さよなら、私の恋。
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2011年に、仕事がらみでやっていたブログに書いたものを転載します。
最近、カクヨムで日記っぽく書けるエッセイを始めてみたり、どなたかのエッセイのコメント欄で会話させていただいたりしてるうちに、こんなものを過去に書いていたことを思い出しました。(一部修正済み)
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私、9歳時より日記を書き続けております。
しばらく書けない時期があったり、書いても毎日ではなかった時期とか、いろいろあったけど、今でも「生活メモ」「ちょっとした記録」程度のことは書き続けてます。(いつからか、非公開でクラウド化した)
このところ古い手紙を整理してたんだけど、人の書いた手紙でも子供時代や思春期時代のものはけっこう恥ずかしい内容だったりするのだから、いわんや自分の日記をや…と思い、今までずっととってあった古い日記の束にも手が伸び……
適当に拾い読みして楽しんだあとで、思い切って整理することにしました。
読むと、案の定、穴があったら入りたい心境には、なるね。。。
そして、昨日読んだ古い日記の内容を今日の日記に書きました。
◆◇(以下、本日の(非公開)日記より転載)←注:2011年の某日のこと
古い日記を見ていたら、
高校で政経の先生に恋してた時のことが書いてあった。。。
確か、小太りのオッサンだった。
あのころから、そういう好みだったのか。。。
『せめて、先生の息子と結婚して義理の娘になりたい』と書いてあった。
当然、この、小太りなオッサンへの恋心は周りの同級生女子から理解されず、
非難(?)ゴウゴウだった様子も書いてある。
受験のために政経も添削を受けていたので、
ちょっとした補講とかノートの受け渡しの時にいちいちドキドキときめいて、
そのせいで、先生に「どうしてそんなに恥ずかしがり屋なの?」と言われ、
戸惑ったことも書いてある。
その先生の前でだけ、そうだったんだろう。
そして、なんとなく、その恋心を貫いて卒業した気になっていたのだけど、
日記によれば、なんと、途中で冷めていたことが判明。
それは、球技大会の時だった。
先生は、男女混合バレーに出場して、レシーブで派手に倒れてアキレス腱を断裂。
体育の先生たちの介抱を受けた。
私は遠くから、倒れ込んだ先生の勇姿を見ていたのだけど、
その時先生が倒れた現場の近くにいたという女子生徒からあとで
「○○先生は、体育の先生たちからものすごくバカにされていた」と聞かされ、
さらに、それは、ヘタなのに張り切り過ぎる先生が、
ほかの先生の間では以前から困った存在であったというようなストーリーだった。
あぁ、私の先生。。。そうだったのですか?。。。
そして、先生はしばらく入院した。
『今、先生は遠い存在になってしまいました。
私が先生のことを考えない限り、もう先生はいないのと同じです』
という記述を最後に、当時の日記にも登場しなくなっている。
さようならぁ~~ 私の淡い恋~。。。
※途中、同級生が飛び降り自殺をしたことが書いてある日があり、
その中で、『彼には、幸せを感じるちょっとした瞬間もなかったのでしょうか。
もしあれば、そんなことはしなかったでしょうに』などと書き、
その幸せの一例として、自分の先生への思いを記すなどしている。。。
(悩みのレベルが違ったんだろうに)
◇◆(今日の日記の転載ここまで)
ということでございました。。。
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というふうに、2011年のブログに書いてあった。
いま思い出しても、いくら小太りなオッさんタイプだからって、なぜあんなに好きになったのか不思議です。
確か、もう第1回目の授業からやられちゃっていた記憶がある。何かインパクトがあったことだけは覚えてる。ナゾ過ぎるけど。。。
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