33. ありのままの姿で

 今日はよく予測が外れる日だ、とミズカは思う。

 すぐに倒せると思っていたリッテが存外に粘ることもだが、自分のことで手一杯だと思っていたジークが、予想以上にリッテと密接に連携しているのも予想外だった。


 恐らく先ほどはジークがタイミングを合わせて適切なタイミングでリッテに回避するよう知らせたのだろうが、通常いくら共鳴が起きているからといってピンポイントの指示をパートナーに飛ばすのは相当な訓練を積み、相応の同調率がなければ出来ない。


 しかも、リッテはノーマからの攻撃が迫っているのに気付いていなかった。気付いていれば咄嗟に振り返ったり前進を躊躇った筈だが、ジークの指示を実行すれば止まる必要はないと思ったから躊躇いなく前へ進めたのだ。

 ベテランの遊衛士でも、ここまで相方を信じ切るのは難しい。

 彼女たちは自分たちと違うタイプであることをミズカは感じた。


(『ハイランダーわたしたち』は基本的に両方オフェンス、両方前衛。互いに同程度の思考能力と身体能力があるから前線で相互に連携が出来る。でも……タッグの在り方はそれだけじゃない)


 例えば前衛と後衛で役割を分ける者もいるし、後衛と後衛のタッグで他のタッグの援護に徹するプロもいる。足並みを無理に合わせるより、役割分担で割り切った方が結果的に高いポテンシャルを発揮するタッグも多い。


(惰性でそうしたのではなく、敢えて相方の力に頼った戦い。気に入りませんが……正しい選択です!)

「うりゃあああああッ!!」


 リッテの雄叫びと共に刺突が飛来し、それを防ぎ、弾こうとする。しかしリッテはまたしてもギリギリで剣を飛ばされずに踏みとどまった。あと一歩で崩されるという本当の瀬戸際だが、綱渡りのようにそれに耐えている。


 また、ジークとノーマの戦いは激しさを増している。

 次々に斧を振り回して猛攻するノーマに対し、ジークは堅実に剣を構えて冷静に攻撃をいなしていく。鍛錬不足か洗練されきっていないが、あれは世界に広く知れ渡ったザクセン流の中でもエ・ザクセン流と呼ばれる動きだ。


「器用になっちゃって!! 壊し甲斐がある……なっとぉ!!」

「……」

「剣に集中し過ぎて無視!? 先輩としてショーック!!」


 相変わらずジョークか本気か分からない無駄口を吐き出しているノーマだが、加減はしているとはいえ容易に突き崩せず状況は停滞している。リッテの動きにもザクセン流の癖があるし、二人はいい師を持ったのかもしれない。


 思いのほか白熱する戦いに興奮する者もいれば、ワンサイドゲームを勝手に期待して勝手に飽きる者もいる。


「あっさり戦いが終わるかと思ってたんだけど、ジークたちは意外と粘るなぁ」

「なんか眠くなってきちまった。もう帰ろっかな?」

「いやいや、退学させられる憐れなジークくんを見るまでは戻れねぇ」

「きゃー!! ミズカ先輩、ノーマ先輩、ステキぃ――」


「 リ ッ テ 先 輩 な ら で き ま す ッ!!!」


 緩み切った貴族派に喝を入れるように、ミズカからすれば謎でしかない謎のリッテファンの一年生がとんでもない大声で激励を飛ばす。その声量、恐ろしいことにヤジが一瞬黙ってしまう程だ。凄まじい存在感である。


 当のリッテは既に体力を消耗し、肩を揺らして息を切らせている。ミズカは当然、呼吸一つ乱してはいない。決着が着かないのは、弱者相手に大人げなく全力で倒すのはミズカの美学に反するからだ。弱者には弱者に相応しい力だけ出せばいい。

