背信と訣別

 連日の濃霧は流れ去り、空気は澄み切っていた。降り注ぐ陽光は暖かく、冬日であることを忘れてしまうほどだった。宗二は籠った熱気を逃すように体を揺すり、手庇で覆った目を細める。土御門本邸へと歩いてくる志郎の姿は、はるか彼方にいるときから彼の目に映されていた。

「来たな」

 宗二は隣に控えた小柄な女性に目配せをし、屋敷の中へと消える。女声はピクリとも表情を動かさず、人形のように棒立ちで、志郎が到着するまで待っていた。

「御足労をおかけしました。宗絃様がお待ちです、どうぞお入りください」

 志郎の影がつま先にかかるほどに近付かれ、ようやく女性は他人行儀に低頭する。

「あなたは」

「私は宗絃様の人形です。故に、名前は持ち合わせていません」

 無名の女性は腰にまで届く黒髪を撫でるように梳き、志郎に背を向ける。

「宗絃様を待たせるわけには参りません。行きましょう」

 それきり振り返ることはせずに歩き出した女性に続き、土御門家の門をくぐる。通された場所は初日に面通しをした道場ではなく、百畳ほどの大広間だった。目に映るものは畳ばかりであり、中央に敷かれた二枚の座布団が滑稽なほどに小さく思える。

「来たな」

 上座側に座っていた宗絃は居住まいを正し、志郎を手招きする。役目を終えたのか一礼をして去っていく女性を、その姿が見えなくなるまで、志郎は淡白な眼差しとともに見送る。

「トガメのことが気になるか?」

「あなたの人形だ、故に、名はないと」

「人形――まぁ、そのようなものか。あれは妖に夫を惨殺されてな。以来、心の在り処を見失いでもしたのか、己が妖討伐のために作り出された傀儡だと思い込んでおる」

「妖を殺すためだけの人生か」

「同情するかね」

「いいえ。程度の違いはあれ、退魔師なんて、そういう人種で間違いないでしょう」

 特にさざめきだった感情は見せず、座布団に腰を下ろす。

 そして、沈黙が二人を支配する。祖父と孫ほどに年の離れた二人であったが、友好的な雰囲気は見えず、慎重に、互いの腹の内を探り合うように視線を交錯させる。

「土御門の成人の儀について、兄貴から聞かされているか?」

 予期しない訊ねに虚を突かれる。けれど、動揺を悟らせることのないように平静を繕い、志郎は無言で首を振った。

「まぁ、そうだろうな。兄貴はお前を溺愛しているようだったが、それだけに土御門の暗部には触れさせたくなかったのだろう。もしくは、その程度の間柄だったというところか」

 カカカ、と宗絃は嗄れた声で笑い、干乾びた手で禿頭を撫でる。志郎が不快そうに眉を顰めたのを認め、宗絃はなおさら満足そうに煙管に火を点けた。

 胸を掻き混ぜるような、甘ったるい匂いが立ち上がる。

「妖を殺すこと。それが土御門の儀式だ」

 煙の向こう側から滲むように宗絃は語り始める。志郎は堪らず首を傾いだ。それのどこが土御門の汚点となり得るのか。妖を己の力のみで殺せること、己の力のみで妖を凌駕すること。それは、自らを退魔師として名乗らせる上で最低限必要な事柄に過ぎない。

「それのどこが暗部となり得るのかなど、つまらぬことを口にしないでくれよ。妖を殺めること自体は平凡なことに過ぎないとしても、状況を歪めれば、いとも簡単に異端へと転落する」

 志郎の貌に煙を吹きかけ、宗絃はニタリと眦を歪ませる。その姿に《暗部》と称した事柄を告げることへの躊躇いなどは微塵にも視て取れず、むしろそれを悦んでいるようにも映る。

「いたぶるのだ。捕らえられ、磔にされ、抵抗は能わず、媚びへつらうことしか許されない妖を縊り殺すことで、妖への非情を獲得する。それが土御門の汚点だ」

「……何が言いたい」

「幽閉された神楽、決して死なない妖。アレは、随分とそれに適した存在だとは思わんかね」

――宗絃の爺さん、あれで厳しいヒトだからさ。

 脳裏に宗二の言葉が浮かび上がる。諫め役、一点の良心では決してない。

「首を切り離されても生きていられるか。アレにそう訊ねたのが儂だと言えば、通じるか?」

 真っ黒な汚点の源泉。あの地獄の始まりこそが土御門宗絃なのだと悟る。同時に自分が呼び出されたわけも把握したが、時すでに遅く、志郎は指一本たりとも動かせぬ体となっていた。

