第32話次の国行ってみるか!


「採取に当たると思います。そしてLv10になった場合狩猟と討伐は統合されますが、どちらに統合されるかというのは言ってしまうとランダムですね。あーでも、名前が変わって狩人になることが多いかな」


 だそうです。コンシュルジュのヤミちゃんが言うんだからそうなんでしょう。じゃあ魔石を採取したら良いものに変わる?


「変わりますよ、大きさに変化はありませんが、内包されている魔力やMPが増えます。売却価格も高くなりますよ。そもそも熟練といえど採取人はレアスキルです。どれだけ採取したんですか。」


 いやー採取で生計立ててるからなあ。わかったよヤミちゃんありがとう!


 疑問も解決したしスローライフ満喫と行きますか!


 気功道場では最近技を教えてくれるようになりました。チャクラによる体力回復向上やMP回復向上、気の増幅による瞬間的なパワー及び速度の向上など。


 気功スキルの中の技「チャクラ」みたいな感じで、スキルじゃないのが残念。気功スキルは上げやすくなりますけどね!


 ワンインチパンチやシックスインチパンチ、気を飛ばしてダメージを与える技気功掌と指弾など上体を使った技も教えてくれてます。


 パンチは肉薄したときの技なので使う機会が無いといいのですが。


 本好きは相変わらずなので本を首都図書館で読んだり、貸本屋で借りたりして読んでます。


 錬金術と画家を掛け合わせた小説とか、生まれたときから顔がグロくて幼い頃に追放された転生物語とか面白いです。

 主人公が副主人公に隠れてるけど影の実力者でさいつよな本も読みました。

 他にもありますが書ききれない。


 転生ってあるんですかね?ちょっと経験してみたい。


 魔法の本も読みまして、上級生活魔法は覚えきりました。超高温の炎が出るトーチとか面白いですね。機械油が出るマシンオイルとかはモノの手入れに使ってます。


 上級は職人さんが使うような魔法がメインだったかなあ。職人が使うのもこれまた生活なり。言い換えると仕事魔法か。


 ポニーのパールくんの、ブラッシングとかも楽しいです。喜びますからねー私の方が好いてしまう。


 鐙付きの鞍を買ったのでたまに乗って草原を走り回ったりしてます。一体感があって良い。お馬さんは走るのが好きですしね。私のお尻の皮は固くなりましたが!


 あ、リアカーですが買い替えました。日差しよけとブレーキが前についている4輪リアカーです。幌馬車ほろばしゃのほうが近いかな。下取りも合わせて安かったですね。


 長距離移動だと日差し対策は需要。乗り心地も重要。ちなみに理論上1.5tまで乗せることが出来ます。1頭引きの馬車だから広くないし大きくもないので、そこまで乗せられないだろうけどね。


 パール君自体は3tくらいまでなら余裕っぽいです。さすが魔物の血が入ってるだけある。


 そういえば収集はレッドスライムからばかりになりました。狩猟できて採取も出来るので一石二鳥かなと。ダンジョンの罠解除も出来るしね。


 このレッドスライムのダンジョン中和剤 (赤)は、BOSS部屋があって、そこに入らなければ危ないスライムは出てこないので安心して採取できるのも大きいです、なので人も結構います。


 オーブで冷やしてぶっコロコロしてるのは私だけですが。後は冷魔法で冷やして狩猟してますね。そういや魔法使いが多くいますね。そういうダンジョンだったか(周り見てない)。


 宝箱部屋なんてものもあり、宝箱開けても何十分かで中身が再POPするので順番待ちが出来てますね、一攫千金のチャンスですもんね。礼儀正しく並んでるのは、並ばない人をやろうとおもえばやれるからですよね。


 剣と魔法の世界の恐ろしさを垣間見れます。


 そんなこんなでもう半年、150日が過ぎました。19歳かー………………


 よし次の国行ってみるか!!


 まずはチェイ先生の所へご挨拶


「経路をみたけど3歳児くらいの経路になってたよ。毎日頑張ったんだね。これなら加速度的に回復率が上がって、数年で年齢と同じくらいにはなるんじゃないのかな。いやしかし、どんどん女性の身体になるから私揉むのが恥ずかしくなっていったよ、キャー」真っ赤になって顔を覆うチェイ先生。


「先生にならどこまでも見せますよあはは。あ、ぶっ倒れないで!先生、先生!」


「む、胸を押しつけないで……」ぱたり


「先生ー!」



「ふう、死ぬところだったよ。もうここでやることはないとは言わないけれど、自分でどうにか出来るようにはなったね。次はどの国へ行くのかな?」


「魔導具が盛んなところですね。錬金と科学技術は見ましたので。このブキョーを襲う騎馬軍団も見てみたいと言えばそうですが」


「カーン帝国ね。あそこいったら女性は男性のものだよ、その代わり大事に扱うけど。大変だよー」


「こわっ。西のサンクチュバリヌスにでも行ってきます」


「あそこは…………魔法の品とカタクラフトが有名だっけ?まあ詳しいことは冒険者ギルドのヤミちゃんに聞いた方がいいね。ヤミちゃんもここに来るけど恥ずかしくて顔を合わせられないよっ」


「可愛い上にほどほどの身長、そしておっぱい大きいですからね。」



 次は気功道場。ホアチャー!


