第11話 狂気の胎動
もうどれくらい殴られ蹴られたのかも判らない、痛い、苦しい?違う?嬉しい?何故か?決まってんじゃん、やっと死ねるからだよ、解放だよ解放!クソッタレで惨めだった生涯から逃げられるんだ、もう誰にも虐められずに済むんだよ!
のぶ「ふへ、ふへ、は、ひ、ひ」
「おい、このおっさん壊れたか?」
瀕死にはなってるはず、だが何故嗤う?そんな空気になった時だった。
のぶ「ふ、ふ、ふ、ふははははは
」
「あ、単に壊れただけ、いぎぃ
」
のぶ「ワイはまだ生きてる、いやこっからはもう「俺」だな。おつかれさん」
何したかって?簡単だよ、人格の切り替え虐められ続けた結果の産物が顔出したんだ。
あー、蹲ってる奴?簡単な話だよ、どうせ外道なんだ眼なんて見えなくて良いだろ?ってんで眼に指突っ込んでやっただけ。
にしてもずいぶん身体壊してくれたな?お陰で出れたんだけどな?お礼は目玉ですか?食えねぇよ。
のぶ「おい?まさか痛いとか言わねーよな?」
温もりを のぶっちぃ @shino2020
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。温もりをの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます