第18話 転生者・後編
ガキィン! 刀と刀が打ち合う音。朧木が呼び出した花の精、あやめは鈴鹿御前と切り結ぶ。
ギリギリギリ…鍔迫り合いとなり、あやめと鈴鹿御前は睨み合う。
女と女の闘いの横で、朧木を助けに来た魔紗が影法師と戦っている。
ズガッ! 魔紗のロングソードが天蓋笠を切り裂き、影法師を叩き伏せる。影法師では魔紗の相手は務まらないようだ。
魔紗は素早く十字を切った。影法師は地獄へ落ちたとはいえもとは人間だ。魔紗は塵へと帰る影法師への弔いの意を示す。影法師を助けるにはこうするしか無い。彼らの被った天蓋を切り裂く。それは影法師が影法師としていられなくなる事でもある。
「朧木、何を遊んでいるの!」
魔紗が朧木に怒鳴った。
「遊んじゃいないよ!」
そう返す朧木に余裕は無い。相見える鈴鹿御前は決して楽には倒せないことがわかる。
カキィン! またしても刀と刀がかち合う。互いに決定打に欠けるようだ。
「そう、朧木と言うのね。沖田総司を破った陰陽師は」
鈴鹿御前はあやめを前にして尚、意識を朧木良介に向ける余裕があった。
「確かに彼を捕らえたのは僕だがね」
鈴鹿御前はあやめと間合いを取った。
「あなたは自分の前世に興味は無いわけ?」
鈴鹿御前が赤いカプセルの薬を取り出し、一気に飲み込んだ。
「…そんな薬頼みをしてまで興味は無いかな。僕の方こそ君らに聞きたい。前世が今にどれほどの影響があるのかと」
「かつての自分の価値観を知るから、今を大事に生きられる。なんの取り柄もなく生きていただけの毎日に、それまでの自分が知らなかった価値観が得られるのだから」
朧木は深いため息をついた。
「わからないね。結局それは他人から学んでいることと何が違うのさ。今の自分が何かをなし得ようって生きるのならわかる。君ら前世の記憶を取り戻した人達は何者になるつもりなんだい」
鈴鹿御前はニヤッと笑った。
「あたいはあたい。他の誰でもない自分。このドラッグでやっと開放された。自分と言う殻から」
鈴鹿御前があやめに一気に詰め寄る。
ガキッ、キィン! と刀と刀がぶつかり合う。薬の効果だろうか。さっきより刀筋が鋭い。激しい斬撃があやめを襲う。たが、あやめも負けてはいなかった。
あやめは舞うように刀を振るう。剣舞。
軽やかに流れる剣筋が鈴鹿御前を捉える。
キィィィン! ひときわ甲高い金属音。鈴鹿御前の刀が大きく弾かれる。
あやめは美しく舞う程に刀の流れが読み難くなるようだ。
「そんな! あたいが切り結び負けるなんて! なぜ!」
その場は朧木の呪歌が支配している。流れさえをも変えてしまう。
あやめが一気に踏み込み、鈴鹿御前の喉元に刀を突きつける。
「君たちは前世の記憶があろうがそれまでは普通に生きてきた人間。いきなり剣の使い手の動きをできるようになったところで、体がついてこないのさ。流石にこちらが勝たせてもらうよ」
朧木の勝利宣言。鈴鹿御前は降参した。
あやめと
朧木が魔紗の様子を見ると、最後の影法師を斬り倒すところだった。危なげなく片付けたようだ。
「そっちも終わったようね、朧木」
魔紗はロングソードを鞘にしまった。
「ありがとう。おかげで助かったよ」
朧木は魔紗に礼を言った。彼女が助けに来なければ危うかった事だろう。スキがなければ呪術的行動も取れない。
「さて、その女に色々と聞きましょ。オカルトドラッグを流通させるのは何者なのかを」
「アッハハ! そんなことをあたいが言うわけ無いじゃない! 前世の記憶を取り戻すお薬を貰えなくなっちゃう」
「…そうか。君も前世の記憶に依存しているのか」
鈴鹿御前は不満そうに口を尖らせた。
「伝承で謳われる存在だったんだから、その記憶に浸かりきっていたくもなるでしょ。あんただって浸りたい思い出くらいはあるんじゃないの?」
朧木は鈴鹿御前の問いに答えない。
「そんなことは何だっていい。僕らは怪しげな薬の流通をとめるだけだ。鈴鹿御前。あんたは黒衣の僧侶を知っているか? 僕らはヤツを追っている」
朧木は話は取り合わず、自分らの要件だけを告げた。相手の話のペースに引き込まれないように、強引に話の流れを作ったようだ。
「黒衣の…」
鈴鹿御前が何かを言いかけた。
「何か知っているのか?」
魔紗が鈴鹿御前に詰め寄る。
「し、知らない。あたいは何も、知らないよ。本当だよ」
朧木はしばらく考え込んだ。
