第5話あれ

「ぶは」

夜、電気を消したらいつの間にかーー海に戻ってた

「あれ夢、、、あれれ」

お姉ちゃんが、、、バレーボールを持ってきてくれる

「これは、、ビーチいボールっていうんだぜ」

そうなの

こくりとうなずくお姉さん


「よ、探したよ「狩人」」

「粒子」

お姉さんと同い年らしきその女の人は、左手で私の頭をなでる

優しい手だ

なんだろう、ほっとする

「、、、そういや、「松山みさと」ってまだ見つかってないのか」

ふるふると首を振る粒子さん


「いや、まだだぜっていうか、「犬神」の事件解決して、、、これからすぐ

あの、、、「子奪い」だろぶつちゃけ勝てるか?」

「うーーーん、、やってみねえとわかんねえな」

ーー二人とも、ビデオを見せてくれない

どうしてもと頼んで見せてもらったが

おえええええ、、、気持ち悪い

夜ごはんリバースしちゃった

「な、だからやめとけって言っただろ」

「まぁ、しょうがないよな、これは普通なら一生のトラウマもんだし」

惹きつつった笑顔のお姉さんたち

、、、って、お姉さんたち、これに勝とうって言ってるの?

むりだよ、、、殺されちゃう

「そういうわけにもいかないんだよ」

ー粒子さん何か考え込んでる

「ま、考えたってしかたねぇ、、、「子奪い」とやったろうじゃんか」

肉付きのいい両手をパンとたたく

「おお、それでこそ「粒子」我らがリーダーだぜ」

ーー二人とも強いね


、、、でも、二人ともなんでそんなに強くいられるのかな、、、私にはわかんない

わからないよ

このちからのことも知らないし

私に何ができるんだろう、何が


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