で、苦楽をともにした男だ。

 見間違うことなく、上級聖騎士ヴェルデルである。


「なぜ……」

「――全て、終わったことだからだ」


 最後の言葉には一切の感情が含まれることなく、刹那の間に血で赤く染まった聖騎士剣が振り抜かれる。

 自らを見つめるその冷たい瞳は、トマスの意識が永遠の闇に引きずり込まれるまで変わることはなかった。


 ◇   ◇   ◇


 聖騎士団の詰め所では、あいも変わらず仕事に忙殺される哀れな関係者たちで溢れていた。

 先程まで足りない部隊予算を何処から捻出するかと頭を抱えていたとある上級聖騎士は、ふと入り口に見知った影を見つけ声をかける。


「むっ、戻ったのか。……なんだ、貴公一人か?」


 てっきり一緒に戻ってくると思ったのだが、どうやらそうではないようだ。

 彼ら二人がコソコソと何を話していたのか気にはなるが、あまり他所の派閥に口出ししてトラブルになっても敵わないと余計な詮索はせずにおく。

 相手も特に何かを言う気は無いらしくただ無言で頷くだけであるし、何も問題はなかった。


「まぁいい。仕事は山積みだ。久しぶりに彼とあって良い休憩になったろう。引き続き頼むぞ」


 ならば自分たちがすべきは目の前の仕事を片付けること。悲しいことにこれらは放っておくとどんどん増える習性があるため早急に対処が必要なのだ。

 上級生騎士の男は、彼が外出している間にまた仕事が増えたことを思い出し書類の束を手に取り顔を上げる。


「そうそう。悪いが更に追加が来ているんだ、そちらも頼めるか?」


 こちらまでわざわざやってきてくれた彼に、すまないとばかりに書類を手渡す。

 申し訳ない気持ちがあるが、さりとてどうにかなるものでもない。

 その代わり、感謝の言葉を込めて礼を言うことにする。


「ありがとう。


 自らの机に戻る男に向かって、上級聖騎士の男はそう告げた。

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