第11話 田植え

私はとある農村に来ていた。


早速受注した依頼は「田植えを手伝って欲しい」というものだ。


この依頼を見て、私が一番最初に思ったこと、それは、

「この世界には米がある!!」ということだった。


日本人にとってとてもありがたい。


私は神様に感謝した。



「ごめんください。依頼を受けてきたものです」

すると家の中からおばあちゃんが出てきた。


「ああ、君か」

「はい。モモコといいます。今回はよろしくお願いします」

「うん、よろしくね」


私はおばあちゃんについていった。


「じゃあ、この苗を植えて行ってくれ。日が暮れたらまた明日じゃ」

「わかりました・・・ギャーーーーー!!!」


かえるだ。かえるがいた。私は大の虫嫌い。でもお金を稼ぐためには四の五の言ってはいられない。


「どうしたのじゃ?」

「いえ、なんでもありません!」


日が暮れて、私はおばあちゃんの家に泊まった。


「この分だと明日には終わりそうじゃ。ありがとね」

「いえいえ。こちらこそこんなにおいしいご飯を食べれて幸せです」

「そうか。じゃあもっと食べ」

「はい」

 

次の日、日の出とともに目を覚ました。


朝食を済ませ私たちは田んぼへ向かった。


昼食を済ませ、苗もあとわずかになってきたとき、誰かが田んぼへやってきた。







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