底にいるからこそ、その成長に興味が沸く。

落ちる所まで落ちていれば、後は登っていくだけ。
その登り切った先が、まさにてっぺんであるからこそ、辛い部分はあっても安心して見ていられますよね。

この嫌われ役、特に旧知の連中は、元から主人公に対しての扱いアレなので、そんな連中の鼻をどうへし折るのか楽しみな所、根が深いからこそ、その辺の書き甲斐が大いにある作品。

成長が、彼自身にどういう変化をもたらすのか、性格とか、これまでの彼の人生も考えると、単純に強くなっていくなっていくだけじゃなく、人としての成長がどうなるのかも、見どころの1つだと、自分は思う。