第41話 カロヤカさんと残り32作

「SFコンがないから、宇宙歴史0003が書けない!?」

 天は、順調に編集作業が進んでいるので、少しずつ気楽になってきた。

「機動戦士ガンダ〇以外は、ロボットものは全滅。ガンダ〇も現在は、ほぼ全滅状態。昔と違って、現代はロボットに憧れはないのね。」

 麗は、SFの可能性は低いと感じる。朝ドラもチコちゃんもSFではない。

「パクリがダメなら、リスペクトか、オマージュという言い方でいいじゃないですか。ニコッ。」

 笑は、天使と悪魔は使えない現代ドラマで、名前は笑いだが、性格的に、悪魔のギャップである。

「異世界ファンタジーか、現実ドラマか、大まかに分けると、この2択しかなありません。」

 大蛇は、名前は怖いが、ドジっ子というのは止めて、普通の面白くないキャラ設定に試みる。周りがバカばかりなら、普通が引き立つ。

「私の様な飛びぬけた才能は、理解されないだろう。」

 カロヤカさんを、ドクターXやドラえも〇、水戸黄門チックな、毎回同じのテンプレート型にして、楽に10万字書く。書くのは大変だが、おもしろくない本が完成する。だから本は売れないのだろう。

「次から短編1万字小説だ! 処分! 処分!」

 特に苺は、教師なので、自分について、告知することがない。

 つづくのはずだった。

「1万字作が5作もあるので単純計算、5万字。余白が分からないピンチで動けない!? どうしよう?」

「とりあえず、ここも投稿する銃弾ができたから、駄作の10万字作でも読んでみるか。」

 逆に最近書いた1万字5作の方が完成度は高い。

 つづく。

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