第9話 二次創作


 これはガンダムseedの二次創作のネタです。

 まだまだ設定を練っていますがいつか描きたいと思ってます。


 ここは地球連邦軍の基地。

 基地は中規模でそれほど大きいわけでは無いが、今はちょっとした事件が起きて、兵士たちがあわただしく動き回っている。


 そんな中ある部屋では捕虜の尋問が行われていた。

 行われていたのだが……

 困ったことが起きてしまった。


「これは一体……」


 背の高い筋肉質な男がこまり顔で手元の資料を見ている。

 目の前にはマジックミラー越しに1人の男が尋問されている。

 どうも軍属では無いようで、割と好意的にはしてくれているようだ。


 なのにとっても困ったことが起きていた。


 ガチャリ


 戸が開いて一人の男が入ってくる。

 小太りの男で威厳のありそうな髭を蓄えている。

 慌てて敬礼する筋肉質の男。


「大尉殿!」

「捕虜はどうだ?」

「順調に質問に答えてくれています!」

「そうか」


 満足げに髭をしごく大尉。

 だが、筋肉質の男がこまり顔で言った。


「ただ……彼の出自にどうしてもわからない所がありまして……」

「出自だと?」

「はい……」


 筋肉質の男は相当困った顔でうなずく。


「コーディネーターなのか?」

「それがわからへんのです」

「そうかー」


 同じように困り顔になる大尉


「じゃあ、一緒に考えてあげるから。どんな特徴あるのか言ってみ」

「それなんやけど、彼はアルカックスに住んでるんです」

「コーディネーターやな」


 ぴしゃりと言いきる大尉。


「アルカックスはプラントがずっと前から占領してるから、あそこはコーディネーターぐらいしかおらへんのや。何がわからへんの?」

「それがおかしいんですよ」

「何が?」

「そんなにイケメンじゃないんです」

「ほなコーディネーターちゃうな」


 あっさりと意見を覆す大尉。


「コーディネーターは遺伝子操作してるからコーディネーターねん。イケメンじゃないコーディネーターはたこ入ってないタコ焼きと一緒やから。他に何か特徴無いか?」

「それがですね。DNA検査によると天才遺伝子が沢山あるんです」

「ほなコーディネーターやな」


 またああっさりと意見を覆す大尉。


「コーディネーターは遺伝子の中でもめっちゃいいところだけを取ってんねん。コーンフレークの五角形と一緒で自分に都合のいい所だけを持ってきてんねん。その特徴はコーディネーターしかあらへんのや」

「それがわからんのです」

「何がわからへんの?」

「めっちゃスケベなんですよ」

「ほなコーディネーターちゃうな」


 更に意見を覆す大尉。


「コーディネーターは完成された人類やから性欲が少ないねん。だからプラントの出生率は物凄く低いねん。あのキラ・ヤマトでさえ、まだ二人しか女性と付き合っておらへんねん。キラ・ヤマトがスケベやったらどうすんの?」

「どうなるんです?」

「キラ・ヤマトの分身がもう100人は生まれてんねん」

「そんなにですか?」

「当たり前やろ。あの顔で天才なんやから」


 驚く筋肉質の男に当たり前のように答える大尉。


「キラ・ヤマトが100人もおったら地球連邦は三日で降伏してんねん。キラ・ヤマトが草食系やから地球連邦はまだ何とかプラントと戦えてんねん」

「確かにそうですね」

「もう少し特徴無かったか?」

「それがですね。遺伝子を調べてみると弄った形跡があります」

「ほなコーディネーターやん!」


 更に意見を覆す大尉。


「改造した痕跡があるならコーディネーターやねん!昔刑務所に入ったなら、更生しても前科者には変わりないねん!その特徴はもうコーディネーターしかあらへんやん!何がわからへんの!」

「それがですね。本人はコーディネーターじゃないって言ってるんです」

「ほなコーディネーターじゃないやん!」


 大声で叫ぶ大尉。


「本人がコーディネーターじゃないって言ってるんならコーディネーターじゃないやん! お前は100人のキラのくだりをどんな気持ちで見てたんや!」

「すんません」

「もういい。ほなナチュラルで良いんやな?」

「僕思うんですけど……」

「なんや?」

「一か八かでイノベイターやと思うんです……」

「イノベイターは種で出てこん!」


 そう言って大尉は頭を小突いた。



 作者より


 中々設定が決まらないのと時間が無いので書けない(´;ω;`)

 早く書きたいなぁ……ガンダムseedの二次創作……

























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