第5話 片腕再生
再生治療の話がでたのでちょっと作ってみました。
本文
俺は事故で片腕を失ってしまい、ナノマシンの再生治療を受けることになった。
最初の説明では元通りの腕になるはずだった・・・
それが・・・
「何でこんな腕になってんだ? 」
俺の腕には何故か大砲みたいな銃がくっついていた。
医者が申し訳なさそうに謝っている。
「いやあ、それがその……原因がわからなくて……」
「わからねーじゃねぇよ! 何でこうなったんだよ! 」
そう叫んで俺はブンブン右腕を振り回す。
「止めてください! 銃口をこっちに向けないで! 弾入ってるんです! 」
「何で入ってんだよ? 」
「さっき面白そうなんで入れておきました」
「遊んでんじゃねーよ! 」
思わず怒鳴る俺。
「どうすんだよこれ! こんな右手でどうやって生きろってんだよ! 」
「コ○ラごっこはやりやすいですよ? 」
「それだけで生きていけるわけねーだろ! 」
そう言って俺が医者に怒鳴るとポケットから何かが落ちた。
堕ちていたのはスマホで、壁紙がコ〇ラになっている。
「ちょっと待て、あんたまさか……」
「やっぱ治療用のPCで漫画開いたのまずかったんですかね? 」
ドゥン!
病室で銃声が鳴り響いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます