外伝ⅱ 別れ烏の芽

序章

1.若椿の姫君

 雪椿ゆきつばきというのは、若椿わかつばきの妹の幼名である。

 若椿が首を傾げ「雪椿は何処へ行ったのかな?」と問いかける動きに合わせて、涼やかなが鳴る。その音に気が付いた村の門番が、恭しく彼に頭を下げた。

 やっと十二歳を数えたばかりの宮の主は、生前そのままの姿であるのに、背丈だけが稍々足りず、元服を迎えたばかりにしては随分と大人びた表情で、門番を見上げている。

 門番が「判らない」といったことを述べる途中で、飽きたように「ああ、そう」と裾を翻し、若椿は鼻から息をひとつ吐いた。一つに結った長い黒髪は、若椿の父の少年時代と同じ姿であるのだが、父の表情より若椿のそれのほうが、より一層に人間味が無い。

 鈴のような音を鳴らしながら唇を尖らせた若椿に、村の男衆が「若、桃煉とうれんは見つかりましたか」と笑って訊ねても、若椿は一瞬、彼に対して表情を歪めただけで、なにも答えずに前を過ぎていく。

「あの様子では、若の姫君はまたもや行方不明らしい」と男衆が軽口を叩いて笑っているのを、若椿は欠伸をひとつ溢して、即座に忘れてしまったのだった。

 若椿は、この町で「若」や「若君」などと呼ばれている。妹の雪椿は、ついこの間に、双子の兄である若椿と元服を終えたばかりであり、そのときに名を「桃煉」と改めた。若椿にも成人としての名はあるのだが、それは彼自身の意向に沿って、村の誰もが知らずにいる。

 若椿が村の大木の傍に腰を据えたとき、背後から「若様!」と耳に心地よい軽快な声が聴こえて、一瞬のちには若椿の首元に娘子の細腕が巻き付いた。

 後ろからしゅるりと伸びてきた何かの蔦が、生き物のように若椿の腕をくすぐる。若椿が鳴らす鈴の音と同じように、ちりちりと囁く小さな葉が茂ったそれを、彼は退屈そうに掴んで、声の主を振り向いた――「雪椿、何処に行っていたの」

 若椿と同じ長い黒髪を背に流し、妹の雪椿は微笑んだ。雪のように白いから、幼名が「雪椿」だったのだろうと彼女に言って笑ったことを、父に似た自分と違い、母に似通った妹が、綺麗に笑んでいるのを見る度に思い出す。

「一寸だけ山へ行っていたのです、美味しい果実が熟れているときいたから。ね、若様も一緒に行きましょう」

 腕を引く妹に、若椿は目を細めて「お前はもう行ってきたのだろう。僕はそもそも山にも、その果実とやらにも興味がないからね」

 雪椿は若椿の返答をきいて「それでは一緒に昼寝をしましょう!」と彼の背中から離れ、その隣に寝そべる。呆れて物が言えない様子の兄に、雪椿は満面の笑みを浮かべ「そんな顔をしないでください、若様もたまには外でお昼寝しませんか。今日は天気も良いし、きっと若様も気持ちが良いと思いますよ」と、若椿のほうに体を向けてぐいぐいとその服の袖を引っ張った。

 若椿が「服が伸びる」とその手を払おうとするのを見越して、雪椿の袖から出た蔦が、若椿の手首に戯れのように纏わりつく。若椿は「雪椿、やめろ」とついに眉を顰めたが、その声色には、彼が不機嫌な時に何時も滲ませる冷ややかさがまるでない。

 観念してちりんと鈴音を鳴らし、横たわった兄の顔を見ながら「ねえ、若様」と雪椿はうつ伏せになって頬杖をつき「桃煉、先刻さっき、宮入りしないかと言われたのです」と呟いた。それに、普段あまり反応を示さないはずの兄が雪椿の瞳を見る。宝玉のように澄んだ翠の瞳は、日中の光を受けて、風にそよぐ大木の葉を小さく映していた。

 若椿の紅い瞳とは全く違う色をしている妹の瞳を、ぎょくを真似た飴細工のようだと、若椿は本気で思っている。

「誰から……ああ、まさか、父さんや母さんとは言わないよね」

 若椿がそう訊ねると、雪椿はまばたきをして「父様と母様が、桃煉にそんなこと、言うはずがないのです。あのふたりは、宮入りなんて絶対に許してくれないもの」と頬を膨らませる。

「それじゃあ、一体、だれ」と若椿が問い返す。雪椿は赤い唇を突き出して「それが、誰だったのか全くわからないの。知らない人だったから」

 その雪椿の言葉に、若椿は「知らない人?」と眉尻を跳ね上げた。

 この小さな村には、旅人も客人も入れてはならないという決まりがある。その掟は、ほかの何よりも破ってはいけないものであった。

 たがえれば命さえ落としかねないその決まりを、無作為に反故ほごにする村人など、いるはずがなく、だからこそ若椿は、雪椿のその話を疑問に思ったのである。

「……これは、あまり良いことではなさそうだ」

 呟き、若椿は口角を上げる。十二年、否、もっと長らく久方ぶりの獲物だろうかと思えば、いていないはずの腹が鳴るような気がした。

2.宮の者

 若椿の妹「雪椿」を、村人も、若椿以外の家族でさえ「桃煉とうれん」と呼ぶ。

 煉の字を名に宛てられる意を、無知な村人たちは気付きもしておらず、そして桃煉が「雪椿」という幼名を捨てた日と時を同じくして、兄の若椿も、この世の誰もが決して持ってはならない唯一無二を冠したのだった――「蓮煉れんれん」の名を得ることが一体何を意味するのか、若椿は齢十二にして、それを重々に承知している。

 己の父が室に来て、いの一番に「若、桃煉は何処へ行ったのです」と言ったことに、若椿が首を傾げて「何処にって? 自分のへやにでもいるのではないの?」と不服そうに眉を寄せれば、若椿の眉間の皺を見た父が「居ないからきいている」と太々ふてぶてしく言うものだから、以前のように蹴り飛ばしてやろうかなと、若椿は坐っていた尻を上げた。

 ふと「……そういえば、雪椿がこの間、気になることを言っていた」と思い出し、若椿は上げた腰を据え直した。父は若椿とよく似た顔を強張らせて「一体なにを」と懐手をする。

 若椿はちりちりと小さな音を鳴らしながら、桃煉が毎日手遊びに編む――今日もそうして妹に遊ばれた為に、女子おなごのように美しく編まれている――自身の立派な黒髪をもてあそび「この村に客人があったそうだよ」

 眉根を寄せて「客人?」と訝しんだのは、父の方で「この村に? そんなはずが……」と二の句を次いだので、若椿はにまりと笑って見せる。

「面白いよね。そのときがきたら、父さんに給仕を頼もうかと思っているんだけれど、如何どうかな?」

 若椿の提案に、父は深く息を吐いて「桃煉にさせるとは言わないのですね」と呟き、若椿を見据え「あの娘を給仕にすることだけは」と、言葉を次いだのち「いや」と自らに否定して「そんなこと、貴方は決してしないでしょうね」と、目を細める。

「買い被ってくれる……。まあ、そうだね。気が向かないうちは、雪椿には任せないさ」

 そう言って笑った若椿の表情が、父の知る「蓮煉」と同じもので、父はため息をついた。この息子はまさしくあの方なのだと思う毎に、父は以前のことを思い出す。自分の片割れが生きていて、涼やかな音を鳴らしていた、あの陰惨で、然して美しかったあの日々のことを。

 桃煉がこの世に生を受けたのは、まさに宮に上がる為、そして若椿の傍に侍る為だった。若椿は桃煉や父のような者のことを「給仕」と呼び、生まれながらにして自らの従者だと思っている。

 桃煉が宮に上がることに対しては、若椿は何の異論も無い。しかし、村に侵入者が居て、しかもそれが桃煉を狙っていると有るならば、逆に取って食ってやろうと考えてはいる。

 その侵入者が、ただしく宮の者ではないことを、若椿も父も分かっており、宮の者がそんなことをする筈がない理由も、父子は理解しているのである。

 若椿は、そのあとすぐに村の門番のところまでやってきて、背の高い門番を自分と同じ背丈になるように屈ませ、なにやら耳打ちをした。

 若椿のいうことを訊いた彼はすぐさま頷いたが、意を決した彼が次いで「しかし」と言ったので、若椿は「なに?」と目を細めたのだった。

「失礼ながら申し上げます。給仕が必要なのではありませんか。それでなくとも貴方様は大切な御身なのです。なにかあってからでは」

「なにもないように宮の者を呼ぶんだよ。給仕係を呼ぶにも、頭が固くて――」

 若椿の言葉の途中で、顔見知りの男が「若?」と若椿を呼んだので、若椿はそちらを何の気なしに振り向いた。男はなぜか酷く驚いた様子で「桃煉はどうしたのです? あの娘は何処に?」

 男の言葉の意味がわからず、若椿は眉を顰めて「……雪椿?」と男の言葉を繰り返し「どういう意味」と腰に手を当てた。男は「いや、ねえ」と額を掻いて「桃煉が、急いだ様子でどこかに行くようだったから、若のところへ行くのだろうと思っていたのですよ。あの娘が急いでいくところなんて、若のところくらいでしょう。なのに若は桃煉と一緒に居る様子もないようで……」