 呪詛をかけられたのだと気付く。されど、不思議と彼に焦燥は見られなかった。こうなることを察していたかのように、僅かに目を瞠るだけだった。

「落ち着いているな。言葉は話せるようにはしておいた。なぜこのようなことをするのか、くらいは訊ねてくるものと思っておったのだが」

「なぜ、このようなことを」

「ヒトを小馬鹿にするのが得意なようだが、いいだろう。いやな、お前の神楽への接し方には退魔師として些か以上に看過できない節があるようでな」

「鼠でも忍ばせていたのか? だとしたら見つけられなかった、優秀なことだ」

「鼠じゃねえ。文字通り、視ていたんだよ」

 宗絃と志郎の会話に宗二が割り込む。栗毛の青年は粗雑に足音を立てながら志郎へと歩み寄り、正面に回り込むと志郎の髪を掴み、自分の眼を突き付けた。

「お前が俺のことをどんな奴だと思っていたかは知らねえが、俺は武術に長けていたから肉弾戦なんて泥臭いやり口を選択したわけじゃねえ。この目があったから。こいつを活かすためにはどうすればいいか考えた結果、肉体武闘を主軸に据えたってわけだ」

 宗二の眼球が艶めかしく動く。白目との境界線すら曖昧になるほど色素の薄まった瞳には、十字傷のような朱線が刻まれていた。

「千里眼か」

「そうだ、千里を見通す魔眼だ。よく視えていたぜ。お前が神楽に肩入れする姿がな。そればかりじゃない、白銀の妖狐と馴れ合う姿までばっちりだ」

「妖を討伐すべき退魔師がよりにもよってこれと馴れ合う。これを見逃すわけにはいかん」

 煙管を灰受けに叩き付け、宗絃は糾弾するように語気を荒くする。かたや、志郎は神妙な態度で宗絃の言葉を傾聴しているものの、その気色に己を恥じ入る様子は見られない。むしろ、彼の胸中に存在するものは尊厳と矜持、土御門への堪え難い怒りだった。

「ひとつ、訊ねたい。答えろ、宗絃。あの地獄に関与したアンタにはその義務がある」

「半端者が何を語るかは知らんが、追放される身だ。最後の言葉くらいは聞いてやろう」

「神楽を迫害したこと。あのような地獄に神楽を幽閉したことを恥じたことはないか」

「異なことを聞く。神楽は姫神の悲劇を引き起こした張本人、明確な悪だ。我らの行いは、謂わば大罪人に裁きを与えているようなものだ。伴侶を奪われた悲しみ、親兄弟を殺された苦しみ、誰しもが神楽に対して怨嗟を抱いておる。悪を罰したことに怒りを露呈するなど、ましてやそれを恥じろと責め立てるなど大概の阿呆でなければ考えもしないことだと思うがな」

「あの場に幽閉されている神楽が元は人間であり、己が命運を賭してまで神楽を封印した誇り高き退魔師だとしても同じことを言えるか。訴えを退け、真実から目を背け、劣情のままに心身を犯した少女が悲劇の夜に終止符を打った英雄だとしても、恥ずべきことは何もないか⁉」

 声が裏返る。志郎は激怒する。葛白から葬り去られた真実を告げられた夜、彼の胸中に宿った感情は、理不尽に対する果てのない怒りだった。献身と犠牲が報われないことなんて掃いて捨てるほどにありふれている。だが、献身と犠牲の果てに待ち受けたものがその身に覚えのない迫害であるなど、そんなことが許されていいはずがない。

「アイツは人間だ」

 訴える。葛白が、律華が。妖が、半妖が訴えて届かなかった真実を訴える。

 届け。この言葉を訴えるのは人間だ。受け入れてくれ、これは人間の言葉なのだ。

「知っておるよ、そんなことは」

 されど、懇願を嘲笑うように告げられた言葉に志郎は絶句する。引き攣った喉から漏れ出すものは裏返った呻きだけで、衝撃が言葉の形成を阻害する。

 宗絃ばかりではない。宗二にも揺らぎは見られない。不死身の妖、神楽が人間であるという愕然たる事実を告げられたというのに、彼等の気色には如何程の戸惑いも現れない。

「そのようなこと、八年前より承知しておる。その上でアレを扱ってきた」

 すべて承知の上で、その少女が人間であると自覚しながら非道を貫き通したと語る。

「なぜ……どうしてッ」

 真っ白に飽和した思考で訊ね、戦慄く唇で問い質す。

 なぜ、そんなことができたのか。どうして、良心を痛めずにいられたのか。

「元が人間だったとしても、腹の内に神楽を抱えているとなればあれは妖だ。そもそも我らには必要だった。行き場のない無念と怨嗟の猛りをぶつける相手が、醜悪な感情の掃き溜めが」

