第3話思い出した――
「おーーーい、、、、だからいったじゃんかよ、ほら、おごったげるから、、、水着かいにいくよ」
あ、うんーー、というわけで服屋へ
ところでお姉さんーー、、、服のセンス0を通り越してマイナスじゃない
「いや、だいたい「二重」とかが選んでくれるからな、。、、すまん」
でも、お姉さんのせいじゃないよね、、、水着かってなかった私のせいだよね
っていうか私も服のセンス自信ない、、、、
もともと、組織にいたころはふくなんて、同じ色の3つしかなかったしな
あの頃は毎日が灰色だったから気にしなかったけど
ええい、うらわかき乙女なんだよ、これでも
この、ポケ~っとした口でも
う、、、ん、なんだろ気持ちが沈む
「こんちゃ~す」
そこに若くて元気そうなお兄さんが入ってきた
「熊襲じゃん、なにしてんの」
「何してんのって?バイトまぁ、知っての通りここ俺の叔父さんがやってるところだろ、だから夏休みは駆り出されんの
ーーで、お嬢ちゃんはどんな服がいいの?」
「え、、、っと、、、あの」
うう、、、イケメンオーラがすごすぎるよぅ
で、、でも、私の流名のほうが100倍イケメンなんだから
「お嬢さん思ってることが口に出てるよーーそして、ありがとな
イケメンなんてうちのおばあちゃん以外言われたことなくて」
うそだぁ~^
「ほんとほんと、こいつ一回も持てたことねぇから」
「まぁ、この町の住人ほとんどが知り合いってのもあると思うけど」
で、、、でも、、、告白されたんじゃないですか
「お嬢ちゃん、バカだな俺に、告白する女性がいると思うのかい?」
うん、いる
「いたことねえよ、、、、、いたことないよ、、、っていうか、そもそも、、、チャラい呼ばわりされてるけどナンパの一つもしたことないチキンなんです」
ーーおにいさん、頼むからたおおれないで、、、起き上がってきて
「こいつ、のことは大丈夫だからーー安心しろ、、、たまにああなる」
そ、そうなんですか
「はっ、、、お嬢ちゃんーこれなんでどうかな」
わぁ、花柄のフリルのついたワンピース、、、いいね、これはいいよ
「お前、、、微妙にせんすいいのな」
「いや、微妙って何、、、もともと服のセンスはいいでしょ」
まぁ、それは認めるーーあと、わりとコミュニケーション力たかくて
顔もそこそこイケメンなのに何で彼女いねーんだろ
「やっぱチャラい、、、って思われ」
「かもな」
それはそれとして、あとから差し入れ持ってくるわとお兄さんが言ってくれて
お姉さんと私で海へ出かける
お兄さんは、お姉さんに似合うーーおそろいのワンピースをこれいいんじゃない
ってくれたの
でも、お兄さんー絶対持てるよね
嘘だよね、もてないなんて、ありえないよ
あんなイケメンで、チャラくて、(チャラいは余計か、、、ごめんなさい、お兄さん)
服のセンスのいいお兄さんだよ
「いや、それが何で持てねーのかわかんねーけど持てねえんだよ、、、彼女いない歴イコール年齢で、たしか42さいなんじゃなかった」
「え、ほんとに、ほんとにそうなの」
こくりとうなずくお姉さん
「会社辞めてーー大学生してんの、今ねそんで、寮暮らし」
ある意味作者とは対極だね
「まぁ、作者はまぁ、、そうかもな俺たちと同じで服のセンスがないし、、、でも、軽い性格ってか、調子のいい性格ではあるだろ」
そして、二人で海に入るーーそのとたん、頭の中に声がする
「、、、戻して、、、、私、、、を戻し、、、て、、、おね、、がい、、、、」
ーーそして、私は気絶した
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