第26話☆山下君最終報告書
山下君のお父さん
なかなかのイケメンである
北斗の拳に出てくる海のリハクみたいなのだ!
知らない人はネットをググってみて下さい
お母さんは、あたしンちのお母さんみたい
いつも痩せなきゃと言いながら、甘いものパクパク食べる(笑)
でも昔の写真を見るとめっちゃ美人
二人の間に次男坊として産まれ、
すくすく育った山下君
残念ポイント①
味覚が子どものまま育つ
好きな料理…ハンバーグ、ピーマンの入ってないナポリタン、とんかつ、唐揚げ等々
嫌いなもの…トマト、ピーマン、しいたけ、梅干し、納豆、セロリなど多数あり
わたしが作った料理を美味しいと言って食べてくれるが
あの子ども並みの味覚なら信用度がた落ちである
残念ポイント②
虫が苦手
男の子なら、夏休みは虫取りするだろう!
子どもが産まれたら、母親のわたしが、子どもと虫取りにいかなアカンのか?
ある日の深夜
LINEにメッセージ
今からあいるの家に泊まりに行っていい?
「えっ?別にいいけど」
「あいつが部屋におる」
「はぁ?」
「ゴキブリがさっき出てん(泣)」
「また、お菓子とか出しっぱなしにしてたんちゃうの?」
「……」
私だってゴキブリは苦手だよ
だけど、カブトムシやクワガタもアカンってどうよ
それは私でも触れるわ(怒)
残念ポイント③
服のセンスのなさの一番の原因が解明された
それはサッカーである
(おしゃれセンスある人は多いと思われますが)
小学生、中学生とクラブチームでプレーしていた(某チームの下部組織)
帰宅後も休みの日もジャージか有名チームのレプリカユニフォーム姿
学校に行くのもジャージしかも冬でも半袖率高め
(クラスに1人くらいいませんでしたかそんな子?)
センスは磨かれることなく高校生になる
そこはイケメンなので
最初は
女の子にモテる
しかーし
人見知りで、学校では面白いことも言えない残念なイケメン
関西地区のモテる男子の特徴
※ノリツッコミ必須
※体育祭や文化祭で目立つ
(体育祭は目立ったと本人は弁明)
※クラスのムードメーカー
※ギターやドラムなどが得意(レベル0)
※強引なくらいの愛情表現する
そのどれも、レベル1くらいのステータス
男女のグループで遊びに行っても
最初こそモテるのだが
女子が最終的に告白するのは
顔はそこそこでもノリのいい面白男子
好きになった女の子はことごとく面白男子に奪われるのだ
あの運命の日(第19話参照)
はじめて私の住むマンションに来た山下君
「○○あいるさん、僕と付き合って下さい!」
いや声大きすぎだから…
ご近所迷惑だから…
でも…涙が出るって
その後、二人は無事に大学を卒業、国家試験も合格して現在にいたる
私は地元の薬局に就職
山下君は薬局勤務ではなく某大手薬品メーカーに就職(配属先東京)
遠距離恋愛はもちろん不安でした。
3年目に入りましたが仲良くやれてます
二人で決めたルールがあります
LINEの返信が24時間ないときは別れる意思があると思うこと
その時が来てもお互いに責めたりしないでいようねって決めています
相変わらず
ソッコー返信が来ます(爆)
たまに仕事とか飲み会で返信遅れたときは、変な謝罪スタンプで笑わせてくれます(笑)
今年2月に山下君のお父さん(リハク)が、
脳卒中で倒れ今はリハビリ中
会社に地元勤務希望を出していて、
来年にはこちら(大阪)で仕事できそうです
二人の母親と大好きだったおばあちゃんが楽しみにしていたあいるの花嫁姿を墓前に報告できそうです(=^ェ^=)
あいると残念なイケメン山下君のお話はこれにて終了とさせて頂きます
面白い出来事あったらその都度報告致します!
実は山下君、中学生の頃不登校(約1ヶ月)
になった過去もあります、その経験については残念なことだとは思いません、むしろその勇気を尊敬してます。
(詳しいことは書きませんが)
そしてそんな彼を好きになったことも誇りに思っております(///ω///)♪照れるなオイ!
以上報告終了でございます。
ありがとうございました_(._.)_
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます