爆弾低気圧の大雪被害を回顧する(1)
******
2008年にヨソに書いたものを転載します。
今は札幌に住んでないのですが、このころは雪のせいで本当にいろいろありました。
世界的に見ても、札幌くらい雪が降るところに、あの人口が住んでることが珍しいことらしく、一時期は夜中の除雪作業を見るツアーみたいなのもあったくらい。除雪費用のせいで住民税も高いです。
まさに、雪との仁義なき闘い。。。
******
『仁義なき、雪との闘い。再び。』 付録:携帯の陰謀
今朝、おそろしいことが起こりました。
携帯を充電してる時、ふと画面を開いてみると、なんと真っ白。何をどうしても、ウンともスンともならない。何度か電池をはずしたりしてみて、やっと復活。結局フリーズしてた? でも、これっていったい。。。ちょっと、こわくなりました。
というのも、実は、時々、皆様から「携帯を(新機種に)変えろ」とお叱りを受けていて、ここ数日また言われてたし、ちょうどゆうべも、「私でさえも変えたんだから、変えたら?」と友だちからメールが。
その人のメールによると、「変える前の私の携帯には、アンテナが付いていた」と。
え? アンテナ付いてたらダメなの??
そういえば、ちょうど年末(11月くらいだったか)、飲み屋で友人に「もしかして、携帯のその出っ張りってさぁ、アンテナ?」と訊かれました。「たぶん」と答える私。「ってことは、相当古いよね、その携帯?」「なんで? だって、3年ちょっと、4年まで経ってないよ」「それはもう古いって言うんだよ~。今ってさぁ、アンテナ付いてないんだよ」「またまたぁ…」「ほら」(と自分の携帯を見せる)「たまたまじゃないの~?」「そんなことないって」…
というやり取りが思い出される。この時は、あまり気にしてなかったけど。。。
やっぱり、そうだったのか? アンテナ付きは古いのか??
(しかし、アンテナなんて、確かに使っていない)。
そしたら、今朝、携帯がちょうど(一瞬)壊れたわけで…。
こ、これは、私の携帯を変えさせようとする人たちの遠隔操作による陰謀じゃないのか!?
と、マジで思いました。タイミングがよすぎたもので。。。
しかし、そんなことはさておく。
昨日は、もっと大変なことが起こった!!
前の晩(いわゆるサタデーナイト)、目の前で車が2台、雪で立ち往生してました。ご存じ、爆弾低気圧のせいで、札幌では少なくとも土曜の早朝から雪が間断なく降り続いていたため、人も車も、積雪で進むのが大変な状態。
で、私たちは20人強で集まって誕生パーティをやっていたわけだけど、そこに遅れて到着した人が、「今そこで車が2台ハマってる」と。
「行きますか…」と男子陣がジャケットを羽織って出動。窓から私たち女性陣が見ていると、車の人は、どこからこんなに都合良くゾロゾロと助っ人たちが現れたのか? と、一瞬面食らった様子だったけど、みんなで押してあげて、無事、車は走り去りました(こういう時は、停車してお礼を言ったりすると、またハマるので、クラクションとともに心の中でお礼を言いながら走り去ることになっている)。
そして、その日、帰って来たのが遅かったので、ストーブをつけずにそのまま寝ました。
次の日、つまり、昨日の朝、起きてカーテンを開けると、窓が半分以上雪で埋まってました(1階のため)。
2005年のイヤな記憶がよみがえった私は、ストーブをつけて、そのままストーブを見張っていました。寒いのに。
すると、青い炎がパッパラパッパラと踊り続け、いっこうにまともに着火する気配がなく、どんどん室内が石油臭くなってくる。そして、ついに…ストーブの点火ランプが点滅。エラーだ~。
2005年の経験に基づき、ストーブの給排気口を掘り起こすべく、パジャマを着替え、ダウンジャケットを着込み、納戸からブーツを引っ張りだし、スエットをブーツインして、おもちゃのミニミニスコップ(←ここは2005から進歩なし)を持って、屋外へ出動。
しかし、なぜ、こうも、必ず日曜日(マンションの管理会社が休み)にこれが起こるのか!?
しかも、朝の8時!!
隣家の正面に回ると、やはり、2005年同様、隣接した敷地に入ることはできない状態で、うちのマンション側の雪をかき分け、まずは境界の塀に到達して、それをよじ上り、地面から塀もろともウズ高く積もった雪山をかき分けかき分け、やっとのことで給排気口に接近。
途中、数回、塀の部分を踏み外し、ズボッと股下まで柔らかい雪に埋まる。おかげで、ギックリ腰状態になる。
腰が痛いまま、給排気口付近を大きく深く掘り返す。さらに、強い地吹雪に吹きさらされたり、ズボッと陥落したりしながら、雪をかき分け、窓の雪もよける(網戸が壊れそうなので)。
そして、念のため、建物の裏の方へ雪をかき分け突き進み、裏を覗いてみると、ガスの給排気口の高さまでは、まだもう少し積雪の余裕があるようだったので、放っておいて引き返すことに。
隣家とうちのマンションの間は、夏場はけっこう敷地に余裕があるように見えるのに、雪が降り積もるとどこが境目かもわからなくなるし、そこは人を寄せ付けない、雪の八甲田山状態になってしまう。。。
帰りも、塀のあたりを踏み外さないようにしながらも、時々踏み外しながら、ついでにその時にブーツをブロック塀でキズつけられ、さらにギックリ腰になりながら、なんとか生還。
ストーブは快適に燃え出し、すべて世はこともなし。
っていうか、今日も腰がとても痛い。完全に傷めてると思います。
そして、私は言いたい。マンションの管理会社は何をやっているのか、と。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます