番外編『石と肉体、ポケットには入らないモンスターたち』
さて、この前のゴブ森事件から数日経ちました。毎度の事ながら、今日もゴブ森に来ています。
自分一人で。
パーティーはあの後、解消になってしました。そんなに駄目だったですかねぇ.....
ズームパンチ...。
◇
前回のゴブリンの集団の規模から見て、この森には、更に上位の種、
と言うわけで今日はそれを討伐しに来たわけです。
今回もジョブを変更してきました。
やはり大勢に一人で挑むと、どうしても意識の死角を突かれたり、予想外の出来事も多くなります。なので、数を補う【従魔師】のジョブです。
このジョブは動物やモンスター全般をテイムして、使役することが可能です。
と言うわけで早速テイムに行きましょう。
◇
とは言え、この森には出るのはゴブリンのみ。必然的にテイムするのはゴブリンになる訳です。まぁ強いモンスターほどテイム難度は高いらしいので、初心者なら妥当でしょう
モンスターテイムには複数の手段があります
最初に、モンスターを弱らせてテイムする場合。これは弱らせた後、餌付けするか、弱らせて無理やり《テイム》を通すかで変わってきますが今回は割愛。
次に、これが今回使う方法。
『力に差を見せつけて無理やり従わせる』
例えば、今目の前にいる3匹のゴブリンの内、1匹の頭を吹っ飛ばして、残りの2匹に《テイム》を迫ったりする方法。
それでも抵抗を見せるゴブリンの数を、1匹に減らすと、やっと“理解”したようで大人しくなりました。
この調子で増やしていきましょう!
◇
数日後。
ゴブリンの数が一定を超えてから、増加率がすごく高くなりました。
最初はゴブリンとゴブリンを戦わせて、命令されてむりやり自分と同じ種族と戦わされるゴブリンの表情を観察していたりしましたが、最近では戦力差だけで相手が戦意を喪失するので面白くありません。
所で、これもう王より従えてる数多いんじゃないですかね。
最近、ギルドでも自分が【
◇
やってしまった.....
王の討伐が成功....と言うか王も彼我の戦力差を見て降伏しました。
他の上魔術師や将軍も『え!?』みたいな顔してましたし。
で、そこまでは良いんです。問題はその帰り。クマが人を殺めてしまった。
発見して2秒ぐらいでデストロイした話、ですよこれ。
本当にどうしましょうか、この首から上がガオンッ、ってなった死体を放置する訳にもいかないですし。
と、悩んでいると、デュラハン死体に変化が光り始めました。
そしてそのまま.........?
死体が......?消えた................!!
????????????????????????????????????????
え?どう言う事ですか?
......................................。
まぁいいか!!!!
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