第032話 ※ドラマギカは劇物です
魔物の大群が押し寄せている。いやあ、それにしてもすごいね。ものの見事にミカエラがハチの巣にしてる。
「ひゃははははははははははっは! だめですの! やめられないとまらないですの!」
「ミカエラちゃん……? 目がイってるよ?」
オトカがちょっと危なげな視線を移す。
「おっしゃあッ!」
リジコも、魔法陣からサブマシンガンを取り出した。
「派手にやるぜええええええええええ!」
ずばばばばばばばばば!
あーこわいこわい。
なんでトリガーハッピーしか前線にいないの? このパーティーおかしくない?
「これじゃ魔王軍じゃなくてゲリラ兵だな! ハハハ!」
シオリ。珍しくまともなこと言ってるな。てか、なんで座ってお茶飲んでるの?
「さあ、昼飯だ昼飯。さっさと食うぞい。イノシシの煮ものだ。ほれ」
「じゃあ、いただきますねふふふ蟲さんたちもどうぞ!」
ああ、やめてリンさん集合体恐怖症の人たちを殺しにかかる描写をしないd
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警告。不正なコードが使用されています。
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ああ! なんてすばらしいんでしょう! 銃を撃つミカエラちゃんをほのぼのと眺めながら蟲さんたちがうじゃりうじゃりと肉に豆粒のように押し寄せる姿。これこそまさに至福のひと時! 肉を噛みちぎって風化するように削れていくほほ肉が生命の循環を加速させているようでゴマ粒のような千を越える蟲さんたちが無秩序に
ち、ちくしょう。リンさんめ、とうとう地の文を侵略し始めてきやがった。地の文でシオリを殺す描写でもさせる気なんだろう←
「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふこれでやっとミカエラちゃんがあの犯罪者から解放されます」
だれか、だれかこのヤンデレを止めてくれッ!
そうとはしらず、トリガーハッピーの二人は魔物を撃ち殺し続ける。
返り血が……。いや、これはギャグチックに表現するべきだろう。
えー、こほん。トマトジュースを浴びた二人は、爽やかな笑みを浮かべて……。
だめだ。猟奇描写にせざるを得ないッ。映像化不可能、全面モザイクがかかるような光景を目の当たりにした僕は、さっさとイノシシシチューを完食することにした。
「お、おいしかった……!」
ルーナが餓死寸前の人のようにシチューをがっついていたのはほっとこう。
「ふっふっふ、でしょでしょ? 仲間になればこんな料理が毎日食えるよ!」
「く、くそう。シオリめぇ」
「うぇっへへへへへへへ、職場も確保できるし、料理もおいしい、お金もたまる。さあさあ、昔のことも、この前のことも水に流しちゃおうぜ?」
「く、くッくううううううううっ!」
ルーナは苦悩したッ!
(いいのです。執着しても意味がありません。シオリさんを許してあげましょう!)
天使のルーナがささやく。
(だめだだめだ! あんなことをしたやつには痛い目に遭ってもらうのが一番だ!)
悪魔のルーナがささやく。
「さあさあ、いくよ!」
リジコは、そのまんまバイクにまたがる。移動するのに便利な国境に行くためだ。
「ちッ、こ、今回ばかりは保留しといてやる」
ルーナは、腕を組んでそっぽを向く。
「やーいやーい! デレた! ルーナがデレた!」
「ク〇ラが立ったみたいに言うなッ!」
何はともあれ、解決した……のか?
まあとにかく、僕たちは本分が観光旅行だ。
戦闘ばかりでは意味がないので、今回みたいなのは極力避けることとしよう。
to be continued……
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