第16話

かにいにゃあへ


おつかれさま。かずみちゃん「かにいにゃあ。」

これからは骨になってしまったが、おれのそばでゆっくり、そばにいて、のんびりやってね。

そして、オレは、もう一度しあわせになりたい。

かぞくをもう一度もちたい。

伊藤家はおやじさんたちも自分勝手な人で、娘に死に水もとりにこない そうしきも手伝わない。むすめも、ほうろう中、息子は、少ししっかりしすぎて、独立している。けど、少し幼いかな?やっぱり自分主義のむすこ49日の三しまのおてらのたびは、やどをとり、さいごの家族のおまつりであり、伊藤家のかいさん式になってしまった。


もう すべてがおわった。

おわりは、はじまり、すべてがはじまった。

よし、もう一度しあわせになるぞ!



きしぼじんな女たち。


きしぼじんな女(かずみのまぶだち エリー)


エリーの子供、まゆちゃん。

きみのお母さんは、かずみちゃんんとおさななじみ、いつも青春時代も大人になってもいつも一緒だった。

ぼくが、かずみちゃんと知り合ったころ、エリーは、まだ、お酒におぼれていないで元気だった。

二人とも水・風をしていて、どこかにいる、シブヤのネエちゃんやかぶきのネエちゃんのはしりだった。かもしれない。

でもまじめで、きちょう面で、せんたくのたたみがうまく、家事も上手で、かずみちゃんと一緒に暮らしていた頃だった。

エリーは、すてきな、女性だと思った。

二人はいつも、楽しく、さわいでいたなと思い出す。


エリーが、死んだ手紙をうけたときは、すごく、さびしさがもちあげた。

けど、母はいつも子供のそばにじつは、いるんだよね、どんな親でも、すてきな人だったよ、わすれないでね!


きしぼじんな母たちへ。

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