第11話

中学入学おめでとう。

みつきをしせつみあずけてよかった。かずみは、ここ長年が、調子(鬱病)がわるく。ありさは、高校に入ってすぐ、おとこ(のら犬)とかけおちけいさつにつかまり、迎えにいき。そのたんびにまたのら犬とかけおち、家に入ったり出たりだった。

1ヶ月に一度、外泊を組み、かずみの調子をみながらの外泊を組む。そんな日々だった。

小学校6年の中頃、みつきは、学えんにて、学校にいかなくなり、部屋に引きこもり、卒業式にも出ず、校長室にてもらったという。

はずかしい、はずかしい、少し、精神科の領域も入っていた。(思春期のもの)もう、この子は普通ではない。ノーマルではないと考えると少し楽になった。

でも中学にはいくというので、様子を見ていた。

中学の入学式には出ることができてよかった。

式の最初だけ、かけつけてあげた。そしてその後、仕事に行った。


もう小さいみつきではない。どこにでもひっついてくる。何でもイエスとはいわない。もう中学生だ。ぶじ、中学の入学式にも、いけたようだ。仕事(アルバイトの黒塗りハイヤタクシー)の合間に、入学式も見届けにいけることができた。みつきと、かずみと車(ハイヤー)とさくらをおさめることができた。自分が一緒にはいるのを忘れてしまった。

少し、生意気で、すこしかわいくないところもあるけれど、みつきはやさしい心をもった子だ。少しはずかしがりやが玉にきずだ。でも大人になっていけばこれから先たくましく、なるかな(もし、これをよむときがきたらどんな大人になっているかな)プロレスラーになれとは言わない。けど、ホテルのボーイさんや、一流レストランのボーイさんのように、少しやさしいフェイスで、さわやかに、いつも立っていて、前に向かっていく子になってほしいとのぞむかな?


でも、つまづいてしまった!


4月 スタートしたもののやはりみつきは、つまづいてしまった。1週目は学校に行けたが、2週目いけなくなってしまった。

小平の公立にフリースクールにいくらしい。

でもそれはすぐに決められないまたどうにかして、学校へ、いかせたいと児童養護施設の先生は話していた。

しばらく、外泊もTelもできないといわれた。

方向性が決まるまでは、といわれた。もうすぐ5/2 誕生日がくる。外泊、外出、今回はお預けのようだ。

がんばれ、立て、立つんだ、歩け、歩いて進んでいけと、ヤジを飛ばしたい気持ちだ!


もう 中学2年でもだいじょうぶかな?


もう中学2年、来年は中学3年、くすりは、ねむくないくすりとなり、統合失調症も、くすり、カウンセリングコントロールで、おちつき、学園の友達とは落ち着いたようだ。しかし、たまにからかわれたり、ちょっかいされたり、イジメではないけれど、学園の子供たちの精神は世間の子供たちとは雲泥の差でおさない。いろいろ、ハプニングはあるようだ。少しでっかくなり、おちついてきたかな。

背伸びした子になってきた。でも、いなかとちかいまちの子としてはこんなものかな?

でも、いまだに、学校にはいっていない。

本人は、定時制の高校に行こうと思っているようだ。

はたらいて、小遣い稼いで、バイクで通学したいと言っている。うまく、いけば、いいなと思う。


さて、これからボチボチいくか!

かたをまわし、いきをととのえ、もう一度歩いていくか!

遠い昔、ゆめの中で、

「じごくからはいあがりたきゃあ上を向いていきな!」

おれはかずみをつれ、上へ歩いて行くことにしよう。

ゆっくりでいい、一歩一歩力強くいこう。


ありさは独立して主婦になった。あの子はたくましく育ててある。

みつきは自分が強くマイペースで歩んでいくだろう。

だいじょうぶ

かずみのおふくろさんとの同居も考えよう

おやじさんの最後もみとどけよう。


個人タクシーをとり、老人福祉をたずさわり、60ぐらいで自分の店をもとう。あがるぞ、歩くぞ、いくぞ、いろいろあるけれど、おれはかずみと最後まで行こう。

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