第9話 目覚めと暴力と

のぶ「なぁ、なんでワイを殺せてない?あんたらヤクザだろ?ほら殺せよ」


殴られ蹴られる、痛い、けど、ほら捕まえた


のぶ「ほら、目が見えないってどんな気持ち?なぁなぁなぁ、こたえろよほらぁ」


相手がどんなのだろうと関係なかった、掴めば触れれば爪を立て抉り壊せばいい、腕折られた?別にいい、たった今から腕は手は剣になった、振り回せばどうとでもなる。


「狂ってる、ヤベェなコレ」


あぁ、狂ってるさ。けど狂ったのは今じゃねぇ、今なら判る産まれた時からもう狂ってたんだ。


結局立てなくなるまでボコされ車に積まれ何処かに運ばれた。


のぶ「なぁ誰でもいいから壊すチカラを俺にくれよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る