「よし、彼女は警察に引き渡そう。あの赤いカプセルは証拠品として押収させてもらう」
朧木の命であやめが鈴鹿御前から赤いカプセルを取り上げる。
「やめてよぅ…それがないと前世の記憶が遠くへ行っちゃう…」
鈴鹿御前が朧木から薬を取り返そうとする。それをあやめが押しとどめた。
「前世など妄想と変わらない。君は今を生きるんだ」
朧木は鈴鹿御前に背を向けた。おかしなドラッグさえなければ、前世の記憶を持つ転生者もただの人だ。害はない。
「朧木、この人は私が連れて行こう」
魔紗が鈴鹿御前を連れてビルを出ていった。
後には朧木とあやめが残る。
「人は前世の記憶から離れ難いか…」
前世は純度100%の過去だ。決定された事象だ。もはや何を持ってしても覆らないもの。その記憶が彩りに溢れているほどに依存性が強くなる。
前世の記憶はどこまでも蜜の味がする毒物だ。
朧木はその場を後にした。
悪鬼悪霊魑魅魍魎、そんな奴らから皆を守る陰陽師。幽霊を相手にすることもある。前世とは死人だ。ならば彼らは亡霊か。前世の記憶に囚われることは取り憑かれる事とどれほどの差があると言うのか。
死者の霊を鎮めるのも陰陽師の仕事。
ならば朧木良介の仕事である。彼は、彼のスタンスを崩さない。
今を、大切に生きよ、と。
とある場所。闇の中で護摩壇に焚かれた炎の明かりだけが見える部屋。
一人の男が一心不乱に祈祷している。霞町町長だった。
「おん きりきり おん きりきり…」
町長はただひたすらに真言を唱えている。
と、室内に誰かがやって来た。町長の手下のようだ。
「町長、よろしいでしょうか?」
「構わん。言え」
「茨城に天狗党なる輩が出現した模様。おそらくは妖怪の息のかかった連中との報告。国会議員としてもぐりこんでいる者もいるとか」
町長は「ぬぅぅ」と声を漏らした。
「東京都の町政にも介入してくるやもしれん。警戒を怠るな」
「はっ! それから今ひとつ。怪貝原議員の手の者がオカルトドラッグ流通拠点の一つを叩いたとの事」
「なんだ。組織壊滅まではまだまだ程遠いではないか。途中経過の報告は要らん。結果報告だけにしろ」
町長は機嫌が悪そうにそう答えた。
「はっ、しかしよろしいので? 相手は大規模な組織と思われますが、個人経営している探偵一人に頼むなど無謀ではございませんか?」
町長は手下の話を聞き流して再び祈祷を始める。
「構わん。動かせる駒を持つのは他に山国議員位だが、あちらは好きに泳がせておけ。私は彼の真意が知りたいのでな。余計な干渉は不要だ」
「かしこまりました。失礼いたします」
手下は去っていった。部屋には護摩壇の炎が燃える音だけがする。
「次から次へと妖怪どもの干渉が来るか。東京都の霊的結界ももはやほとんど意味をなさぬとは」
独りごちる町長。その表情は重苦しい。
そのころ朧木は自分の事務所に戻っていた。事務所にはさくらがまだ残っている。
「所長。お疲れ様です。その分だと、今日は何か収穫はあったようですね!」
さくらは所長デスクの上にお茶を置いた。冷水で作った緑茶のようだ。
朧木は受け取ったお茶に口をつける。
「あぁ、鈴鹿御前と名乗る女を捕らえた。警察署に預けてあるが、ドラッグの流通ルートを喋るのも時間の問題だろう」
さくらは不思議そうな表情を浮かべる。
「その聞き取りも所長が行わないんですか? 捜査権はあるんでしょう?」
朧木は「ふむ」とひと言だけ呟いた。
「確かに僕に事件の捜査権はあるが、捕まえた相手の違法薬物所持と服用の件はまた別だからね。警察署に協力を求める都合、先程の罪状で再委任する事も可能だ。餅は餅屋に。事件の聞き取り調査は警察に。麻薬取締官に任せちゃうのさ」
「所長が何でもやるわけじゃあないんですね」
「当たり前さ。人は一人で生きているんじゃあない。いろいろな人の力を借りているんだよ。必要な時に必要とするのも失礼な事ではない」
「へぇ〜所長なら犯人から話を受けて、パパパパッと推理しちゃって解決するのかなって思ってました」
「それは君、僕を買いかぶり過ぎだよ。僕が警察に助力するのは○特案件だから、だ。一般の犯罪の延長線上ならば、ちゃんと警察に協力するのが市井の人々の務めだろう」
「相互に協力関係にあるようなものなんですね」
「人付き合いと同じさ。疎かにしていてはいけない」
「じゃあ、今は前世ドラッグを利用した人が流通ルートを吐くまで待機なんですね。所長は前世というものに懐疑的なんですか?」
朧木は一気にお茶を飲み干していた。
「前世の必要性についてなら懐疑的かな。追体験と同じなんだよ。本を読んで主人公になった気分になるのと同じさ。彼らのもね。記憶と経験だけのものであるならば、前世の記憶も読書をして得た知識と何ら変わらない。誰かの価値観をトレースしているだけさ」
さくらが驚いている。
「それはまた随分と極論ですね!」
「極論なものか。実態は同じものだよ。前世の記憶に憧れるなら、優れたエッセイでも読んだらいい。前世の記憶のドラマツルギーにハマるなら、エンターテインメントの主人公になりきるだけで良い。単純なものさ。転生者と言うのは前世の自分にはまり込みすぎて、生活に支障をきたしている人々だ」
今度はさくらが「うーん」と唸る。
「ホンモノの陰陽師が言う前世観というのは違いますね。刮目です」
「そこに大した違いはない。僕からすれば、アクション映画にハマりすぎて、銃や刀を振り回している人と同じなんだよ」
「もうけちょんけちょんですね!」
「当たり前だ。前世の自分をエンターテインメントとして消化している人々への扱いなんてそんなもので十分さ。前世の記憶だろうと薬物頼みで覗き込もうとしているのだから」
「ではやはり、オカルトドラッグの流通は何が何でも防がないといけないですね!」
さくらが空いたコップに水出し緑茶のおかわりを注ぐ。
朧木のマイコップに透明度のある緑色の液体が満たされた。
「そう。使用者に害をもたらすからこそ裏社会のシロモノなんだよ。本当に前世の記憶を垣間見てしまうから○特案件に指定されているが、そうで無ければ普通に違法薬物に過ぎない。そんなものにハマる転生者を僕は助けたい」
転生。前世の記憶を持ったまま新たな生を得る事を主に指すが、転生先から前世を読み解けばこの様な文脈で解される。
追体験。他人の経験を自分のものとして体験する行為。
「私は所長を尊敬します。きちんと自分の考えがあって、良し悪しも決められる」
「一応これでも三十過ぎだからね」
「そうなんですか? 私は禁止されているから良くない事だ、とかそんな風に良し悪しを決めるくらいで、自分の意見は持っていなかったです」
「それも考え方じゃないのかな。興味のない分野などはそんな感じに大雑把な線引きをすると思うよ」
「所長は所長の考えがあって妖怪などとも闘うんですよね? でも、猫まんとかヴォルフガングさんとか仲良くする妖怪もいる。何が違うのかなと思って」
さくらは心の底では妖怪を毛嫌いしている。幼い頃の妖怪絡みの恐怖体験が彼女をそうさせているが、だからさくらは妖怪相手に闘える朧木を尊敬していた。だが、必ずしも妖怪を退治する対象とはしていない朧木を見て、最近は色々と思うところがあるようだ。
「妖怪だって生きている。猫まんを見たまえ。あれは食欲に生きている。他に何の害もない無害な猫だ。喋るけれど、ただそれだけだ。ヴォルフガングを見たまえ。生きてきた環境に苦労してきた人間だ。普段は狼の姿をしていることもあるかも知れないが、ただそれだけだ。彼らを退治する理由はどこにもないだろう」
さくらは猫まんが食欲に生きていると聞いて、大いに頷いていた。
「妖怪って、必ずしも人間に害を為す訳じゃないんですか?」
「恩返しをしようとしたり、人の行いに対する因果応報であったりと様々なバリエーションの話がある。実際に彼らは彼らの意見や考え方を持って生きていると言うのがわかるだろう。人と同じだ。一概には言えないよ」
さくらは考え込んだ。
「私を拐った黒衣の僧侶は人間に積極的に害を為そうとしている存在ですか?」
「あぁ、あれは間違いなく人間に敵意を抱いている。影法師を連れた妖怪は大抵ろくでもないって思えば間違いないよ」
「なにか時代劇で見るような被り物で覆面をした、黒い身体の人達ですか?」
「そうさ。彼らはその行いで生前、あるいは死後に地獄へと落ちた者たちさ。半俗ならぬ半地獄にいる魂だ。妖怪達に地獄へと引き込まれたのさ」
「じゃあ、あの人達はもとは人間なんですね」
「そうだ。だが己の業の重みで地獄へと落ちたことには変わらない。まともではないのさ。存在そのものを警戒するに越したことはない。丼福君、あれを見かけたときは即座に僕に連絡を寄越すんだ。あれらは野放しにはできない」
朧木は市井の人々の静謐の為に仕事をしている。それが彼の半生でもある。
