第7話

ぼくは、病院、老人ホームで仕事をしていたころ、一日が終わって夜、一杯飲むと早く寝てしまう。

夜勤から帰って寝ようとすると、オマエ、いつも寝てばかりいやがるとおこることもあったり、タクシーで夜勤から帰ってきても、寝ると怒り出すことや、一時間ほどで起こされてしまうこともアル。


くうこと、ねること、いじょうにこだわり、脅迫的に怒ることもよくある。

かずみはいつも夜中まで、おきている、一緒に起きていて、次の日の仕事はつらいかな?



・かずみのきょうはくがいねん


かずみはよくおなかがすいたと言い出すが、ごはんを作って用意しても、好き嫌いが多く、ごはんを食べない。おなかがすいたというと、お酒を飲み始める。よく食べるのは、とうふ(冷ややっこ)、えだまめ、インゲン、野菜サラダ、ふかした味のないジャガイモ。野菜サラダも、キャベツは嫌う。ほうれんそうもただゆでて、ただ切っただけ しょうゆはふつうかな? あと、納豆、はんぺん、ちくわ、そのまんまのキュウリ。ただ、おかずというよりそのまんま食べる。油系はきらう。

やさいにくいため、コロッケ、ギョウザしゅうまい、子供の好きな物は嫌うところがある。

人が食べていると、オマエは何でも食ってばかりいやがってとか? 子供用にと自分用につくると、こんな物くえるか? オマエは食うことしか頭にないのかと怒り出す。



・こだま


かずみがあれていて、アリサはでていって、そんなとき、こだまは、オレが間に入るとしゃしゃりでてきてたいへんだった。

オレは家のことに今は、つっ込まないでくれ、友として、たまに外でプラっとしたり、遊んだりしたいというのに。あることないこと、火に油を注がれ大変だった。

夫婦のけんか、犬も食わずと言うのに、そのあと、こだまは、オレに口答えするのかといい、しばらく、きえていた。

わるいやつではないけど、少し困ったかな?



・今のカズミは何もできない


ぼくは仕事をしながら、家にいるときは、ごはんのしたく、買い物、たまったせんたくもの、汚れがひどいときはまとめて、家の掃除をする。むろん、食器を洗ったりも。何度か、お財布を預けたが一週間一万でやっていて、一度に2、3万なくなっていたとか、買い物はしていて、金がないとか、冷蔵庫に、食品が何もない。一度に腐るほど調理をしたり、おかしいこともよくあった。



・カズミはお金にこだわるところもある。


ボーナスの時期になると、何だかんだと言いお金を持っていく。すると税金その他、払う金がなくなる。

わたさないと、休みのたびに飲みに行くのに使わされたり、たかられたりして、お金が飛んでいくところもある。


てめえの稼ぎはてめえの価値だ おまえはそんだけかと、酒を飲み、暴れることもあったり、おまえはひもかといわれたこともあった。



・カズミはこうふんすると手が付けられない


ぼくは、いつも、二階に逃げる。ふすまは、何度も壊されボロボロ。何度もつぎはぎしてボロボロ。

近所に助けを求め、警察に来てもらったこともある。私の携帯は何度も壊されている。気に入っている携帯ほど命が短い。

夜、眠れなくて、次の日、仕事を休みをもらったこともたくさんある。夜、ねていないで次の日タクシー乗務はできない。

自分が暴れて転んだり、少し、床に押さえたとき、けつをぶっても、オマエがDVをやったとさけぶ。ぼくはいつも受け身か、最近は外へ散歩に出かける。


精神の患者と一緒にいると、家族も精神になる。なぜ、おまえはふつうなんだとどなられた。おまえは私の話を聞いていないんだと叫ばれた。


私も疲れることもある。つかれたこともある。

だけど私は、B型、一晩すれば忘れる。つらいときは一週間かかることもある。静岡県人、のんびり屋かなと自分で思える。


かずみは落ち着いているときは落ち着いている。

季節の変わり目は、少し大変かな?

いつも予兆がある。(つまんない)(つまんない)をつぶやく。そして、怒りだす。そして、うつにはいる。一週間はのぼってこない。そして、おちつく。

するとケロッとふつうに戻る。

かと思うと不安定なときはつねに攻撃的に、つっかかってきたり、怒り出したり、することもある。

だけど、アリサの為みつきの為 いつもおちついていてほしい。


お金事件は、アリサだけでなくかずみの買い物もおかしかった。一週間一万円が、一日でなくなってしまうこともよくあった。だけど、買い物をした物がない。

かずみは家のお金(買い物用)と、自分のお金を一緒にしてしまい、家のお金がなくなるということもあり、このところ少し、かずみも調子が悪いのかな?

と、思えることもよくあった。買い物をした物がおかししかない、ジュースとビール代に消えることもよくあった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る