いつも更新楽しみにさせていただいてます、ありがとうございます。
マクシミリアンの激情……そのなかにヤンネの存在があるのに胸突かれます。戦いに入り乱れた男たちの思惑の中に見え隠れする、彼らにもどうにもできぬ感情、それを見いだすとき、この物語の深みは増すなあといつも感嘆しています。
作者からの返信
いつもありがとうございます。コメント、励みになります!
夢や希望がなくても、置かれた状況を精一杯生きるというのがテーマの一つでもあるので、それが伝わってくれれはば嬉しいです。
当初の予定では、マクシミリアンはもっと男らしくて頭のイカれた戦争マニアというキャラクターでしたが、書いているうちにだいぶ小物の中間管理職になりました…。ただ、ヤンネとの関係性を書き切ったうえでの結果なので、人間味が出て良かったのかなとも思います。
5-6 戦いを志した男の日常 ……マクシミリアンへの応援コメント
はぁ……、再開をずっと待っていましたが、息を詰めながらいつも読みいってしまいます。男達の交錯する思惑が、得もし得れぬ緊張を筆致ににじみ出していて。
上手く書けませんが、この世界観が本当に好きです。
好きだからこそ、自分には到達し得ない境地だと感嘆します。
ヤンネの死を悼みつつ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
万人に好かれる作風でないのは百も承知ですが、この殺伐とした世界観を応援して頂けるのは本当に励みになります。
作中の登場人物たちのように、私も自分の意志を信じて書き続けたいと思います。
ヤンネが四章で退場するのは最初から決まっていたことではありますが、彼の最後をお読み頂きありがとうございました。
五章では残りの主要人物たちもそれぞれに終わりを迎えます。今後もお読み頂ければ幸いです。
4-20 〈第六聖女遠征〉の終わり ……ミカエルへの応援コメント
ここまで一気に読ませていただきました。
男たちの正義、大義、自尊心、欲望、虚栄心…全てが絡みあった戦争の凄惨さ。
その描写に心震えました。
果たしてどうこの戦争にケリをつけるのか。
心を続けて震わせながら、先を待ちます。
作者からの返信
評価、ご感想ありがとうございます!
このような拙作に、心震えるというコメントまで頂けて感無量です!
戦争をあまり綺麗事にしたくないという思いで書いた結果、非常に泥臭く、主要人物も俗物丸出し(ヒロインや女性キャラも少ない)になっていますが、そこはブレないように書いています。
私用により更新が遅れそうですが、五章と終章もお楽しみ頂ければ幸いです。
1-7 漆黒の胸甲騎兵 ……ミカエルへの応援コメント
戦闘の描写を軍旗を介することで表現しきっていることに脱帽です!
戦場の荒々しさが十分に伝わってきて臨場感溢れています。
やはり、ダークファンタジーは描写が大事なのだと改めて認識した次第。
ダークファンタジーなので魔法って出てくるのだろうか?と思いながら読み進めていました。魔法は、魔科学的な形で表現されるのかな?これからの展開が大いに気になるところです。
最後に、自主企画に参加して頂きましてありがとうございました!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
軍旗から組織、部隊の個性を表現できていれば嬉しいです。
魔法については、古い伝承として残るだけであり、戦場では剣と銃火器が主役です。なので、企画内容と少し乖離してるかもですが、ご了承下さい。
一応、架空の世界を舞台にしてるのでファンタジーに分類してますが、一般的なファンタジー要素はかなり薄いです。
遅ればせながら、企画作成ありがとうございます。
2-25 戦場を望む二人の男 ……オッリへの応援コメント
殺伐とした暗い雰囲気がドストライクです!! 私もこう言った話が大好きなので……。
続きも楽しみにしています!!
作者からの返信
評価、ご感想ありがとうございます!
男ばかりの登場人物たちが終始ギクシャクする、全く王道でない戦記物ですが、今後も読んで頂けると嬉しいです。
1-2 〈第六聖女遠征〉 ……ミカエルへの応援コメント
企画から来た蒼弐です。
凍てつくような極寒の戦場そこに戦う騎士達、雰囲気がすごく出ていて良いです!!
