ステロイドの副作用・経過報告 ~投薬開始から約2年経って~
前回の投稿から半年以上が経ちました。
世間はコロナ禍。私生活もそれなりに変化がありましたが、今回は反響の多いステロイドの副作用について経過報告をします。
現在のプレドニン(ステロイド剤)の投薬量は5㎎。投薬開始時の50㎎に比べると随分と量が減りました。約1年かけてミニマム摂取量へと減らし、その後約1年間5㎎を継続している形になります。
プレドニンの摂取量の概略はこちら。
2018年11月15日入院。
2018年11月20日。プレドニン50mg投薬開始。
2018年12月25日。プレドニン45mgへ減薬。その後徐々に摂取量を減らす。
2019年3月24日。プレドニン27.5mgへ。
2019年12月22日。プレドニン5㎎へ減薬。
2021年1月13日現在。プレドニン5㎎継続。
現在自覚している副作用はというと下記の通りいろいろありますが、それでもステロイドの量に比例して副作用の出方もだいぶマイルドになっています。
① ムーンフェイス
② 食欲増進
③ 不眠
④ ニキビ
⑤ 体の中心部に脂肪がつきやすい
幸いなことに、血糖値の増加といった糖尿病に直結する深刻な副作用は出ていません。毎月の血液検査で数値を測っていますが、標準内に収まっています。
人によって副作用の現れ方は異なるようで、ネットで情報を拾っていると、5㎎ではほとんど副作用は出ないという記述も見つけます。しかし私の場合は上記のような副作用が継続して出ています。
① ~⑤まで詳しく見てみます。
① ムーンフェイス
マックス時よりは明らかに萎んでいますが、それでも発病前とは異なる輪郭になっています。主に頬とほうれい線のあたりに余計な脂肪が見られます。一番顔が大きかった時に伸びた表皮が、中の脂肪が減ったことにより垂れ下がり、そこへ単純な老化が加算されました。下膨れで垂れています。これは日々のフェイスマッサージで多少の改善はあると思いますが、薬を飲んでいる限りなくならない気がします。
② 食欲増進
元々大食いの傾向があったので、副作用のために食欲が増しているのか見極めるのが難しいですが、それでもやはり常にお腹が空いているという状況は普通ではないと思います。太るといろいろな弊害があるので太らないように気を付けていますが、お腹が空いて眠れないというある種のトラウマがあるので、毎日割とお腹いっぱいに食べています。体重は54㎏前後をキープしています。発病前は52kgくらいでした。身長は160㎝です。
③ 不眠
これが一番深刻な副作用かもしれません。数カ月に一度、睡眠剤を飲み忘れるのですが、そうすると夜中に必ず目が覚めて、それ以降眠れなくなります。夜中なのにこんなに目がバッチリ冴えるなんておかしいなと思って薬ケースを確認すると、薬がそのまま残っていたということが何回かありました。また、毎日薬を飲んでも眠りは浅く、夜中に何度か起きることがよくあります。
④ ニキビ
大量にプレドニンを摂取していた時に大量のニキビが発生したので、ニキビ跡(シミ)も大量に残っています。新規のニキビも時々出ます。
⑤ 体の中心部に脂肪がつきやすい
手足は比較的細く、胴体に脂肪がつきやすいです。この副作用も継続して残っていますが、皮膚筋炎という病気のために筋肉がつきにくいことも関係しているかもしれません。
以上、ステロイドの副作用の経過報告でした。
この闘病記のアクセス数を見ると、ステロイドについて書いた記事がダントツ人気です。それだけステロイドの副作用に悩んでいる方が多くいらっしゃるということかと思います。個人差はあるものの、一例として参照いただければ嬉しいです。
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