sweet kiss
継月
sweet kiss
5/23 AM11:00
みずべちほー ライブステージの楽屋
私はコウテイペンギンのコウテイ
今は今日このあと行われるライブに向けて最後の合わせをしているところだ
今は大空ドリーマーだな
継月も加わり、マーゲイや継月が次々と色んなステージでのパフォーマンスを考えてくれてるから私としても結構楽しかったりする
プ「うん!いい感じ!みんな、少し休憩を挟んでアラウンドラウンドの合わせに移るわよ!」
プリンセスから休憩の合図が入りメンバーが
それぞれその場に座り込む
イ「はぁ~っ、やっぱきっついぜぇ~」
継「でももう少しで本番だからな…。ここでへばる訳にはいかない」
フ「ほ~られ~(そ~だね~)」
プ「フルル…あなたまたじゃぱりまん食べてるの…」
いつも通りの光景だ
休憩に入るとプリンセスと継月が次の細かな打ち合わせをし、イワビーはそれに加わり、フルルはどこからともなくじゃぱりまんを取り出して食べながらそれを聞いている
…
AM12:00
プ「よし!今日の練習はこれでおしまい!
みんな、このあとの本番に備えてゆっくり休むのよ!」
そしてアラウンドラウンドの合わせが終わり
今日の練習は終了した
このあとお昼を挟んで二時からライブが始まる
ふぅ…今日の練習は終わりですね
このあとはお昼を食べて、そのあと二時から
ライブ本番…
ということは一時間は自由時間があるということです
少しでもコウテイさんと距離を縮m…親睦を深めたい私はコウテイさんの方へと足を進めました
なんでも今日はキスの日なんだそうです…
こんなことするのは初めてで緊張しますし
何よりコウテイさんと私では私の方が身長が
低い分上手く行くかは分かりませんが…
こういうのは先手必勝だと、ジャイアント先輩から聞きましたから!
ペンギン最速の私の意地、見せます!
継月達の方を見ているコウテイさんの側に着いたジェーンはそこで足を止め
ジェ「コウテイさん…」
コウテイに声を掛けた
コ「ん?なんだジェーン」
ジェ「その…今日はキスの日…なんだそうです…だからその…」
ジェーンは少し体をモジモジさせながらも言葉を紡いだ
「私とキス…してくれませんか?」
コ「…いいよ」
ジェーンがコウテイの体にしがみつき背伸びする
そして
チュッ
互いの唇が触れ合った
とはいえ、一瞬だけのソフトなものだったが
そんな二人の様子を横目で見ていたフルル
へぇ~…キスの日…かぁ…
PM3:00
演目が全て終わり、ライブ終盤でのトーク中
フ『ねーねー継ちゃん』
継『ん?どうしたフル』
チュッ
プ コ ジェ イ 継『『『『『!?!?』』』』』
突然フルルが継月のほほにキスをした
フ『えへへっ♪』
継『おまっ、いきなりすぎるだろぉ…』
フ『なんでもね、今日はキスの日なんだってぇ~。だから…ねっ♪』
継『いや、『ねっ♪』じゃないでしょ。びっくりしたわいきなり過ぎて』
口ではそう言ってるが顔は満更でもない様子
イ『とか言っちゃってぇ~、ほんとは嬉しいんじゃねぇのか?』
継『あー!あー!あー!もう締めろ!締めよう!な!締めよう!』
プ『フフッ♪それもそうね♪それじゃあみんな!』
全員『ばいばーい!』
ライブが終わり、フルルの寝床へと帰ってきたフルルと継月
継月は明日がお仕事がお休みのため、今日は フルルの寝床で一泊することにしたのだ
フルルと継月は今、隣り合わせで座っている
フ「えへへっ♪継ちゃんのキスしちゃった♪」
継「頼むからああいう場では極力控えてくれ…正直恥ずかしい…」
フ「は~い♪」
フルルのやつ…ほんとにわかってるのか…?
…こうなったら
継「フルル」
フ「ん~?なぁにぃ継ちゃん?」
継月はフルルと顔が合ったのを確認すると
右手でフルルの顎を持ち上げ
チュッ
フルルの唇に自分の唇を重ねた
フルルは咄嗟のことに
時間にして数秒くらいだろうか
継月が唇を放した
フ「け…継ちゃん」
継「さっきのお返しだ…結構はずかしいんだからな…これ」
フルルは口元を右手で隠しながら継月の名を呼び
継月は頬を赤らめ、右の拳で口元を隠しながら返答した
フ「~~~~っ!継ちゃああああんっ!♡」
継「ぅおっと!」
フルルは継月に飛び付き継月はそれを受け止めながらも後ろに倒れた
フ「継ちゃん…好きっ、大好きだよっ」
継「俺もだよ、フルル」
フ「えへへへっ♪」
継「ふふふふっ♪」
その後、二人は食事の時を除き、寝るまで口づけをしあったとかしあわなかったとか
それと、この日の夕飯は魚のキス尽くしのだったそう
なお、コウテイには想いを寄せる相手が出るのだが…それはまだ、未来のお話
sweet kiss 継月 @Suzakusaiko
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