第4話 過酷な幼稚園とクリスマス

私の妹も3歳となり ひよこ組さんから

幼稚園バスで通うことになりました


母が「幼稚園行ってみよっか!!」

といい 妹は親と離れるとも知らず

「うん!」と答え ワクワクしていました


幼稚園バスが来て 「きた!」といい

楽しそうにきらきらしていたのですが


「やだぁぁぁ ママも行くのぉぉぉ」

と予想した通りの号泣

幼稚園の先生は慣れているようで

「大丈夫だよ 楽しいから!!」と

励ましの声をくださりました。


帰ってくると涙目でも楽しかったらしく

けど次はもう行かないと一点張り

それでも行かせるのが親の試練というもの

3日目から諦めたように下を向いて乗って

手を振りずっと見ている妹


幼稚園のおかげでしょうか

妹の人見知りが改善されていきました

そして 幼稚園行くの!!と夏休みなのに

早起きをし 行けないことに泣く妹

泣く妹を小学校3年生の私は

大きくなるにつれて変わっていく泣き方に

興味を持ち3DSで録音して

変化を楽しむのが毎日でした

今思えば なぜ閃いたのか

冴えてるなぁと思います笑


私が小学生の時は3DSが発売されたばかりで

とても大人気のコミュニケーションとして

役立つものでした

すれちがい通信をするために父親に

遠出を依頼し 日本を制覇し

アメリカのフロリダ州とカルフォルニア州

だけ すれちがいができました

どうぶつの森がダウンロードされている

特殊な3DSをサンタさんからもらい

とても嬉しかったのを今でも覚えています


妹が小学校1年生になり

NEWニンテンドー3DSをサンタからもらい

とても悲しかったのも覚えています

アナと雪の女王のシールを貼り

飾り付けされた青い3DS

amiiboにも対応するという技術に

私が持ってるものはもう対応しないんだ

と現実を見せられ 疎遠になり

どうぶつの森も妹にデータ移動で

あげてしまいました そして妹が2年生の頃

WiiUというものをもらい

Switchが出て 怒っているのをみて

大人気ないですが 見下していました

父親が次が出るだろうという予想を

信じていれば 一年後Switchだったのに


妹が小学校1年生の時は私は中学1年で

サンタさんは親なのだと知りました

なぜわかったのか



それは 親が妹のサンタさんのプレゼント

買いに行くの手伝って



と言われた時でした 意外と夢を見ていたので

結構ショックでした。


朝起きた時に枕元に置いてあり

中身が知らないワクワク感が

もう感じれないんだなと悲しくなりました

自分のプレゼントも親が買って

私は知りませんでしたから楽しかったですよ


今じゃ自分で親と選んで買って

終わりで とても寂しいです!!


妹には 自分よりも長く

信じさせようと誓った日でした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

一人称の変化 さなぎ @Aoi_sanagi211

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る