第16話蹴とばす
三日後
いつものように救助活動をする、その時に携帯からーかかってくる音声
「はい、え」
分かっていたはナズナのに、声が出た
国策「村や町から出てはいけないが来年春から」という報告だ
「うん、でね、お兄さん俺ーーあのその、、、一度でいいから四国にいってみたいなぁって」
「四国分かった、行こう」
四国には――御三家がある、、、行かない理由はないし、行くと決めていた
それはいいのだが
「お兄さんはさ、なんで俺にこんなにまでしてくれるの」
え
思考停止、いや別にそういうわけじゃなくて
「俺、女みたいな体してるからそれでからかわれるの嫌なんだよね
ー今日お兄さんが、風呂の時間変わってくれて助かった」
ま、おかげでごった煮だったけどな
「それに、おかゆも少し分けてくれたし」
「んなもんきにすんな、礼だよ礼、一宿一飯のオンってな感謝するのは俺ほ」
「お兄さん」
いくらか強い声「ありがとう」
照れたような声―こっちまで照れる「、、ばか、こっちまで照れるじゃねえか、また、あとでな」
そういって切って
御三家について考える
御三家ーーといっても、主人公もその一角の末席にあずかる身なのだが
「本家」に入ったことがない
一つの術をめぐり、考え方の違いではじめは二つ
そして、三つに分けられた
分はも加えると4っと考えてもいい
、、、どうも、黒いうわさが絶えない、特に御三家の一角「皆雲家」には
「マフィア」と通じているだの、、、「ヤクザ」と組んでいるだのの根も葉もないうわさから
実験のために棟を建てて、その中に囚人を入れているだの
「ま、一度でいいからーこんぴらさん行きたかったしちょうどいいか」
明るいほうに考える
「、、、御三家の一角ーお前のところは、行かないほうがいいんじゃないか、、、特にあのぼーやを連れては」
何事かを伝え、笑うーー確かにそれも考えた
そして、同じ結論に立った
「俺も同じさ、できれば連れて行きたくない――ただ、やりあうはめにはるかもな御三家といや、、、正確には「あの伝説」と、か」
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