 ただ、その相応しい力の加減をミズカは見誤ったのかもしれない。リッテは息を切らしながらも模擬剣の切っ先を決して降ろさなかった。


「はぁっ、はぁっ……あの子の歓声は気付けに効くわ……っ」

「貴方のような臆病者にも、尊敬の念を向ける人がいるのですね」

「その尊敬の念を、どうでもよさそうに見下してる、先輩が……ぜぇ、そんなこと気にしてるんですね……はぁっ……」

「目立つから気付いたに過ぎません。他人の評価など実戦では物の役には立ちませんから」

「それは……先輩のお兄さんのことが……あったから、ですか」

「……!!」


 睨むように前を見据えるリッテの言葉に、ミズカの呼吸が一瞬乱れた。




 * * * *




 リッテは、必死に呼吸を整えようとしながらミズカに問う。

 彼女にとって、ノーマからその話を聞いてからずっと気になっていたことだ。


「ノーマ先輩から聞きました……お兄さんが亡くなってから、ノーマ先輩は実力しか信じなくなったって」

「あのお喋りは……」


 額に手を当ててため息をついたミズカが語る。


「切っ掛けの一つであることは認めましょう。それでも私の個人的な主義によって続けているものです。同調率偏重主義の遊衛士世界では、弱い人間は本当にあっさりと死にますので」

「知ってます」


 遊衛士は軍と民間の中間のような職業だ。個人主義で報酬が高い代わりに、緊急性の高い依頼への柔軟な対応が求められる。それでも憧れの職業なのは、彼らが軍が即座に介入できない大事件を解決してきたからだ。


 リッテは死にたくはないがお金は欲しい。

 もしかしたら、遊衛士として活躍して皆に認められたいと心のどこかで切望しているのかもしれない。それはミズカに言わせれば浅はかな思いだ。


 ――浅はかで、いけないだろうか。


「わたしにもお兄ちゃんがいました。事故で死んじゃいましたけど」


 自然と、リッテの口から言葉が漏れる。


「遊衛士に憧れてたらしいです。物心ついた頃には死んじゃってたので殆ど覚えてないんですけど、お兄ちゃんが死んだことをお父さんは今も引き摺ってます。遊衛士の話をすると悲しい顔します。遊衛士になるなんて言ったらきっと顔を真っ赤にして止めると思います」

「親に愛されて、結構ではないですか。職業にも向き不向きがあります。貴方は争いに向いてない」

「でしょうね。小さい頃からいじめられてばっかりでした」

「なら――」

「迷惑です、そういうの」


 一言で、言い切った。


 父もミズカも根底には優しさがあるのだろう。

 それは理解できるし、向いていないのもそうだと思う。

 両親に、泣きながら学校に行くくらいなら行かなくてもいいんだと優しく諭されたことだってある。リッテだって行きたくないと願った事は山ほどある。しかし、それでも学校には行った。


 理由は何か。

 未来の為だ。


「苛められるなら学校に行くなって言われてむかつきました。学校に行かなかったら将来ちゃんとした仕事にありつけません。唯でさえビンボーでわたしが家督を継ぐしかないのに、勉強しにいかないで無職になったら誰が両親を食べさせていくんですか? 玉の輿を狙える訳でもないのに?」


 リップヴァーンは、もしそうなったら自分が食べさせると豪語している。彼女にはそれを実現させるだけの才能とエネルギーを秘めているとリッテは思う。


 でも、父のジークマイアが同じことを言ったらリッテは信じない。今を生きるので精一杯の父がそれを実現させるには、ひどく惨めな生活を享受しなければいけなくなるだろう。


「遊衛士の適性がないから何なんですか。じゃあ先輩が安定した就職先を保障してくれるんですか? ヒルデガント家の一日の食事の質素さ知ってます? ご近所を歩いているだけで後ろ指差されて育ったわたしが遊衛士に憧れる気持ちが分かります? 必死なんです――生きるのに必死なんです!!」

「う……!?」


 ミズカが、この戦いが始まって初めて、気圧されるように一歩下がった。リッテはその分前に出た。


 甘い見通しはするわ、短絡的な行動はするわ、刃物にトラウマがあるのに剣術を再度習うわ、リッテはおおよそ賢明な人物とは言えない自覚がある。でも、それでも仕事にありつきたいのは死んだ息子の影を抱え続ける父に頼っていては将来がないと思うからだ。

 母のクラヴィアも多分それを分かっているから、革新派への乗り換えなどというはしたないことを自ら口にし、家の為に恥を被っている。


「うちの家族はみんながみんな、大切なことで一杯一杯です!! 遊衛士なんて憧れるだけで手が届かなかったし、頼れる相方なんていなかった!! いても迷惑かけるからって遠ざけるしかなかった!!」


 リップヴァーンの言葉に本当は縋りたかった。

 でも、彼女だって才能はあっても余裕なんてないのに、ヒルデガント家の重しを無責任に背負わせることなんて出来ないから、いつも笑って誤魔化した。


 ジークだってそうだ。

 一緒にいるだけで迷惑をかける。彼はひと時の気の迷いでリッテを気に入っているだけで、上流階級の輝かしい未来を送っていればきっとそれに気付くと思った。失望させたくなくて、頑なに振り払おうとした。


 でも、ジークはそんなものじゃ振り払えない程に強く、リッテを求めてきた。


「ジークは……馬鹿みたいに知りたがりで、頭も顔もいいのにド天然で、強いのに変な所でおまぬけで、何考えてるのか一つも分からない顔なのに……わたしと一緒にいたいんだって。わたしが隣にいないと意味がないんだって。笑っちゃうよね……ジークにそんな調子のいいこと言われただけでやる気が出ちゃって、こんな所にまで来てる!!」


 きっとリッテは――ジークがそれほど夢中になる自分に、それだけの価値があるんだと胸を張りたいだけなのだ。

 次々に吐き出される独白に、困惑するミズカが叫ぶ。


「な、何の話なのですか……貴方、その惚気話を聞かせる為に決闘に挑んだのですか!?」

「わたしにとっては命と同じくらい重要な話です!!」

「くっ、命という言葉を私の前で軽々に扱うとはいい度胸ですねッ!!」

「貧乏人はいつだって命懸けよッ!!」

「ううっ……!?」


 確かにミズカは実戦経験豊富な戦士なのだろう。

 しかしミズカは餓えを知らない。

 抵抗が許されない苛めという暴力を知らない。

 死んでしまいたくなるほどの惨めさを知らない。


 未来が見えないまま生きる人間の生き続けようとする気迫を知らないミズカの足が、また一歩後ろに下がる。彼女は完全に、実力では完全に格下である筈のリッテに気圧されていた。


「分かりません……分かりません!! 貴方と私、同じ命という言葉を使っている筈なのに、どうしてこんなに噛み合わないのですか!?」

「命を懸ける場所が違うからッ!! 平和な町中には命を懸ける場面がないとでも思ってるんですかッ!?」


 誇りの為、名誉の為、戦いで犠牲になる人を減らす為――そんな崇高で綺麗な理由で戦い続けるミズカには、貧乏だの恋など身近な『日常』に命を懸ける人間の執念が理解できなかった。そもそもリッテの兄であるハルトが事故死したのも、ミズカから見れば平和な日常の中での出来事だ。


 ミズカの言葉は、綺麗すぎてリッテには飲み込めない。

 だから、それを押し付けられても迷惑なのだ。

 リッテは模擬剣を上段に構え、走り出した。


「わたしはわたしなりに、この学校に命を懸けて生活してるんですッ!! この決闘にも人生懸けてるんですッ!! そのことを……先輩に認めさせたいのよぉぉぉぉぉーーーーーーッッ!!!」


 呼吸を整え、足は駆けず摺り足に。

 奥義の威力は姿勢の正しさと美しさに宿る。

 リッテが今出せる、全力の技。


「ザクセン流奥義!! 喝破かっぱぁぁぁーーーッ!!」


 気迫に圧されてもたついたミズカは、リッテの全力の一撃を避けることが出来ず、咄嗟にガードした。


 かこぉぉぉぉん、と模擬剣が衝突する甲高い音が響く。


「……っ!」

「……?」


 リッテが小さく息を呑む。

 彼女の決死の一撃は、ミズカのガードすら崩せなかった。

 そもそもザクセン流奥義の喝破は奥義の中では初歩の中の初歩。達人が振らば話は別だが、普通は勝負を決めるような技ではない。


 まさかこれほど簡単に防げると思っていなかったミズカはしばし唖然とし、リッテの顔を見る。この程度の奥義を放つための気合で自分が気圧されたことが信じられなかった。

 リッテは瞳に涙をたっぷり溜めて、無理やり剣を押し切ろうともがいていた。その姿はいっそいじらしく、しかし絶対に諦められない子供のように懸命だった。


(あ……)


 瞬間、ミズカは己を過去を鮮明に思い出す。

 力なき非力な子供だった自分を。


『わたしがお兄様の無念を晴らすっ!!』

『馬鹿を言うなミズカ! お前のような小さき幼子に何が出来る!? 戦いなど決して認めぬぞ!!』

『そうです、ミズカ。護身剣術で精一杯の貴方が何故鉄火場になど! あの子を悼む気持ちは分かりますが、己が分を弁えなさい!』


 両親に子供の絵空事だと相手にもされなかったあの日。

 自分が無力であることを認められず、涙を流してむきになった子供の顔が、窓に映っていた。


『素人にも程があるだろ。パートナーも見つけられずにタッグに挑むとか、流石はあの態度だけご立派なフウカの妹って所か?』

『あははははッ! ままごとは家でやるもんだぜ、ナイフとフォークより重いもの持ったこともないお嬢様よぉ!!』


 兄を侮辱した者達に決闘を挑んだあの日。

 雨が降る訓練場で泥に塗れた靴で頭を踏みにじられ、何故こんな下種に自分が負けなけれないけないのか納得できずに涙を流して歯ぎしりした幼稚な娘の顔が、水溜まりに映っていた。


 今の彼女と嘗ての自分――戦う理由に違いはあれどそこに貴賎の差などあるのだろうか。

 ミズカもまた、誰もに止められ、鼻で笑われ、それでも諦めきれずにみっともなく足掻き続けた。ノーマという最高のパートナーを見つけて漸く満足に戦えるようになっただけ。

 

 必死に抵抗を続けるリッテの目と、過去の自分が重なる。

 無茶で無謀で無鉄砲、何もかも過去の自分にそっくりだ。

 ミズカは、最初から強くはなかった戦意が急速に萎んでいくのを感じた。


「……その気持ちに上も下もない、か」


 ミズカが模擬剣を強く振ると、リッテは呆気なくひっくり返った。砂埃と共に地面を転がりながらも模擬剣を構え直そうとする彼女から一瞬で剣を弾き飛ばしたミズカは、今にも泣き出しそうなリッテを抱きしめた。


「……貴方の根気には負けました。以前の戦いで言った言葉は撤回します」

「うぐぅ……ふっ……ほんとっ、ですかっ?」

「ミズカ・フライハイトの名に懸けて嘘はつきません。今度から訓練をつけてあげますから、今まで通り堂々と学校に来なさい。というか、放っておいて見えない場所で遊衛士になって野垂れ死んだとあっては夢見が悪いです」


 リッテの必死な顔が綻び、くしゃっと歪み、涙を零しながら彼女はミズカの服に縋りついて上ずった声を絞り出す。


「……やっだ……あだじやっだよ、じーくぅ……!!」


 みっともなく、情けない姿だ。でも、そんな我武者羅な一生懸命さを認められない程、ミズカは狭量な女になりたくなかった。何故ならそれは、嘗て自分が強くなるために通った道だったのだから。


 と、聞き馴染みのある声がぺたぺたという足音と共に後ろから近づいてくる。


「――ふむ。勝敗には斯様な在り方もあるのか。リッテはやはり不思議だな」

「ジークですか。ノーマとの戦いはどうなっ――」


 ミズカとリッテはそちらの方を向き――沸騰するように赤面した。


「な、な、なななななな……!?」

「勝敗はさておき、これで決闘は終わりで良いのか? さっきからノーマ先輩が突っ伏したまま動かんのだが」

「ふぁ……え゛っ! ちょっとジーク、あんた何でまた裸なのッ!?」


 衝撃のあまり涙も吹き飛んだリッテが顔を真っ赤にして叫ぶ。

 そう、二人の前に姿を現したジークは、生まれたままの裸の状態だったのだ。体の端に服の残骸が引っ掛かってはいるが、股間も含めてものの見事に完成された美しき裸体を白日の下に晒している。


 ミズカなど、男性の裸を見るのは初めてなのか言葉も出せずに口をぱくぱくさせている。リッテは咄嗟にミズカの顔を後ろに無理やり逸らし――と同時に、首から軽くゴキっと嫌な音がした気がする――上着を脱いでジークに駆け寄る。


「そんな堂々と女の子の前に裸晒すなぁ!! せめて前は手で隠しなさいよ!! 目を離した隙に何があったの!?」

「それがだな。ノーマ先輩の攻撃が想定以上に激しく、大技を放たれた衝撃で服が下着ごと弾け飛んでしまったのだ。それ以来ノーマ先輩が地面に突っ伏して動かないので、どうすればいいかわからずここに」

「冷静かつ的確な説明ありがとう!! 十分理解したからこの上着で股間だけでも隠しなさい!!」


 自分の上着が男のパンツ替わりにされるショックはなくもなかったが、ジークの全裸をこのまま全校に晒し続けるくらいなら身を削ることに否はない。

 しかし、既に状況は手遅れなまでに混迷していた。


「お、おいジークリッテの奴、裸って今……」

「そうだったのか……そうだった。のか……」

「負けた……男として、二重に……」

「きゃぁぁぁぁ!! いやぁぁぁぁぁ!! 裸でウロウロするとかしんっじられないもう!! サイッテー!!」

「と言いつつ指の隙間からガッツリ見てるし! 欲望に正直かっ!!」

「わぁー、男の子のあそこってああなってるんだー。うわー……」

「『ハイランダー』の二人に裸を見せつけて顔色一つ変えないとは、なんてレベルの高い漢だ……!」


 爆発的かつ多方面に拡大する勘違いと裸体の衝撃に、リッテは先ほどと全く別の意味で涙が出た。ジークの手を引いて更衣室に急ぎながら、彼女は切実に思う。

 本当に――何でよりにもよってこんな男に惚れてしまったのだろう。


「もぉぉぉ、何でこうなるのぉぉぉーーーーっ!!」

「すまん……次から上手く避ける」


 珍しく反省の色が滲み出たジークの謝罪は、確かにそうして欲しくはあるが、どこかズレていた。そもそも、冷静に考えれば悪いのは力を出しすぎて服を破いたノーマなのだが。


 なお、結果を見ればノーマがジークの全裸による精神的ショックで撃沈し、ミズカはリッテに首を捻られ戦闘不能に陥ったので『ハイランダー』は全滅している。しかし、リッテは武器を弾かれ無力化され、ジークは倫理的に戦闘不能となったため、ライデルの判断でこの決闘は無効となった。


 引き分け扱いにならなかったのは、決着をつけてしまえば双方の名誉によろしくないものを残すというライデルの優しさだろう。

 既に手遅れなのは言うまでもないが。

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