第4話 古びた家

街はずれに小さな土の家があった。

「し、しつれいします......。」

莉緒はそう言って家にあがった。

「お前よくここにきてたのに。まだ思い出せないの?」

ケイは苦笑しつつ言った。

「え、いやいや私はただ転生しただけで.....!」

莉緒は焦りながら言った。

ここはケイの家。

部屋は一つだけで、端っこにやっと買えたベットが置いてある。

電気がないから、とても暗い。

莉緒はそんな家をまじまじと見た。

「.......??」

莉緒はちいさな窓のところを見た。

___私の写真?

なぜここに私の写真が?

ここに来たの?と、莉緒は思案した。

「まだわかんない?」

ケイがあきれたように言った。

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