「その身勝手のために傷付けられた少女の苦しみを、顧みることはなかったのか」

「他人の痛みなど知ったことではない。重要なのは、我らの痛みをどう慰めるかだ」

「それでも人間か」

「これが、人間だ」

 宗絃に蔑視と嫌悪を向ける。呪詛に縛られた彼にできることはそれだけだ。されど彼に無力を嘆く気配はない。ただ静かに、反して激しい怒りを燃やしている。それが癪に障りでもしたのか、宗二は苛立たし気に舌打ちをすると志郎の後ろ髪を掴み、彼の頭を畳へと叩き付けた。乾いた音が響く。続いて持ち上げられた志郎の頬には擦過傷に似た痣ができていた。

「そんなに神楽がお気に入りなら、お前が奴の痛みを引き受けるか? 奴の過去はどうだっていい。いま、奴が神楽であること。俺らの仇敵であることが問題なんだよ」

「なぜ、過去を切り離そうとする。アンタ達は獣だ。激情に溺れ、知性を忘れている」

 志郎の言葉が最後まで続くことはない。鳩尾を蹴り付けられ、噎せ返る。

「止さないか。あまり傷付けては兄貴の元に返しづらくなる」

「名ばかりの頭首が何だというのです。土御門の実権は宗絃様が握っているのに――」

「年長者の顔は立てていた方がよいものだ」

 宗二は忌々しそうに貌を歪め、志郎を突き飛ばす。畳に倒れ伏せ、それでもなお動けない志郎を覗き込み、宗絃はゆったりと煙管を蒸かす。

「さて、こんなくだらぬ問答をするためにお前を呼び付けたわけではない」

「どうした……神楽を殺す算段でも整ったのか」

「そう、その通りだ。予知があった」

 一息ばかり間を置き、もったいぶるように粘ついた口調で宗絃は言う。

「今宵、凪の満月が訪れる」

 それはもう、喜ばしさを前面に押し出しながら。

「不死身が崩れる。八年間、指を咥えるだけだった。だが、今宵こそ我らは神楽を殺せる」

「どうやって、殺すつもりだ。不死身が崩壊することと、神楽が目覚めることは同義だ。妖の王を殺す技術が、知恵が、胆力がアンタ達にはあるのか」

「殺し続ける。それだけだ」

 初め、志郎には宗絃の意図が掴めなかった。けれどすぐに理解する。宗絃のやろうとしていること、神楽を殺すための手段、それはあの地獄の再現に他ならない。

「焼き尽くし、刻み、縊り、凪の満月が訪れるその瞬間まで殺し続ける。たとえ神楽が主導権を取り戻したところで、その瞬間に殺されていたならば何もできまい」

「律華には痛みがある! 感情がある! アンタ達の都合で凌辱するなど許されない!」

「知らんよ、そんなことは。神楽を殺せるならば過程の痛みなど些末なものに過ぎない。それに、あの英雄様はそうされることを承知の上で、神楽に体を差し出したのではないのかね」

 志郎の訴えは一蹴され、彼は途端に恐ろしくなる。何がそうさせたのか、その源泉は本当に怨嗟だけなのか。宗絃の歯車は狂っている。歪んだ歯車に絡め取られ、土御門家そのものが破綻している。同胞の犠牲も厭わないほどに、その心を汲み取ることもできないほどに。

「そういうわけだ。神楽討伐が終わるまで、お前は地下牢に入っていろ。そうさな、明日の朝には、お前の好きな神楽の首を抱えさせて送り出してやろう」

 地下牢に連れていくために宗二が志郎の上体に触れたとき、何の前触れもなく、ごろりと、志郎の首が取れた。さしもの宗絃も意表を突かれたのか顔を強張らせ、畳の上を転がる首を凝視する。首は二転三転すると断面を下にして綺麗に立ち上がり、キリキリと機械的な挙動で宗絃へと向き直る。

 そこに人間の首はなかった。宗絃に向けられる目はガラス玉、髪は染め糸、耳朶はなく、一枚板の顔面がある。口から顎にかけては別の板が組まれており、カタリと板が下がる形で人形の口が開く。

「驚いたよ。まさか、懸念した通りに話が進むなんて」

 伽藍堂の口から志郎の声が吐き出される。およそ人間らしくないそれは人形、志郎の十八番である傀儡そのものだ。宗絃達は揃って騙されていた。初めから志郎は屋敷にはおらず、彼等がそうだと思い込んでいたものは、傀儡を介した幻術に過ぎなかった。

