第30話信じてくれないんだけど

とりあえず、三日寝込んだーーとりあえず「寮」に戻る


「お兄さん、お兄さん平気」

一緒の布団にぐりこんでくる少年


腕に何かが当たってるが、それは言わないお約束


「すーすー」寝てる少年を前に

眠れない

「裏地球」といっても、「九州」の裏地球


別名、「隠れ里」はあそこである

「ごめんな<亜空>オン」

がしっとつかまれる

「ダメだよお兄さん、お兄さんは今病人なのねてなくちゃダメ」


ーー寝たふりでしたか

そっと、タオルで汗をふいてくれる少年


「すまない」

<んごーんごー>

インカムの後のあいつは完全に寝てる

「おい」

でもって気づく

「お前、、、もしかして、」

「?」

これは、かいにいく必要あるのかな、、、ま、いいか

第一男が階に行ったら恥ずかしいものでもある、、、上の下着

「なぁ、ていっしゃっのしたになにかつけてる」

こくりと首を傾けない

不思議そうには首をかしげる

決まりだ、つけていない

「お兄さん、それより一緒に寝よ」

そうだね

別に眠れないのは、隣に少年がいるからではなくけがが痛いからだが

童貞の割には、、、というか

チェリーの割にはたんぱくなところがあるのである

「さらしまけ」

「うん、、、そうだね」

<一か月後>

「お兄さん、一緒にお風呂入ろ」

「却下」

「なんで」

「なんでってお前」

この一か月でダイブ、成長したからに決まってるだろとは言えない

くびれが生まれーー体が柔らかく丸みを帯び、膨らんできてるところがあるからだ

どことはいわないが

もう、男風呂になぞは入れない

痴女認定されてしまう


そして、きれいになってきている

口に出しては言わないが「美人」である

それはともかく、ほかの人は信じてくれないが、修行をしたいと思っている

<裏地球>-その、九州、そう、あの島だ


かって、鬼が澄んでいるとされたーー術武一体の島


ここでの言葉で言い表すのなら「王国」

鬼の王国

女王が納める島ーそこで、修行したいのだ

だが、まだけがが完全に治りきっていない

一時は、左腕など英会陰に動かなくなる寸前だったのだ

無理は禁物である

その時に、「祭」の紙が配られる

「ん」

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