第13話
鬼子母神な女だった。
ボーイッシュで男っぽい女としてかっこよさをもっていた。
その一生は、はてんこうな女人(おんな)だった。
すてきな人だった。男っぽい女、女っぽい男 一組の夫婦になった。お酒の好きな人だった。サングラスをかけると、アイコ風大きな大ふちサングラスをあいようしていた。
はずすとなかさくににていた。
しゃべりはべらんめえ調で、江戸っ子風だった。
昔はかぶきで働いていた。いきのいい女だった。そしてほれぼくらは一緒になった。
H26,3,16ぼくが退院する1日前に自宅でなくなった。
春夏秋冬(いずみやより)
すべてがおわりすべてがはじまる
すべてがおわった。すべてははじまった。
おつかれさま ずうっとおれのそばでゆっくりやすんでね。
この世で最高の女へ。あいしている。おつかれさま。
山に神社のおまつり。
おつやのよる、おそうしきの前の夜。
妻が、ゆめの中にあらわれた。小さな子供になり 山に神社のおまつり。
おまつりにいこうとぼくをさそう。
ゲームやってるよ! とさそう
彼女は進んでいくか、ぼくは見えないかべで前に進めない。
そしてゆめからさめた。
かずみは、あの世へ旅だつんだと行くんだとかくしんできた。よし、きもちよく、さわやかに、送りだそうとぼくは決心できた。
その後、ありさはママがなくなって葬式の次の日、りこん、しばらく行方不明、一度、戻るが、出会系サイトの男を新しいのを見つけ、そこに向かった。ようだ。
りこんのげんいん、新しい男とうわき?いろいろある子だな、ぶっとんでいる子だと思う。高校一年の春、サイトの男とかけおち、それから今は、23才 落ち着かない子だと思う。
みつきは、まじめな子だ! いろいろ、あったけど、今は強く、がんばっている。少し泣き虫で気が弱いが!
小5~中3、不登校だった 定時に通い はたらきながら、学校にいっている。もうおやばなれしている。
オレも子離れの決心した。
ぼくは、出会いけいきっさの女の子をつかい、ありさをだまし、おやばなれをさせ、家を片付け、都心へ、アパートを借り、個人タクシーをとるじゅんびをしはじめた。
ありさは おやじのせわをうけない。親子もむすばない。
でも この家でくらしたい。この家で生保を受け取ると矛盾していた。
でも 帰ってきたときこの家は片付ける。もう住めないことは最初に説明した。
一ヶ月がたち、H.Pでけんしんして、行く朝、つまはまくらもとにゆうれいとして立ち、あんた、H.P行く日だよとぼくをおこし、H.Pへ一緒にいってくれた。
ぼくは、かずみの、たくさんの愛をもらった。
たのしかった。少しきついせいかくだった けど やさしさをたくさんもっていてぼくはたくさん、はげまされいつも、仕事、家庭をいとなんでいった。
あまえんぼうでおこりんぼ、子供っぽい人だった。
女の扱い方、女はこういうものだということもすべておそわった。
彼女はレズで男ぎらい、ぼくはおかま 少し女が苦手だった。彼女はぼくがおかまであり一緒になった
女っぽいやさしさにほれてくれた。そして一緒にやってきた。
そしていつもぼくを男として立ててくれた。女だった。
レズとおかま少しかわった夫婦だった。
ぼくは、むこうようしだったが、妻の父さん母さんも、死んだとき、H.Pの死水もかとくのかりつや、ほんつやにもこなく、葬式も出ないと言っていた。
葬式は少しだけ顔出し、かたづけもせずさっさとかえってしまった。
男の子はようやくきて、女の子もようやくきてくれたが、おわるとさっさとかえってしまう。
一人で、葬式を何とかさいごまでかたづけた。
仲間のハイヤー2台、霊柩車をつかい、わっぱ屋さいこうのおくり出しをご近所さんに手伝ってもらいやることができた。トラックやろうの様に!
そして、妻へ、つまのいのちのひきかえにぼくはH.Pから、死のふちからかえってきた。妻へ、このからだ、だいじにつかう。
かずみの分も、大事につかう。もう、43残り半分片道切符しあわせに生きていく。体を大事につかう。
ありさ、みつきも見守っていく。おやじさんおふくろさんの最後もみとる。そしてぼくも もう一度 しあわせになりたい。かていをもちたい。子供も、ほしい。しあわせになりたい。しあわせになる。
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