「どういうつもりだ」

「保険だよ。宗二の視線には気付いていた。だから、こちらも見返していただけだ」

 人形の眼球がぐるりと裏返る。ガラス玉の反対側に刻まれているものは、朱線の十字傷。

「千里を見通す魔眼も、千里より見返されていることには気付かないものなんだな」

 傀儡の首はその言葉とともに浮かび上がり、視えない糸で手繰り寄せられるように胴体へと近付く。首の断面は重ね合わせられ、そのまま、キリリと一回転する。呪詛をかけられているはずなのに傀儡はあっさりと立ち上がり、力無く両腕を垂らしながらガラス玉の目を宗絃に向ける。透き通ったガラスには、僅かばかり影が射し込んでいた。

「何をするつもりだ。よもや、神楽を庇おうなどとはするまいな」

「勘違いするな。神楽を祓うことに関しては、志に相違はない」

 それは、律華と交わした約束でもあるから。

「ただ、律華を人間として扱わないアンタ達とは、過程を違えているだけだ」

 アンタ達に殺させるわけにはいかない、と志郎は決意を表す。

 律華が人間として終わるその時まで、心身を辱めさせはしない。そんなことは許さない。

 彼の思いは人間としては正しいかもしれない。清廉であるだろう。けれど、背景には神楽復活の脅威を孕み、何より、それは土御門家と対立する道筋だ。

「随分と神楽の肩を持つじゃないか。奴にかどわかされでもしたのか」

「アンタの眼には、そのように見えたのか。そうだとすればおめでたい限りだ」

「テメェ」

 挑発を受け、宗二は分かりやすく感情を露わにした。荒い足取りで傀儡に迫り、空っぽのガラス玉の向こうからこちらを見ているのであろう志郎へと叫ぶ。

「テメェ如きに何ができる! たった一人で神楽を守るとでもぬかすつもりか? そんなことを易々と許すほど、土御門は薄っぺらくねえぞ」

 土御門と志郎で目指すところは等しく、それは神楽の討滅だ。

 だが、神楽を宿した少女を妖として殺すか、人間として終わらすかで両者は決別する。

(悪いな、爺さん)

 傀儡を操りながら志郎は玄隆の姿を思い起こす。神楽に一族を滅ぼされ、居場所を失くした自分に帰るべき場所を与えてくれた恩義に報いるためにこの務めを受諾した。これは、恩人を裏切る選択だ。志郎が為そうとする宣誓は、玄隆の顔に泥を塗る行為に他ならない。

 けれど信じている。

 誰かを辱めるためではなく、守るために力を振るうことを理解してくれると。

 退魔師の矜持とは妖を祓うことではない。ヒトを守ることだと語り聞かせてくれた過去に偽りはなかったと信じている。たとえこれが土御門の総意に背く行為なのだとしても、力ある者が力無い者を虐げることはあってはならないと、玄隆は背中を押してくれることだろう。

「土御門家末子ではなく、近衛家頭首として宣言する。俺は――神楽を人間として終わらせる。それを阻害しようとする者、律華を人間として扱わない者には容赦しない」

「それは、開戦の言葉か?」

「訣別だよ、宗絃」

 その言葉を最後に傀儡は閉口し、操り糸を絆されたために崩れ落ちる。

 時を同じくして、トガメは神楽を幽閉する寺院のある方角を仰ぎ、戦慄に身を震わせた。

 神楽幽閉の要石、山寺を覆う結界が破られたのだ。天へと溶け込んでいく結界の残滓を見つめ、トガメは喉の奥から引き攣った叫びを漏らした。

 八年前に悲劇があった。

 二年をかけて虚構の村が構築され、夫の仇、妖の帝王たる神楽が幽閉された。

 以来六年間、荒事は起こらず、翻せば神楽を殺める機会は与えられず、同じ村で、手を伸ばせば触れられる距離に脆弱な神楽を捕らえておきながら指を噛んでいた。

 何もできずにいた。夫の無念を晴らせずにいた。

 けれど、時は動いた。

 能面と大差なかったトガメの貌は、いま、豊かな感情を宿している。

(やっと――ようやく、あの人の無念を晴らせる)

 激情を押し殺す人形である必要性を拭われたのは、トガメだけではない。

 此の地に集う、全ての退魔師は神楽への怨嗟と憎悪を思い起こす。

 そして、それは真っ黒な殺意の渦となり、神楽に向けられる。

 殺せ! 障害を薙ぎ払い、神楽を見つけ出し、その心臓を抉り出せ!

 たかが少女一人の苦痛など、その先にある平穏を思えば些末な犠牲に過ぎなかった。

 それは少女を庇おうとする青年に対しても同様だった。

「奴を殺せ。神楽を儂の前に引きずり出せ」

 妖を庇うなど、愚かな真似をする志郎が悪いのだ。

 時刻は午後三時。月が天上に姿を現すまで、四時間。

 神楽を殺すための追走劇、少女を人間として終わらせるための逃走劇が幕を開ける。

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