引き続き読ませていただきます!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
全編通して、冬の戦場、終末的な雰囲気を表現できればと思っております。
王道でもない泥臭い戦記物ですが、楽しんで頂ければ幸いです。
1-2 〈第六聖女遠征〉 ……ミカエルへの応援コメント
難解そうな文章なのにすらすら読めてしまいます。句読点の使い方、一文の区切りが絶妙なのかと思います。少なくとも、私の読み方にはすこぶる合っていました。勉強になります。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
Web小説ですと、改行などで間を表現したり、文庫小説とは違った書き方が求められるため、どうすれば伝わりやすくなるかと試行錯誤で書いています。
読み方に合っているのであれば幸いです。
戦いの果ての雪道への応援コメント
自主企画への参加、ありがとうございます。
壮大な物語を感じさせつつ、雪原の描写が男の孤独感を煽っていていいですね。「雪原を落ちていく」という表現も私は好きです。このような冒頭は大好物です。これからじっくり読ませていただきますね。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
気に入って頂けるような文章が書けたのであれば、大変嬉しいです。励みになります。
こちらこそ、自主企画参加させて頂きますので、よろしくお願いします。
2-16 再びの邂逅① ……ミカエルへの応援コメント
こっそり読ませていただいております、海です!
某海外ドラマを思わせる世界観、楽しませていただいてます!
あと……
影響を受けた小説
「北方三国志」
↑
大!共感!です!
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
それはもう、某海外ドラマ&原作小説の影響で書き始めたようなものですので…。
文体はまんま北方謙三氏の影響大です。
とにかく自分なりにハードコアを意識した作風ですが、楽しんで頂けているのであればとても嬉しいです。
1-1 月盾の兄弟 ……ミカエルへの応援コメント
近世設定、良いですよね。
軍事的にも政治的にも、旧式と新式が混在する時代。ロマンです。歯輪式拳銃だけでメシが進みます。
雪一面の世界観も、作品の空気をよく表していると思います。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
近世が好きな方がいてくれて嬉しいです!
甲冑と銃がしのぎ合い、でも確実に時代が移り変わっていく世界観は、中世や近代にはない魅力がありますよね。
遅筆なため更新は遅いですが、しっかりと冬の戦場を書いていきたいと思っていますので、気長にお読み下さい。
1-2 〈第六聖女遠征〉 ……ミカエルへの応援コメント
冬の時代。
全てを雪が覆い隠す終末すら感じさせる世界観は独特な物ですね。
そして、大軍をうごかしてしまったのに、帝国に遅滞戦術を取られた協会側の焦燥が色濃く見て取れて、興味深いです。
何れは雪に全て覆われるにしても、その過程を楽しみに読み進めさせて頂きますね。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
戦争、終末、騎士という、作者の好きな物を混ぜこぜにした結果、このような世界観になりました。
前線での戦闘描写を軸に進行するため、政治的なかけひきよりも、血みどろの戦いの中で人々がもがくような物語になると思います。
結末は決めてありますが、まだ執筆途中ですので、のんびり読んで頂ければ幸いです。
1-13 狂獣の単騎駆け ……ミカエルへの応援コメント
ストーリーや設定は、すごく作り込まれてる感があります!! ただ、ちょっと武器の形状とか、戦略の意味とか、主要人物が一気に出すぎて、わかりずらいとは感じました。ほぼ全員が敬語で話すと誰が話してるかがわかりにくくなるので、口調とか特徴的な方が見分けやすいと思います。
作者からの返信
ご感想ありがとうごさいます!
確かにみんな敬語で話してますね……。
登場人物の書き分けについてのご意見、参考にさせて頂きます。
冬を生きた者たちへの応援コメント
拝読させていただきました。
完結、まずはお疲れ様でございました。
拙いことばで読み終えた今のまとまらぬ感想を述べると、まずは戦場の凄惨さも残酷さもすべて貫きとおして書き上げた寸陳さまの筆力と熱に感服するばかりです。
全く甘くはない物語でした。人間のひととしての甘さは描いても、人間の業を癒やすような甘ったるさは皆無の物語だったと存じます。
それでも読むことをやめられなかったのは、人間の矛盾や生の理不尽がこれでもかと描かれていたからで、各登場人物の感情の起伏に時に引き込まれ時に息をのまれ続けたからに他なりません。本当に素晴らしい物語をありがとうございました。凄惨な戦いの終わりにほっとしつつも、もう読み続けられないことに一抹の寂しさを覚えながら、感謝を申し上げます。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。最後まで見届けてもらえたことは、感謝してもしきれない喜びです。
甘くない物語というのは私自身意識し続けて書きましたので、最後までブレずに表現できたんだなと、まずはホッとしています。
今作では他の戦記物との差別化を図るという点から、戦場ではきれいごとを一切排し残酷さを強調。登場人物たちには王道的な理想を語らせる一方で、負の感情をあえてドロドロに煮込み、男女の甘い要素もほぼ削りました。
ただ、そんな薄汚い世界だからこそ輝くものを表現すべく、最後は少しだけ成長したセレンと、悩みながらも生き続けるマクシミリアンの二人に、一抹の希望を託す形となりました。
近況ノートにも書きましたが、こんなどこにも需要のなさそうな物語を最後まで読んで頂き、また応援もして頂き、本当にありがとうございました。