それは身近な人も当然助ける。
「わかりました。やっぱりなんだか妖怪は怖いです!」
「ハハァ、それは偏見だなぁ。そうだ。もうひとり妖怪の知り合いがいるんだよ。女性の半妖てやつなんだが」
「また変わった知り合いが多いんですね! どんな方なんです?」
「わりと色恋沙汰の話をよく好む人かなぁ。害はないよ。恋愛絡みじゃなければ、かも知れないが。紹介しようか?」
「興味あります!」
「じゃあ今日はもう少ししたら店仕舞いしようか。近くの飲み屋で働いているんだ」
さくらが窓の外を見ると、いつの間にかだいぶ暗くなっていた。
時計も十八時を廻っていた。
「今日もあっという間でしたね」
「あぁ。これでも日中はヤバかったんだよ。仕事上がりの一杯がやめられない」
さくらがクスッと笑った。
「なんだかんだ言って、そっちが目当てだったんじゃあ無いですか?」
「なぁに。僕の日課さ。さて、もう少し仕事を片付けようか!」
朧木は所長デスクに向かい直し、直近の事件Fileをまとめている。
仕事内容は詳細に記録しているのだ。
と、ガタン、という音が玄関先で鳴った。
朧木もさくらも「?」と頭に疑問符を浮かべる。
「何だろう…私見てきましょうか?」
さくらがとてとてと玄関口に向かおうとする。
「いや、待って。僕が様子を見よう」
朧木は立ち上がると玄関に向かった。朧木はゆっくりと入り口のドアを開ける。彼が外の光景を見ると、事務所の壁にもたれ掛かるように狼が倒れていた。
「よう、メイガス。しくじっちまったぜ…」
狼は傷だらけだった。朧木は事務所内に狼を運び、傷の手当をした。
「ヴォルフガング君、何があった⁉」
朧木が狼男に呼び掛ける。
「どうしたもこうしたも、先程妖怪に襲われたばかりだよ」
「報復が来たか!」
「影法師くらいならどうとでも出来たんだが、黒衣の僧侶が現れて…やつに気をつけろ。相手の雰囲気に呑まれると身動きが取れなくなる」
朧木は度々遭遇した黒衣の僧侶の事を思い出す。いつも圧倒感を持ち、巨大な何かと闘っているかのような錯覚をするオーラを放つ妖怪。
「初めは寺関係の妖怪と思ったが、あれは…」
朧木は相手の正体に薄々感づいてきたようだ。
「まったく。しばらく平穏だったから、恨みを買いやすい経営者の下で働いていたことを忘れていたぜ」
「幸い傷は浅いようだ。しばらくは安静にしているといい」
「次はあんたを直接狙うようだ。気を付けるんだな」
そう言うと狼は横たわって眠りについた。
「丼福君。君も気を付けたまえ。何をしてくるのかわからない連中だ」
「大丈夫です。と言いたかったけれど、やっぱり怖いです!」
さくらは朧木にそう答えた。
「相手は犯罪組織だ。手段は選ばない事だろう。魔紗さんには相談済みだ。場合によっては彼女のところで世話になったら良い」
「わかりました。所長はどうするんですか?」
朧木は壁掛けの霊剣、破軍を手に取った。
「相手は僕の周りの者を狙って恫喝しているんだろう。そんな連中に後手に回る道理はない」
「相手の居場所はわかるんですか?」
「いや、わからない。だが、即座に仕掛けてきたところから察するに近いところにいるようだ」
「そうだ。護法童子クンは?」
「あー、彼なら先週付けで会社を辞めたよ」
「なんで見放されてるんですか!」
「護法童子には護法童子の人生や生活があるからねぇ」
「所長一人で相手にできるんですか?」
「厳しい相手だ。誰かを守りながらでは手が回らないかもしれない。他所に協力を仰いでいたのは正解だった」
朧木は懐の式神召喚符の確認をした。幸い一枚あった。
「私は今日は魔紗さんのところに行きますね。なんだか帰り道が怖いです」
「教会まで送ろう」
「私も戦えたら良かったのに…」
さくらは心底悔しそうだ。彼女は人に恐怖を与えるべく動くものが嫌いだった。
「戦えても妖怪を倒すのは楽ではない。今回は僕に任せておけ」
朧木は戦いの覚悟を決めていた。心の中で唱えるのは、いつも戦いに赴く前に唱える前口上。市井の人々の静謐を守らんが為、我が行く手に勝利を。
緊張感に包まれた事務所内。
その外に1羽の鳥がいて、窓から朧木たちの様子をうかがっていた。
鳥の頭はしゃれこうべとなっている。何かしらの妖怪だった。鳥の妖怪は羽ばたいて行った。
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