「ホアチャー!今日でお別れとは寂しいな!またいつでも来るんだぜ!アチョー!」


「まだまだ学ぶことは多いのでここに来たらまた寄ります」


「ああ、まだヌンチャクとか徒手空拳などは教えてないからな。剣技もあまり教えてない。基礎しか教えられなかったぜ!」


「気の扱い方や体捌き、肉薄時のパンチだけでも十分です」


「そうか、ならいいんだ。じゃあさらば!」



 最後にヤミちゃん


「ぐすっぐすっ、今日でお別れなんですねぇぇぇぇぇぇぇ」


「うん」


「それだけ!?酷い!」


「あんまりしゃべると私も泣いちゃう」


「そうですよね、じゃあいっぱい喋りましょう。」


 ちゅーことでえんえん泣きながら喋りました。泣いてるヤミちゃんもかわいいよー!!


「じゃあ西のサンクチュバリヌスに行かれるのですね。あそこはー……」


 行き方や注意点などを教えてもらいました。


「うっうっ、レイさんがいなくなったらまた普通の受付に戻ってしまいます」


「あれ、他にコンシュルジュが扱うような冒険者いないの?」


「いませんよ、そうそう熟練レベルの人がこのギルドに来ることなんて無いんですから。」


 ほへー、そうだったのか。20万都市なのにねえ。


「だからですよ、お金持ちのお抱え冒険者になってしまうんです。そういうのはダメって規約はありませんから。」


 なるほど……闇が深い。ヤミだけに。


「殴ります」


 ぽか、アタシは死んだ。スイーツ(笑)


「どれだけ古いネタを引っ張り出してくるんですか……」


 そんなわけでお別れの時間です。


「また、来てくださいね」


「うん、また来るよ。おっぱいでかいし」


「またそこー!!」


 と、二人で笑い合ってその場を後にしました。おっぱいは偉大だなあ。


 この後カヤクにいってバージョン3ブロック6のオーブを大量に分けてもらい、国家主席に挨拶してなかったので大急ぎで挨拶をしに行き、そしてブキョーを後にしました。




 ありがとうブキョー、また来るよ!!




 レイ オーブ使い兼無属性魔法剣士

 二つ名 バイソブー殺しの採取人


 Lv20 

 HP185

 MP66

 STR94

 DEX127 

 VIT82

 INT87 (魔力としての)

 WIL83

 CHA50 (第一印象に+5ボーナス)



 スキル

 オーブ使いLv8 剣使いLv7 短槍使いLv4 タイキョック剣Lv5 気功Lv5


 無属性魔法Lv7 生活魔法 上級生活魔法 魔力転換Lv4  魔力操作Lv4 魔力経路Lv0


 言語学Lv6 魔導学Lv3 薬草学Lv9 生物学Lv3 鉱物学Lv2 交渉Lv4 知識Lv7 世界標準語 ペラペラなサガット語とブキョー語


 睡眠耐性Lv6 疲労耐性Lv6 空腹耐性Lv2 悪臭耐性Lv5 暗視Lv5 歩行力Lv6 根性Lv5 忍耐Lv5 忍び足Lv2  ダッシュLv3 スタミナLv3 行軍Lv3


 罠解除Lv3 解体作業Lv5 積載増加Lv6 肉体強化Lv6(ステ全てに+13) 肉体コントロールLv3(STR,DEX,VITに+9)


 動物調教Lv3


 お狐第六感Lv6 お狐耳センサーLv6 お狐鼻センサーLv5 お狐の目Lv4 お狐動体視力Lv4 お狐の疾走Lv6 お狐バランス感覚Lv6


 狩猟術Lv4 採掘術Lv3


 熟練採取人Lv3


 めくりLv3 しがみつきLv3 急所狙いLv3 受け流しLv3 バランス感覚Lv5


 ユニーク(カード表示不可能)

 お狐族 お狐の身体 お狐の機智 毎日少しの努力が出来る子


 装備

 晩餐会に行ける絹のマキシワンピース

 高級なワンピース

 宝石付アクセサリー

 Eバデッドアーマー

 Eブリガンティン防具一式

 Eドワーフ鋼のショートソード 

 リュックサック(30l、ぶら下げられる部位いっぱい)

 マジックポーチ(空間拡張、25l)

 マジックポーチ(空間拡張、40l)

 質の良い野営セット

 冒険装備一式

 止め刺し用ナイフ

 大型マチェット

 魔法使いの黒いローブだったもの(布)


 ポニーのパール君と4輪カートのリアカー



 ヤミちゃんが言うには、スキルLv5までは上がりやすいそうです。そこからLv7までが上がりにくく、Lv7からLv9までが非常に上がりにくく、最後のLv10到達は専門職じゃないとってレベルで上がりにくいみたい。Lv10で名称変化を起こすわけではない、Lv15までや20まで上げないといけないスキルも存在するもよう。

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