「雪椿が、急いでどこかに?」

 男の説明に眉尻を跳ね上げ、稍々考えながら、若椿は門番の顔を見た。門番は姿勢を正し「若君、もしかすると」と言ったので、若椿は深いため息をついて、男に桃煉が一体どちらの方向へ行ったのかを訊ねたのだった。

3.主人と給仕

 桃煉が行ったという方向へ向かっているはずなのに、肝心の妹が全く見つからず、若椿が「一旦別のところを探すか」と道を曲がったとき、若椿がいま探している馴染みの声が「若様?」と若椿を呼んだ。若椿はそちらを振り向いて心底ぎょっとしたのだった――桃煉が、桃煉のものではない赤い血をべったりと服につけて、こちらに手を振っているのである。

 一瞬、息を呑んだ若椿は、一拍のちに「……雪椿」と低い声で桃煉を呼びつけ「それは、誰の血だ?」と表情を強張らせて桃煉に訊ねていた。桃煉はきょとんと目を丸くして「……誰のって、わからないんですけど……若様、桃煉は若様の給仕でしょう。そう言われたんです、だから、桃煉も若様のお役に立ちたいと思って――」と言葉を次いだが、若椿はそんな桃煉の言葉に強い語調で「誰がそんなことをしろと言った!」と被せたのだった。

 純真な桃煉のほうも、その声の強さにやっと、自分がなにかをしでかしたことに気が付いたらしく「若様」と呼ぼうとして口を結び、ぱくりと一度酸素を求めて開いた唇を、息を吸うだけで閉ざしてしまう。そんな桃煉を見詰めているうちに腹から怒りが湧くばかりの若椿は、ついにぼろっと大粒の涙を落したのだった。

 それに虚を突かれたのは桃煉のほうで「えっ? わ、若様」と若椿に寄ってくる。涙を拭おうと顔を下げていた若椿の目に、桃煉の服にこびりついた赤黒い血が映って、若椿は腕を突っ張った。押しのけられたような格好になった桃煉の方も、じわじわと悲しさが襲ってきたらしく、涙をぼたぼたと零し始める。

「若様、ごめんなさい、桃煉、その、本当に、若様の為だと思って……」としくしく涙をぬぐう妹に、若椿は息を一つ吸って「誰に入れ知恵された」と冷たく問いかえした。桃煉はそんな若椿に「立派な絹の服を着た方が、桃煉の名前を知っていて……それで、言われたんです。若様の片割れは給仕という役を持っていると。その者は、若様の食事を準備しないといけないのだって……だから、桃煉、村に来た怪しい男衆を蔦で……」と洗いざらいを薄情したのだった。

 若椿が「……宮の者か」と舌打ちと共に吐き捨てて「雪椿」と桃煉を呼んだので「はい」と桃煉が背筋を伸ばした。涙に濡れた大きな瞳が、こんなときも飴細工のように美しくて、若椿は目を細める。

「もう二度と、給仕の真似事などするな。不愉快だよ」

 若椿の言葉に、桃煉はなにかを言おうと口を開いたが、それは一瞬であり、なにも言えないままに、彼女は口を一の字に結んで、ただこくりと頷いたのであった。

 この日の夜は新月で、辺りは真暗であった。桃煉が久方ぶりに若椿の布団に潜り込んできたので、若椿はなにも言わずそのまま隣に妹を寝かしていたのだけれど、彼女が自分と同じくいつまでも、目をつぶったまま起きている様子だったので、若椿は「雪椿」と彼女に声を掛けたのだった。

「起きているんだろう」と若椿がいえば、桃煉はもぞりと体を動かして、若椿のほうを向く。暗闇の中では、その目が開いていることが薄っすらと分かる程度で、色まではよく見えない。若椿は桃煉の細い指に自身の指を絡めてやって「……雪椿」ともう一度、名を呼んだ。桃煉がまばたきしているのは、若椿にはよく目視できない。

「お前まで泣かせてしまって、すまなかったね。……詫びをしたい」

 若椿が言い出した言葉に「おわび?」と桃煉が体を起き上がらせたので、若椿も布団から這い出てきて、桃煉の手と絡めた手を顔の前に持ち上げ、目を閉じる。

「誓うよ」

 ひそやかに「雪椿と、ずっと一緒に居よう。ずっとずっと、一緒に暮らそう、雪椿。……泣かせた詫びにしては、上等だと思わない?」と笑った彼の、妖しい赤い瞳の色が、新月の暗さの為に確かめられないことを、桃煉はひどく残念に思った。

4.別れ

「若様?」と桃煉は若椿を呼んだ。若椿は見事な黒髪を下ろした状態で、鮮やかな絹の服に身を包んでいた。あの誓いをした新月の夜から朝になって直ぐに、唐突な悪い予感で家中を走り回った桃煉が、漸く若椿を見つけたのは玄関先であった。

