第6話抱き寄せたい思い

3人で、「金神様」って神様を拝む


「こんにちは、初めましてやな、うちが金神や、そやけど

どないしたんーー「仙人の水晶」なんてもって」


金神様は、ふと顔を背ける

「あんこな、おかあはんを殺しにいかなあかん運命なんや

せやなかったら、あんこ自身が殺されるんや

―――遅かれ早かれな、、せやからうち心よんだんやけど


強くなる必要あらへんよーあんこらの強さは仕方がない強さ

ほかに取る手段のないものが持つ良さや


必死やし、頑張りもする、でもやーーーうちはそないな、強さだけが

強い言うんやないと思うんや


「亀姫」がなんていおうと自分の人生やさかいー自分で決めなあかん


あんこらみたいな強さはもとめるちからとちゃうで」

にこっと笑う、金神様


「人には人の強さがあんねんーーあんこが母を殺しに行くんも

にくいからとちゃうよ

せやけど、みならってほしくないちからではあんねんから」

そのあと私は二人に聞いてみた

「自分と同じ境遇ね、、まぁ、なんないほうがいいんじゃないの、「金神様」のいってることは本当だと思うぜぇ」

ーーでも、母親を殺しに行かなあかん運命のくだりはしゃべらなかった


聞いてみたいけど、でもーきいちゃいけないきがする

だから、きかない

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