第32話屋敷

湖の上に、高床式の家が建っている


いや、あのね感覚としては海なのだが


これでも、湖らしい、、、とりあえずロープをするすると昇

招待されたのは「女王」の家


とはいっても、「王」というのは「表」の通り名で本当のところは「族長」みたいなものだけど


出された食事は、木の葉の皿の上


得体のしれない果物と、なんか蒼のと、形がおかしいもの

「いいただきます」


横を見るとすでにパクパク食べている

すごいねである

<おい、食わねぇほうが>

インカムの声を無視し、食べる

「おいしい」

優しくてまろやかな甘み

それでいてどこかねっとりとした、粘りの多さ

そしてこの、水分の少なさ

「、、、バナナ?」

味が違うが、バナナを食べているような気分だ


それはそれとして、、、濡れて肌にくっついた黒い髪、、透けて見える肌の色

、、、、エロイな

思春期男子まっしぐらな気持ちは置いておくとして

大丈夫なのだろうか、ロリコンではないのだろうかと今更ながら考える

「あーーん」

「あーーーん」

念願のあーん、、、

「私おなかいっぱいだから、、、お兄さんおいしい?」

心のほうがおなかいっっぱいになつたよ、ごちそうさん

それはそれとして

vrの話であるそして主人公は、ここで修行させてほしいと頼み込む


修行するのは?この村屈指の喧嘩の力を持つ、刀を持つ男である

ってか、老人


「いくぞおおおおおおおお」

「はい」

――地獄の始まり



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