第10話逃げられない

ざっし、ざっしーーざっし


悪意の鐘が鳴り始める

「ハロー世界💛、、、こんにちはみんな、!(^^)!、みんなのアイドルです🌟


今日はみんなに死をプレゼントしたいと思います( *´艸`)」


携帯にメールが届く


「あ、、、今日だ」


そう、一斉に送られた一見スパムメールに見えがちなこれは、本当にそうなのだ

ということは、今日が

<蒼い月の夜>


「まずは、関東の皆さんご愁傷様( ^)o(^ )、ついで近畿の皆さんすいませんでした( ゚Д゚)ついで東北のみなさんごめんね( *´艸`)」

こんな調子で、都道府県の顔文字メールが届く、そして、来る

「くそ、、、こんな時に」


――人間を駆除するよう命令された「システム」それをせおった兵器が

「りん」「あかり」「まち」「こう」「みんないけ、行って一瞬でいいからとめてくれ」


なん十体といるーーだが、この町はもともと人少ない、上にもともと防空壕もある

「頼む<金神様>」


未来で幾度となく自分を助けてくれた神様に頼む

本当は、今頃信者が少なくて消えてるはずだったのにー兵器のせいで、信者が増えたって皮肉


とりあえず、「初見」ではないーーだから、未来人なら一体ぐらいならさばける

数体ならまける

ーーでも、今の人間にできんのか、それが

「くそ、、、やるしかねえ」


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