 桃色の髪をした母が「若様」と若椿の手を優しく引いて、若椿が家を出ていくように促しているので、桃煉は「母様、若様と何処に行くの」と不安になって訊ねたが、母はいつものように「……桃煉、貴女は家に」と優しく微笑むだけであった。

「若様」と桃煉は若椿の着物の裾に縋りつこうとして、すぐに知らない大人がそんな桃煉の腕を引いて止めたので「このひとは……」と母を見たのだが、母は「桃煉、貴方のお兄様は、宮に上がるのですよ」と言うだけで、桃煉の腕を引く知らない大人の行動を止めようともしないでいる。

 桃煉は「宮に?」とわからないままに繰り返して「……宮?」と目を瞬かせ、やっとこちらを振り返った若椿の紅い瞳が、氷のような冷たさを宿らせているのを見て、妹はぐっと肩を強張らせた。

「いこう」

 大人びてはいるが、いまだ少年の声で、若椿は玄関先、門の向こうまで続く大人たちの列に声を掛ける。その先に立派なしつらえの篭があり、あれに乗って若椿は宮にのぼるのだと、桃煉はその一瞬間で理解したのであった。

「若様、桃煉も――」

 言い終わるより先に、桃煉の腕を取っていた大人がぐっと指に力を込めたので「いたっ」という小さな悲鳴に変わってしまう。そうこうしているうちに、若椿は篭に乗り込んでしまい、それを見ている母の表情も確かめられないまま、桃煉は朝日が昇る頃、沢山の美しい大人たちに囲まれて、宮に上がっていくのだと篭に乗っていってしまう兄の背を、桃煉も大人に――若椿とは正反対に――動けないよう囲まれているせいで、目だけでずっと追いかけていたのだった。

 桃煉はその日のうちに、村のなにかが変わってしまっていることに気が付いた。厳しく目を光らせていた長身の門番はいなくなり、村の金持ちも数人いなくなっている。それなのに村人たちはどこか朗らかに「この村にも、客人を呼んでいいとお触れが出た」「何年ぶりだろう」と話しているのが聴こえてくるのである。

「それにしても、まさかあの若様が、本当に宮様だったなんてね」「なのに桃煉は置き去りではないか」――村人が興じる噂話に、桃煉は耳を塞ぐようにして足早にその前を通り過ぎる。

 あんなにずっと傍にいて、最後の夜には「一緒にいる」と約束までしたのに、今朝にはもう若椿は宮様として宮に上ってしまったのだ。桃煉にとって、これ以上の裏切りはない。

 自分は給仕として、双子の片割れとして――ずっと若椿と共に在れるのだと、桃煉は本気で信じ込んでいたのであった。

「若様」と名を呼んで、いつも隣に並んで座っていた、あの大木の傍に腰を据える。若様、と呼んでも届かないなら――と、桃煉は決して口に出すなと言われた、その名を呼んだ。

「蓮煉様」と声に出した瞬間に、若椿が遠くにいったのだと自覚してしまって、とめどなく涙が溢れた。

 桃煉は暫くそうして、大木の横で膝を抱き、すすり泣いていたのだった。


 五年の年月は光陰矢の如しであり、若椿――蓮煉は立派な宮の主として、頂点に君臨していた。

 蓮派に所属する自分と違い、人派の主である、短い黒髪と赤い目の、齢二十を優に超えた青年に揶揄われながら過ごす五年間は、蓮煉にとって、酷くつまらないものであった。

 雪椿と呼んで可愛がっていた妹と離れるために結んだ、目くらましの誓いすら「懐かしい」と思いだして、郷愁に浸ってしまう自分を「人の真似事」だと何度嘲笑っても、おかしなことに、五年もの間、ずっと幼い妹の顔が思いだされて仕方がないのである。

「若君」と人派の主が自分を呼ぶので、蓮煉は嫌々声の方を振り返った。青年らしい主が、その精悍な顔で美しく微笑むのは、なんと見ごたえのない、つまらないものだろう、と蓮煉はつくづく思っている。

「あれは、春に似ているね」と主が指をさした方を見るまえに「春?」となじんだ名を繰り返し、それから蓮煉が「何のことだ」と眉を顰めたので「まあ、見てご覧」と主が蓮煉の肩を気安く抱いた。蓮煉はその手を払いながら、主が指し示す方向を見やって息を呑んだ――「雪椿?……」

 美しい着物に身を包み、髪を編んだ娘が、蓮煉のほうをじっと見据えている。娘は篭から降りてきたばかりの様子であり、いましがた宮に参上した者であるらしかった。

 蓮煉がこちらを向いたのに気づいた瞬間、彼女は柔らかく微笑み、その唇がちいさく「若様」と動いたのを見て、蓮煉は我知らず娘に向かって駆けだしていたのだった。

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