第37話それはそれとして
うどんである、目の前にはうどんがある
ーーーうどんには「レタス」常識である、地元では(ここでは)
レタスに、つゆに、めん
めんは「四国」のような腰のある面ではなく―平べったくて、かみきりやすい
持っちりとした感触の麺を至高とする人には会わないかもしれないが
生まれてこの方、これ以外の麺を知らないのだ3人、、いや4人とも
4人で食卓を囲む、いつもは引きこもりっている親友も今日は出てくる
どうせもなにも、年越しだからだ
「年越し」なのに、、、自分の家にだれも帰ってくる気配のない主人公
そうだ、テレビつけましょう
親友ママが、イケメン歌手に食らいついてるが
顔というより声である
「いいわよねぇ~おばさんこういうの好きなんだぁ、ねえれいちゃん、ゆうくん」
気まずいのだ
「ちょっと二人ともどうしたの、ああ、もしかして、、、いや、最初からそうかもって思ってたけど、れいちゃんの彼女?若い頃の私にそっくりだわ」
そうでしょうね、若い頃のあなたですから
結局スタイルに関しては人並みというか、、、やせてもないし太ってもないし
「あ、、、あの、、おいしいです」
少年に耳打ちする
「あの人にそういうこと言うと」
大量に継がれるーー「こ、、、これはちょっと」
善意だ、善意でやっている
気持ち的には、いっぱい食べてねうふふということだろうか
迷惑だ
12時ーー鐘が鳴り響く
「そろそろか」
ネットで見て、止められないと覚悟した伝説
式神をその身に宿す人間ーー「w」という組織が、「松山みさと」という神を作り上げ,信奉するのだとしたら
集団として人類を超えてる――敵、、、自分たちをそうとらえている
「四国」で、それと同時に「れいいけ」が完全消滅した瞬間でもあった
刀少女が窓を破り入ってくる<式神>が体の表面に出る
――電気を操る式神のようだ
<心伝心(テレパシー)>「妨害思念」、、、聞かない
電気がほとばしる
人形の一つが、ていと花瓶を投げる
花瓶にあたる
「死ね」
つきのかまえーーそしてすり足
だが、耳元に近づいてきている―人形に気づかなかった
「音痴の歌」を大声で聞かされる
、、、、ぶっ倒れる女
とりあえず、、、まどがらすは正月明けに頼むとして
板でふさぐ
そして、ラジオから放送が流れる
「九州の、ラジオ局、呪術協会、そしてーー議会すべてのっとった」
テレビをつけると、議員の連中の首に刀や、皮膚から生えた滑っとした何かを
突きつけられてる姿が見える
「九州は頂いた――次は、四国も落としたどうするかな」
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