第29話

 そして何処かよく分からなくなる位の大きさの廊下を渡って3分。

 光は一番奥の部屋の前に立ち止まった。


「ここが私達の愛の巣だよ♡」


 そしてドアが勝手に開く。


 え?マジかよ。自動ドアだと!?


 ド変態もそうだけどお前ん家も凄いな!?

 何かもうヒモでも良いんじゃないかって思っちゃうよw


「良いよヒモでも。私と一緒に居てくれるならヒモでも良いよ♡」


 まあそんなんはほっといて、部屋の感想を言おう。


 壁がピンク色で回りにはキングサイズのベッドが置いてあった。

 それ以外は無いと言う悲しい部屋だった。


 何この部屋!?流行ってんの!?

 ド変態の家でもこんな部屋だったよね!?


「そんなのどうでもいいから、早く一緒に寝よ♡」


 うっ、うんそうだな...


 そして俺達は一緒にキングサイズベッドに入った。

 向き?そんなの分かるだろ。

 光はおれの方向いてるが、俺は光の顔と反対の方向いてんだよ!


 だってそっち見ると、なんか甘い匂いが鼻孔をくすぐるんだよ!?

 寝れなくなるわ!


「うぅ〜ん」


 とよく分かんない唸り声?を発し、俺に抱きついて来た。


 あっ、あのっ、お○ぱいが柔らかいんですが...

 自分この柔らかさ堪能しても良いんですか?


「んん〜ん」


 今の唸り声が肯定にしか聞こえなかったので、堪能します!


 ふにゅふにゅふにゅ


 うっひょ〜柔けぇ〜柔けぇ〜柔けぇ〜!


 はっ!こんなんしてる時間あるならさっさと寝ようぜ!俺!

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