第39話 答え合わせ

 ...あっ、ド変態いる事忘れてた。


 俺は光を抱き締めてた腕を離し、ド変態...いや櫛田さんの方を見る。


 櫛田さんと目があった。

 その目は俺の心を見透かしているように感じた。

 

 神様、俺はどうすればいいと思う?

 このまま光と何処かへ逃げるのか。

 それとも櫛田さんと話すのか...


「いー君、櫛田さんとちゃんと話しておいで。」


 俺は光の言葉から背中を押された。

 そして櫛田さんの方へ重い足を引きずる。

 

「櫛田さん。」


 櫛田さんは俺の声に一瞬反応したが、顔を背けられた。 


「...咲希。」


 と名前呼びしてみたら凄い勢いでこっちを見た。


「伊吹君...私...悪い事しちゃったね。」


「どんな悪い事なんだ?教えてくれる?」

 なるべく優しい声音で聞いた。


 櫛田さんはうんと頷いて、ポツポツと語り始めた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 今私の目の前には私より光っている男の子...伊吹君が居た。

 伊吹君は眩しかった。

 こんな地味な私でも話しかけてくれる、しかも助けようとしてくれる人が居るんだと。

 そう舞い上がっていたの。

 

 でも、そんなある日伊吹君がもう君には俺が必要ないねと言って来た。 

 私は引き留めたかった。けど引き留めずにそのまま伊吹君が立ち去るのをぼぉーっと眺めていた。


 伊吹君がもう来ないと分かっていても、伊吹君に会いたい一心で、ずっと暗くなるまで伊吹君に会った公園にすわっていた。


 そうして一ヶ月経った頃、伊吹君が来ないという事をちゃんと理解した。

 また伊吹君に会いたいと、思い『ストーカー』を始めたの。


 これが私のストーカー生活の始めるきっかけになったの。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




)()()()()()()()()()(

おはこんばんは。ディスペルです。

皆さんいつも僕のこの作品を見て下さり有難う御座います!


 ラストが気になる!もう少し続けて欲しい!などコメントでくれるとこの作品の完成度(やる気)が上がります。

よろしくお願いします!



長文失礼しました。


完結し終わるまで続けるよ!(中途半端になるけどね)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る