第42話常骨
死ねない
それは呪いだ――焼いても、刺されても、くし刺しにされても
たとえどうなっても
ああ、いやだ、死にたい、、、死にたい
棟に絶望した、、、とうに絶望していた
「死ねないという呪い」
強さも、体もそこまでではない常骨だからこそ
感じる感覚だから
自分の子を作り――その子に自分を殺させようとした
だから、教えた
私の持っている技ーーー召喚戻しを
その娘は、召喚戻しを学んだ――破壊者の子供
そう、トンビの子はトンビのように
清明から「もしも、見えざる50がやりすぎた時は50を殺してくれ
それでいて、、、、あいつらの生産物、材料をゆるすな」
ーー男も、女も、老人も果ては赤子さえも骨の卵のおぞましい実験にくわえられた
血しぶき、牢屋
腐った死体が大量に置かれた山
「死体の山」
残像を惹くように、殺す――50、、、そして、、、、飛んでいく首
通じない攻撃――やりすぎを咎めようとして
罰はs---死刑だった
死ねない何度でも、、何度でも復活する
何時しか死を望むようになった、この生き地獄を終わらせてくれと
だが死ねない
ああ、だから二人の人間に頼んだ「私を殺してくれ」と
殺さない――だけど呪いを解くという道を選んだ女がいた
殺す、--すべてを破壊するという方向に進んだものがいた自分の娘だった
ああ、すべて
すべてが、あなた(清明)の思い通りなんですね
残響が聞こえる――今宵も、死人の断末魔が聞こえる
行ける死人の、、、
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