第27話

 それからエスコート(痛いw)されて、俺達は櫛田家から離れた。


 俺の右腕に触れている柔らかいお○ぱいが気持ちぃ〜!


 けど腕が痛い。

 でも光には言ってはいけない。


 なんでかって?


 それは『光もヤンデレでメンヘラってるから』だ。


 ド変態はメンヘラっているが、光のヤンデレは相当ヤバイ。

 ある意味ド変態より、危険と言える。


 俺が光の事を否定するたび、自殺をしようとするからだ。


 前なんて、


「ねぇ?私ってかわいい?」


 と言われて、俺は正直に


「かわいいけど、性格がな...」


 と言った事がある。

 そしたら、


「ねぇねぇ!?私っていー君にとって要らない存在なの!?そっかそうなんだね。じゃあ私死ぬね。」


 と言い、自分のカバンから刺し身包丁を取り出して、自らの首筋に当てた。 


 まあそれは止めたが、今の話聞けば分かる通り、危険だ。


 俺は光を死なせる訳にはいかない。 


 だから痛いと言えない。

 これで分かったか?光が危険なヤンデレって事がな。


 そんな事を考えてたら、何時の間にか見知らぬ街に来ていた。


 そして、目の前の豪邸で止まった。


「ここが、私の家だよ!」


 うわっクソでけぇ。

 目の前にメイドも居るし、最高かよ!

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