銃刀法ナンタラ(汗)
******
2012年にヨソに書いたものを転載します。
******
このところ、寒さと乾燥のせいで鼻の奥がヒリヒリするので、マスクをして外出してます。
これが、自分でアレほどまでにヒヤリとする事態になろうとは。。。
わたくし、年末はある特別な料理をするために、いつもの切れなくなってる包丁(研ごう研ごうと思って3年くらい経過)では心もとないと思っていたところ、ひょんなことから、ある人によく切れる包丁を借りられることになり、借りてました。
それを今日、返すべく、バッグに入れてました。
その包丁はその人にとっては使ってないスペアらしく、お店に売ってた時のままのパッケージに入っていたので、私も、元通りパッケージに戻して持ち運んでいたのだけど、それは透明なプラスチックのケースで刃の部分だけを覆う形になっていて、つまり、柄の部分はナマのまま露出してました。全体のサイズは、普通の家庭用のもの。
パッケージし直して、横着にも、そのままバッグに入れたのだけど、確かに、バッグの幅ギリギリな長さだったかも。
電車の中でも、何かヘンだ、とは思った。
そして、今日の私の最初の行き先は、銀行だった。
銀行近くで、銀行のエントランスで、列に並んでる時などなども、なぜか、人の意味ありげな視線を感じる。
え?なに?ナニ!?
マスクしてるのがおかしい??
いや、このお気に入りのピンクのマスクは時々するけど、こんなにも人に見られたことはない。
そして、私の番が来て、脇に挟むような形で肩にかけていたバッグを手前に下ろして、ギョギョッと目ん玉飛び出しました。。。
つまり、私の脇の下から背中の方へと携えられていたそのバッグのオープンな口から、ニョッキリと、誰が見ても包丁とわかる柄の部分だけが突き出してるじゃあ、あ~りませんか!!
いや~ん。
ちゃんと中に押し込んだつもりが、持ち歩いてるうちにズリズリとせり出して来たのだわ。
それで、あのマスク姿……そりゃあね、見るね。。。
なんか、マジで自分でも背筋が凍ったゾ。
警備員とかこっちに向かって来てないよね!?と、とっさに銀行の窓口の方を見ちゃったし、慌ててバッグに押し戻す時も、恥ずかしさのあまり動揺していた。このようなミョーチキリンな事態に対しては特に平静を装うべきところ、まったく修業が足りてなかった。。。
っていうか、ずっとその状態で歩いて来た、道々を思う。
あやしすぎる。。。
警官とすれ違わなくてよかった~(-。-;)
反面、こんな教訓を得ることは、誰の人生にでもあることじゃない、貴重な体験かも。
皆さん、包丁を持ち歩く時は、ちゃんと全体を包みましょう!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます