第3幕 ◇ 自由に



Aキャラクタ:「 あなたのゆめは...なにですか? 」




Bキャラクタ:「 ただ……自由じゆうになりたいです。身体からだも、こころも……心から…本当ほんとうの自由に…… 」




  空を見上げてのBキャラクタは、悲しそうな顔して、『 自由 』を遠いに見つめている……。




  そんな綺麗な青空のあと、今日の日本ドラマは終わりします、次回じかいにつづく……。




  私はこのドラマ音楽を聴いて、テレビの中文ちゅうぶん字幕じまくを見て、この日本語にほんご歌の悲しさを感じる……。




  ( ……今回こんかいの日本ドラマもいいですね~ )




  客間きゃくまのテレビを閉じて、私は自分じぶん部屋へやに帰ってくる。




  ( つぎに、日本語の勉強に行く。 )




  11月、台湾たいわんで、土曜日どようびの夜。晩ご飯 、父と母は出かける、親戚家へ行く、うちにいない。




  部屋の中で、机の上に私は日本語を勉強している。




  「あれ以来いらい……もう3ヶ月ぐらいちました...か?」私はつぶやいて、ひとごとをいう。




  台中の希藝シイイー大學ダーシュエ、9月 入学にゅうがく前に、私は日本へあそびに行く。七月 中旬ちゅうじゅんから、日本の滞在期間たいざいきかんは一ヶ月。私は親戚の日本 みせでバイトをして、手伝てつだ以外いがいは遊びします。高校こうこうから卒業そつぎょういわために、私は両親りょうしんと日本へ海外かいがい旅行りょこうに行きました、でもちちは仕事があるから、ただ三日間みっかかん経って、ははと父は一緒いっしょに台湾に帰り行く。




  彼に出会った、夏休なつやすみの八月以来……何度なんども彼のことを思って、日本語も勉強して、もっと彼にちかづくければいい。




  高校 時期じきは…私も日本語 科目かもくを自由にえらんだ。あのごろ、高校生の私は、真剣しんけんに勉強しない、ただ日本語に興味きょうみがある。高校生とき、台湾で日本語の検定けんてい試験しけん参加さんかしました、第一回のN3も、第二回の漢字かんじ多いのN2も、結局けっきょくは同じ合格です。だよね~真剣じゃないので、何回もなんレベルも合格ごうかくできない。日本語と中文はてるも、同じ語言ごげんじゃないのね。




  日本の文化ぶんかに興味があるので、日本のドラマが好き、日本の音楽が好き、日本の神社じんじゃも好きです!




  日本のアニメに好きだから、日本語を勉強したい……なのに、どうしてほんみますの私は、すぐにちゃうかな?




  だから、N1~N5日本語の試験は何度なんども参加しでも、同じの状況じょうきょうですね。




  どうしてこうなった?このままで……日本語 程度ていどの進むスピードはおそすぎるだろう!?




  「 私...なんのために、真剣に…… 」




  8月以来……なんで私は、こんな真剣に…日本語を勉強してるんだろ?




  ( 彼と…はなせればよい~ )




  日本語 ばん漫画まんがも見たし、ねむりたいの情況じょうきょうはないけど、むしろドキドキする。でも、むずかしい文句もんくがあれば、直接ちょくせつスキップ!たことないの言葉ことばがあれば、ててみる。今の私、日本語を教えるの本もスキップ見て、寝てたより、眠気がないの勉強 方法ほうほうはほうがいい。




  こんな私……彼に会ったとき、話せるかな?日本語は問題もんだいないのか?私は……心配しんぱいしている。




  ( …… )




  もう一つの問題がある。




  「 彼は……日本人ですか? 」




  もっと重要じゅうようなのは……。




  「 会えるかな? 」夢みたいの彼に、思わず私はこう思ってた。




  以上の問題は、どちらも答えない。




  ( ただ……彼に会いたいです。 )




  私はパソコンの日本音楽を聴いて、一つのことが思いす……先週せんしゅうの頃、インターネットで私は『 スゥミヤオ簿ブゥ 』の日本語を探してみる。検索けんさくちゅうほん投稿とうこうサイトが発見はっけんしました。




  「 うん…… 」




  ( 日本語の文章ぶんしょうを……いてみる? )




  この思いは……心からす。




  「 いや、いや…そんな事は……ありないわ! 」




  私の日本語 程度ていどはまだ下手へたですよ。日本語N2試験も、N3試験も、不合格だよ!




  ( できる…かもしれない。 )




  「 そんなこと……無理むりだわ。 」




  でも、しも……そんな事はできるならば、私の日本語は大きく進むだろう。たとえ…日本語が間違まちがえた、文章ぶんしょう改正かいせいしていい。




  ( ……可能性かのうせいがある。 )




  こわくて、怖くて……なんでもすすまない……なにもできねぇでしょう!?




  「 よし、決まる! 」




  「 やってみる! 」




  ぶん意味いみ理解りかいするまで……彼とはなせるまで……私は、この可能性をためしてみる。




  ( 明日あした、学校の女子 宿舎しゅくしゃに帰ろう~ )




  「 ようか。 」




  ベッドの上で、寝るまえに、私は祈りをつづく……。




  ( この恋…… )




  ( いつか、行くところがあるように…… )









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