第24話 ギルド
2人と別れ、1人と1匹の旅が始まるため、ギルドに来ていた。
「そうかそうか、フーデルに行くんだな」
「そうだ。そっちの方が、魔物が強いらしいから」
ギルドに来るなり、マスターが出迎えた。
マスターとは、魔物災害の報酬をもらった時から一度も話していなかった。
2人は、学校に行ったし、しっかり冒険をして、最初の目標4つを達成しないと。
そのために、この街を出るため、マスターと相談をした。
相談内容はさておき、しっかりとフーデルに行く許可が下りた。ので、フーデルに向けて出発である。
持ち物は基本【亜空間収納】に入っているし、食べ物の補充はした。水もバッチリ。
「行くぞ、アオ」
『……ん』
返事をすると、体からスライム核を出してきた。
「おい、アオ、出すなら出すぐらい言ってよ?これから」
『……わカ…った』
どうやって人語を覚えたのやら。
しっかり門番にBランクのギルドカードを見せ、街に向かって歩き始めた。
♢
街を出て、1日目
特に変わったことはなく、歩いて向かっている。ギルドで荷台の護衛などで向かうこともできなくはなかったが、そうすると守りながら戦う必要があるので大変なため、歩くことにした。どうせ、歩いても5日で着くらしいし。
「アオ、ご飯食うか?」
『ウ……ん』
特にやることのない上、森でもないただの平野なため、特に採取するものもないし、魔物に出会う前に発見できるため一直線に街に向かっている。
ご飯は、パンと干し肉だ。
♢
街を出て、2日目
【亜空間収納】の中に、テントと寝袋が会えるため、意外と快適である。夜になると魔物が活性化するけれど、アオは魔力感知系のアビリティを持っているのか、近ずいてくると知らせてくれる。
それにスライムなため、睡眠など必要ないから、常に起きてもらっている。有難や。
さっき、アオにツンツンされて起こされた。
相手は、ウルフだった。
普通は群れで動くはずなのに今回は1匹狼という種類のため1匹しかいなかった。
片手剣を抜刀し、斜めにざっくりと。
ステータスのおかげで、こんな犬っころは1撃だった。
そして死体は【亜空間収納】に入れてまた眠りにつくのだった。
♢
3日目
未だに歩いている。ちょっと、護衛で乗ればよかったかもしれない。っと思いつつある。
お金はもらえるし、大して、ここの魔物は敵な奴はいない。ミスったかもしれない。
でももう仕方ない。そのため、少し早歩きになっている。
仕方ないので、生産しながら歩くことにしたのだった。
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