第26話さてもさてもと

刀使いが、兄貴を引っ張り上げてるときに、出てくる


びっくりして兄貴を落とす女

「少年」が兄貴ごと横に飛んでそれから真上に飛ぶ


「ありがとね~~」


いやー、、、、れいじ一人では、甲板に戻ってこれないので素直に感謝である

そして、通路を通り


「おやつでも買うか」

二人で――通路を歩く、、、残された兄貴は呆けている


そして、追おうにもーこの前のことがありおえないおんな


だが、兄貴が出てきたということはいよいよ「本家」に近づいてるってことだ

なぜなら、兄貴は―その頭の良さ(事務仕事)の腕を買われー本家にいるからである


とりあえず、ガラスの外から海を見る――絶景かな


兄貴という人間は―別にあだ名などない

当然だ

ある、れいじのほうがおかしいのだ

れいじは、特に揶揄されてつけられたあだ名であるからなおのことだ


御三家は、長い長い歴史の中で、対立と共闘を繰り返し

今まで生き延びてきた

だが、それも、、、それはそれとして


御三家には特徴がある

「骨から人を創る」術を「秘術」としているが、

それとは別に、「神道」「仏教」「道教」「陰陽道」などから

学べる――学ぶことができる「れいいけ」(うち)


その本質は、「人を創りひとを利用する、使役する」

ということのみに特化した「皆雲家」


そして、占いや、踊りの中で日常に根差し人を作り出すことに真価をおく

「氷空一族」

、、、割とうちはオーソドックスではある

だから、だからこそ

中立という立場でこれまでやってきたのだ、そうでなければ中立でなどない


己の色を持つ「氷空一族」「皆雲家」と比べると特に意見も何もしなかった一家だからこそではある


ーー本家に行く前には、面倒な手続きがいある、もうそれは済ませた

車内でにー「袴」は置いてある「正装」するのだ

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