第14話苦戦

苦戦していたーー交わすので必死だった


いや、あれよーーもちろんロボも、数体ならさ何とかなるのよ

それは間違いはない

だが、なんで刀少女いるの、そしてなんでれいじを狙うの


刃とすり足をかわしながらでは、おちおち人を助けられない

「しねえ」

なぜだろうーーなんか恨まれることしたんだろうか

「大丈夫ですか」


目の前には―ロボ、、、後ろには刀少女ーー横には服の裾を握った子供

おぶっているのはおじいちゃん


足場は最悪――コンクリートが砕け、、、ビルが砕け、、、家が倒れている


さらに火の手が道を防いでいる

「くそっ、、、、」


残念ながらこの状況では、ロボを蹴散らすのは難しいーとりあえず


子供も背負い、、、いや無理か

「坊主、おじいちゃん好きか」

こくりとうなずく子供

「なら、逃げ場がある、避難所に行こう」


それが先決と考える

「うん、わかった」

はしってーー屋敷に飛び込ませる

屋敷のほうは戦ってたが、敵意のない人間には攻撃を当てないし、人間の前にロボが行く前に、剣士が倒していた


「なんなんだよぉ」決して短い距離ではない道路を走りながら、後ろの少女をやり過ごす

背中を見せると切られかねないが前を見てないと、道を間違えるこの恐怖


見当違いのところに行ってもあれなのでひとまず後方は無視

完全無視のほうで行く

「やっと、、、もどってきた」

しらはどりをしなければ、、、頭がさかれていた

振り向きざまにしらはどりをしたことに、驚く女だが

蹴りを入れてくる

「おわ」

思わず――手を離し転がる、転がった先に剣を振り下ろす女

「今、そういうことしてる場合じゃないでしょうが」

思わず、叫ぶもそうしていられないぐらいには状況が切迫していた

火の手が近いーーロボが多い

これ以上の時間ここにいると今度はこっちがやられかねない


帰りの体力と後ろの女をかわす体力という一つ余計なものを含めたら


、、もうそろそろ、、、ほんとにそろそろ、、、いられない


だが、がれきをどける

「誰かいますか――」

そういってみる

「はぁ、、、はぁ、、、、すいませーーーん、誰かいますか」

家の下にだれか倒れてるーー柱をも上げ、、背負う、、、3人


父さんに、母さんに、子供――男の子

火の手がすぐ後ろに来ている、もう、限界だ

3人も背負うと、、、走れない

だが、微塵も容赦してくれない後ろの女

「しつこい」

その時に出した人形の一体がえってくる

「はぁ、、、はぁ、、、はぁ、、、、これでもくらいやがれ」

のどが渇き、、、こえがかれ、、、汗が噴き出す中叫ぶ

彼の人形には一体につき一つ「異能」がある

それは、「眠らせる声」「精神潜入(サイコダイブ)」

「心伝心(テレパシー)」「予知」「占い」

あと一つ、、、最後の一つが、、、

「超大声&超音痴歌」を聴かせる人形

効果は抜群だ――人には

耳を抑える女の子――それをしり目にゆっくり歩く男

いや、なにゆっくりでないと力が出ない

ーーもう、走る体力がない

ほぼほぼあの子のせいで、、、、、

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